備忘簿

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ハマナシ<浜梨>

2012年06月06日 06時34分04秒 | 樹木
バラ科バラ属の落葉低木。別名ハマナス(浜茄子)。その実はカブほどの大きさの赤い色をしているので、赤カブにそっくりだった。そして、その実をかじってみるとほのかに甘い果肉だった。その味が梨に似ているというのでハマナシという名が付いた。それを東北地方で訛ってハマナと発音していたのでハマナスと言われるようにもなったそうだ。だから正式名はハマナシだ。
ところで、でこのハマナシは北の海岸近くの砂地の植物で、北海道などにたくさん見られるが、その南限はどこなのだろうか。太平洋側の南限は学説では、茨城県大野村鹿島浦砂丘と言うことになっている。しかしだ、本当の南限は、私の住んでいる千葉県九十九里町細屋敷納屋地先芝地なのだ。昭和47年(1972)そこに自生地が発見されたのだ。50坪ほどの狭い自生地だが、毎年元気に紅色の美しい花を咲かせている。5月11日、九十九里町で撮影。
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