カヤツリグサ科スゲ属の多年草。砂を掘って根を見たことはないが、図鑑によれば「地中にある暗褐色の古い葉鞘の繊維を筆に使ったと言われ、書道の達人弘法大師にちなんだ名前」という。麦と名が付くがイネ科ではなくカヤツリグサ科だが、その穂の形から麦と言われているようだ。雌雄異株でこの画像のものは雌株。強烈な日光や海水や砂嵐などにじっと絶えて生えている様は、中々見事なものだと思う。今年はこの穂が出るのが遅かった。5月11日、九十九里町で撮影。
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