備忘簿

日常の呟きを記録する。

レンリソウ「連理草」

2008年06月09日 06時32分02秒 | 野草
マメ科の一年草。幸いなことに、自宅からほど遠くない公園の茂みに自生している。そこでは一体が草むらで、どこにでも生えていておかしくないのだが、小径で分かれた片側の一部にしか咲いていない。もう一方にはこれもまたそちら側だけに咲く花がある。何とも微妙と言うよりほかはない。
細い葉が茎に対になって羽のようについている羽状複葉だ。これが、あの比翼連理の連理の枝に見立てられて名付けられたという。
このレンリソウの黄花が日本では一ヶ所で咲くのだが、それは滋賀県と岐阜県にまたがる伊吹山。あの織田信長によって薬草園が経営され、諸外国から取り寄せた薬草の中に黄色いレンリソウがあったことによる。昨年、伊吹山に行くことができた折に、念願のキバナノレンリソウを見ることができて大変感激したものだ。
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