ヒルガオ「陽にめげず」

夏の陽にめげずに昼も咲いているのでヒルガオ。顔花（貌花、容花）というのがヒルガオの古名らしい。ガオはやっぱり顔なのだ。
アサガオは多分１７世紀頃中国から移入されたもので、ヒルガオに対比した名前だが、古くは朝顔はキキョウのことだったらしい。ところが、アサガオが入ってきてその名を獲ってしまったものだ。アサガオには朝顔しか付けようがなかったのだろう。
ヒルガオもアサガオもコヒルガオもヒルガオ科の植物で、アサガオ科とは言わないのが面白い。だから、そう言ったものを代表するのがこのヒルガオと言うことになる。