■タゴ事件発覚から24年半が経過した今年の年の瀬、2019年12月25日(水)午後7時から、安中市役所3階305号会議室で、住民を対象にした報告会が開催されたのに引き続き、翌12月26日(木)午後7時から、安中市役所松井田庁舎の基幹集落センター1階研修室で、住民ら約17名が集う中、開かれました。その一部始終を、市民オンブズマン群馬の会員の協力により録画で記録しました。とりわけ、旧松井田町の住民の皆様は、2006年の安中市との合併により、この理不尽な巨額横領事件の尻拭いをさせられており、報告会の参加者数は前日の半分以下でしたが、報告会の中で痛烈な批判が相次いで出され、予定時間を15分ほどオーバーするほどでした。ぜひ、この史上空前、そしておそらく絶後の51億円巨額横領事件について、安中市民の皆さんはもとより、ひろく内外のかたがたに一人でも多く、知っていただけるよう、この動画を見ていただきたいと思います。なお、冒頭の市・公社側の説明は前日25日の安中市役所での報告会と同様なので省略し、参加者との質疑応答の部分のみを動画に記録しました。
安中土地開発公社51億円横領事件の群馬銀行との和解20年後の報告会 (松井田庁舎)
https://www.youtube.com/watch?v=EefyFKU6vnQ
12月25日の安中市役所での報告会には、上毛新聞の記者が取材を兼ねて参加していました。27日の社会面に次の記事が掲載されました。
**********上毛新聞2019年12月27日
安中市元職員の巨額詐欺 経緯、支払い方報告 公社と市
安中市元職員による市土地開発公社を巡る巨額詐欺事件で、公社と市は25、26の両日、市役所などで報告会を開いた。群馬銀行との和解から20年が経過し、これまでの経過や今後の支払い方法などを報告した。
事件は1998年、公社と市が連帯して同行に24億5千万円を支払う和解が成立。初回に4億円、それ以降は毎年2千万円ずつ支払い、10年ごとに再協議して支払い方法や金額を決めることになっている。
市役所での法国会には市民約20名が出席。和解以降の経緯のほか、今後10年もこれまでと同様に毎年2千万円を支払う内容で合意した事などが報告された。公社の事業が順調に進めば、将来的には早めの完済を視野に入れるとの方針も示された。
質疑では出席者から「元職員からしっかり回収すべきだ」「若い人の負担にならないように早期の返済に向けて協議して」などの声が上がった。
報告会は松井田庁舎基幹集落センターでも開かれた。
**********
なお、当会では、26日の松井田庁舎での報告会終了間際に、次の内容の行政文書開示請求書を茂木英子・安中市長に直接手渡しました。これは、タゴ51億円事件に関連して、毎年当会が行っている恒例の情報開示請求手続きの一環です。
*****行政文書開示請求書*****
<開示を請求する行政文書の内容又は件名
(1) 安中市土地開発公社を巡る巨額詐欺横領事件により、安中市が同公社の保証人として、令和元年12月25日に群馬銀行に対して支払った民事訴訟の和解条項に基づく2000万円の支出にかかわる一切の情報。
(2) 市が保証人として、同公社が元職員に対して平成11年に損害賠償請求を起こし、同年5月に勝訴した判決に基づき、元職員及びその親族からこれまでに財産差押や寄贈等を通じて損害金を回収してきた経緯のうち、平成30年12月27日以降、現在に至るまでに為された損害金回収に関わる一切の情報。
(3) 今回の和解後20年目の対応に関連して、相談を依頼した弁護士に実際に支払った弁護料及びその内訳がわかる情報
**********
年明けの1月下旬までには、何らかの情報開示が行われるでしょうから、おって開示情報はこのブログでご報告します。
【市政をひらく安中市民の会事務局】
※配布資料一式:ZIP ⇒2019122526ynjsa20n.zip
※参考資料
〇2006年4月13日:安中市巨額詐欺事件の詳細情報↓
https://newmatsuida.web.fc2.com/madom.htm
安中土地開発公社51億円横領事件の群馬銀行との和解20年後の報告会 (松井田庁舎)
https://www.youtube.com/watch?v=EefyFKU6vnQ
12月25日の安中市役所での報告会には、上毛新聞の記者が取材を兼ねて参加していました。27日の社会面に次の記事が掲載されました。
**********上毛新聞2019年12月27日
安中市元職員の巨額詐欺 経緯、支払い方報告 公社と市
安中市元職員による市土地開発公社を巡る巨額詐欺事件で、公社と市は25、26の両日、市役所などで報告会を開いた。群馬銀行との和解から20年が経過し、これまでの経過や今後の支払い方法などを報告した。
事件は1998年、公社と市が連帯して同行に24億5千万円を支払う和解が成立。初回に4億円、それ以降は毎年2千万円ずつ支払い、10年ごとに再協議して支払い方法や金額を決めることになっている。
市役所での法国会には市民約20名が出席。和解以降の経緯のほか、今後10年もこれまでと同様に毎年2千万円を支払う内容で合意した事などが報告された。公社の事業が順調に進めば、将来的には早めの完済を視野に入れるとの方針も示された。
質疑では出席者から「元職員からしっかり回収すべきだ」「若い人の負担にならないように早期の返済に向けて協議して」などの声が上がった。
報告会は松井田庁舎基幹集落センターでも開かれた。
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なお、当会では、26日の松井田庁舎での報告会終了間際に、次の内容の行政文書開示請求書を茂木英子・安中市長に直接手渡しました。これは、タゴ51億円事件に関連して、毎年当会が行っている恒例の情報開示請求手続きの一環です。
*****行政文書開示請求書*****
<開示を請求する行政文書の内容又は件名
(1) 安中市土地開発公社を巡る巨額詐欺横領事件により、安中市が同公社の保証人として、令和元年12月25日に群馬銀行に対して支払った民事訴訟の和解条項に基づく2000万円の支出にかかわる一切の情報。
(2) 市が保証人として、同公社が元職員に対して平成11年に損害賠償請求を起こし、同年5月に勝訴した判決に基づき、元職員及びその親族からこれまでに財産差押や寄贈等を通じて損害金を回収してきた経緯のうち、平成30年12月27日以降、現在に至るまでに為された損害金回収に関わる一切の情報。
(3) 今回の和解後20年目の対応に関連して、相談を依頼した弁護士に実際に支払った弁護料及びその内訳がわかる情報
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年明けの1月下旬までには、何らかの情報開示が行われるでしょうから、おって開示情報はこのブログでご報告します。
【市政をひらく安中市民の会事務局】
※配布資料一式:ZIP ⇒2019122526ynjsa20n.zip
※参考資料
〇2006年4月13日:安中市巨額詐欺事件の詳細情報↓
https://newmatsuida.web.fc2.com/madom.htm
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