備忘簿

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ハマナシ「訛ってハマナス」

2006年06月01日 06時13分20秒 | 樹木
私は、毎年北海道旅行をしているが、そのきっかけはハマナスの花が見たかったからなのだ。最初は小清水原生花園でオホーツク海を背景に咲くハマナスの花を見て感激したものだ。ところが、ハマナスの自生地の南限というのが太平洋側では茨城県鹿島郡大野村(現在は鹿嶋市)だと言うことが分かった。いつかは行ってみようと思っていたところ、何と私の住んでいる千葉県が実は本当の自生地の南限だったのだ。場所は九十九里浜に面した九十九里町細屋敷納屋地先と言う所である。ハマナスとは実はハマナシなのだ。ナシのシを東北弁でスと訛ったものだ。早速、数日前に行ってみると、100㎡ほどの所に柵があり、その中にハマナシ(関東なので訛らない)が数十株自生しており、今盛りと花が咲いていた。わずかな自生地だが、将来にわたって無くならないように大切に保護管理して欲しいものだ。ちなみに、日本海側の自生地の南限は鳥取市白兎・西伯郡中山町松河原ということになっているらしい。画像は、九十九里町のハマナシ。
コメント (1)
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