備忘簿

日常の呟きを記録する。

ノハナショウブ「野花菖蒲」

2008年06月19日 06時19分06秒 | 野草
アヤメ科の多年草で、言わずと知れた花菖蒲の原種だ。山野の湿地に自生している。この画像は千葉県の成東・東金食虫植物群落に咲くもの。昨日行ってみたら、今真っ盛りだたった。
「いずれがアヤメかカキツバタ」と言うが、色々調べてみると要するに、外花被片の付け根に筋があるが、それが黄色かったら花菖蒲、白っぽかったらカキツバタ、黄色と紫の網目だったらアヤメ。
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コモチマンネングサ「子持ち万年草」

2008年06月18日 06時11分40秒 | 野草
縁起のいい名前だが、子持ちは葉腋にムカゴを持っており、それを言い、万年草はムカゴが秋に発芽して翌年6月頃に花が咲くという越年を言う。
今頃田の脇とか小川の土手などに結構見かけることがどうも最近多くなったようだ。ベンケイソウ科の越年草。花が咲くが種がほとんどできずに、繁殖はムカゴによるそうだ。だから、どんどん増えてゆくと言うことになる。
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クロイトトンボ「黒糸蜻蛉」

2008年06月17日 06時17分45秒 | 昆虫
このイトトンボを初めて見たときは、青い色が飛び抜けて美しく、なんと美しいトンボだろうと思ったものだ。ところが、その名を知ったときには少しがっかりした。単なるクロイトトンボという名だったからだ。
池に捨てられたコーヒーかジュースの空き缶が浮かんでおり、それに止まったクロイトトンボ。空き缶はバランスがとれていて、静かに揺れていた。
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アオモンイトトンボ「青紋糸蜻蛉」

2008年06月16日 06時47分27秒 | 昆虫
「とんぼの目玉は水色めがね、 あ~おいお空を飛んだから~・・・」等という童謡があるが、普通のトンボではあまり青い色のトンボを見たことがない。イトトンボには青い目のトンボがいるようだ。
さて、この画像はアオモンイトトンボの雌雄同色型雌との連結。雌の後ろの方は葉の陰が被さって余りよく撮れていない。何枚か撮ったなかで自分としては何となく惹かれたものがあり「これがいいや」と載せたもの。
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モミジイチゴ「紅葉苺」

2008年06月15日 06時16分31秒 | 樹木
バラ科の落葉低木。今頃黄色い実をたくさん付けて、見るたびにさもおいしそうだと思うことしきり。もちろん子供のときにはたくさん食べたものだ。大人になって食べなくなり、そして最近は年老いたのか子供に返り、数粒とって食してみた。甘酸っぱいその実を食して、子供の頃と同じ味に、にやりと笑ったものだ。
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ヤマボウシ「山法師」

2008年06月14日 06時34分43秒 | 樹木
白い花続きで今日はヤマボウシ。ミズキ科の落葉高木。本当は山野に自生しているのだろうが、我々が見るのはほとんどは庭園樹として植えられているものだ。大きな白い花が木一面に咲いて、風などに揺れている様は大変見応えがある。
花は中央にある緑色の丸いボッチのようなもので、細花が集まったもの。そして白い4枚の花弁状のものは苞だ。ボッチのようなものは果実のように赤く熟し、ほんのりと甘いあじがする。もちろん食用になり、ジャムなどを作ったらおいしいのではないか。
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カザグルマ「風車」

2008年06月13日 06時21分22秒 | 野草
キンポウゲ科の多年生蔓草。何しろ8弁の花は大きく直径は10cm余ほどもある。初めて見たとき、遠目には何か紙くずでも捨ててあるのかと思った程だ。
シーボルトによってヨーロッパにもたらされ、中国原産のテッセンとともに、いわゆるクレマチスの原種となったことは有名。
紫色の花もあるようだが、ここで見られるのは白い花だ。毎年見に行くのだが、やや離れて2ヶ所で見られたのだが、昨年からその一方では見られなくなってしまった。何とかこのところだけは残してほしいものだ。
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ハマナシ「ハマナス」

2008年06月12日 06時46分17秒 | 樹木
いわゆるハマナス(浜茄子)は、本当はハマナシと(浜梨)言い、東北でシをスと訛るためハマナスと言うようになったそうだ。
ところでハマナシは、説明看板によれば「北の海岸砂地に自生する植物で学説による南限は茨城県大野村の鹿島浦砂丘としている。ところが千葉県九十九里町納屋屋敷地先の芝地に自生していることが昭和47年(1972)に発見された」ということで、本当の南限は千葉県九十九里町ということになる。
30m各ほどのところに数十本のハマナシがあり、それぞれ濃い紅色の美しい花を咲かせていた。バラ科の落葉小低木で、花が終わると梨とは言いながら、赤カブのような実を付ける。いつだったか、かじってみるとほんのりと甘い味がしたものだ。
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コウボウムギ「雄株」

2008年06月11日 06時21分32秒 | 野草
コウボウムギは麦とはいえイネ科ではなくカヤツリグサ科の多年草。雌雄異株で、この画像のもは雄株だ。前掲の雌株に比べていかにも雄株然としてほっそりとしている。
雌株は雌株で、雄株は雄株でそれぞれが群落を作っており、雌雄混ざり合った群落というのは少ない。それでは繁殖はどうするのかというと、ほとんど種子によらない栄養繁殖だそうだ。砂の中に茎を伸ばし匍匐前進あるのみと言うことで、版図を広げいている。

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コウボウムギ「弘法麦」

2008年06月10日 06時29分07秒 | 野草
麦と言いながら、実はカヤツリグサ科の多年草。それは、葉を見れば一目瞭然。いわゆる弘法も筆を誤るの例えのごとく、弘法様と言えば筆。穂先が筆に似ていると言うことでこの名がついたようだ。
九十九里浜では大群落がいくつでも見られ、それによって浜砂の移動が妨げられて、安定した砂浜を維持できている。ハマヒルガオよりも波打ち際に近くまで版図をのばしており、最前線にいるという感じがする。
コウボウムギはカヤツリグサ科スゲ属では珍しいそうだが雌雄異株で、この画像のものは雌株。この群落はかなり大きなものだったが、すべて雌株だけの群落だった。では、雄株は?繁殖は?。長くなるので、それは明日。
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