市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

【安中市庁舎建替え問題】安中市議会における庁舎建設等特別委員会の議事概要の開示で分かった小田原評定

2020-10-18 23:27:00 | 安中市庁舎建替えに伴う予算過大問題
■現在、安中市庁舎の建て替えを巡り、安中市が選んだメンバー主体に16名による市民懇談会が6月から毎月下旬に開催され、今月下旬に第5回目となる最後の会議が開催される予定です。その後、どのように進められるのか市側からの説明はなく、あとは市側の思惑で計画が進められるのではないかと、市民の間で懸念の声が上がっています。
 こうした中で、市民から選ばれた議員で構成される安中市議会では、「庁舎建設等特別委員会」を昨年12月に立ち上げ、これまで10回にわたり、市庁舎建替えの件で話し合いをしています。
 今年8月29日発行の安中市議会最大会派の新政会会報(令和2年夏号)にも「庁舎建設等特別委員会では、庁舎の規模や建設場所等について話し合っており、現庁舎位置と旧安中高校跡地とのメリット、デメリットについてまとめ、庁舎建設場所を9月までに決定していく予定であります。」と報告があります。
※2020年8月29日発行「新政会会報(令和2年夏号)」 ZIP ⇒ 20200829vv.zip




 そのため、当会では、9月に開催された庁舎建設等特別委員会の議事録の情報開示請求を、次の通り行いました。

**********
<開示を請求する行政文書の内容又は件名>
市庁舎に関わる安中市議会における委員会での会議に関連する次の情報
(1) 庁舎建設等特別委員会(9月8日分)の会議録(文字起こしができていない場合は、会議を録音した音源の視聴)
(2) 庁舎建設等特別委員会の会議(9月17日分)の会議録(文字起こしができていない場合は、会議を録音した音源の視聴)

**********

 その結果、10月5日に開示通知があり、10月9日に開示された資料を受領しましたので、ご報告いたします。
※2020年9月5日:安中市行政文書開示決定通知書
ZIP ⇒ 20201005scjmi98y17j.zip

■開示された9月8日と9月17日の同委員会の会議概要は次の通りです。

*****9/8第9回会議概要*****ZIP ⇒ 20201009109ictvj.zip
第9回庁舎建設等特別委員会(会議概要)
               令和2生9月8日
               委 員 会 室
1.開 会 <9:57>
2.事 件
(1)庁舎建設の方法について
 罍委員、佐藤委員、櫻井委員、松本委員、遠間委員、武者委員、柳沢委員、小川副委員長、田中委員長、今井議長が発言
概要:庁舎建設方法の位置、規模をまとめた構想について、各委員より報告があった。
   報告後に行われた協議は、おおむね次のような内容であった。
  ・提出された構想は、地域を巻き込んだ構想と庁舎建設のみを考える構想に分かれているように感じる。
  ・ただ建物の位置を決めるのではなくどこに市役所を置くのかという視点、市役所周辺地域をどのように整備していくかという視点が重要である。
  ・人口減少、財政規模を考えるべき。
  ・既存庁舎の活用も考えるべき。
  ・合併特例債ありきな拙速な議論を進めるべきでない。
  ・西毛広幹道沿いでの建設は、通学路と出入り口が近すぎるので反対である。
   また、各候補地について民間業者に調査依頼すべきという意見が出され、おおむね次のような協議が行われた。その際、今井議長から、民間による調査をしたいのであれば、委邑会として執行部に提案、要望するしか方法がないのて はないかという助言があった
  ・民間調査会社に依項して各候補地の将来性について客観的に見てもらうのが良いのではないか。
  ・議会で行うのは金銭的に難しい。
  ・民間の意見ではなく議会委員会としての考えをまとめ提案するべき。
  ・議論のべース、裏付けとなる知識を得るための調査が必要では。
  ・調査依頼を中間報告に含め、早めに行うべき。

   委員長判断により、中間報告に先立って執行部に調査依頼、要望をする際の調査内容について、次回までに各委員においてまとめることとなった。

(2)その他
①庁舎建設等特別委員会の傍聴について
 櫻井委員、柳沢委員、罍委員、遠間委員、田中委員長が発言
概要:市民からの特別委員会傍聴希望についてコロナウイルス感染予防のため断られたとの相談があったが、感染リスクは低いと思われるので、受け入れるヘきではないかとの意見が出された。これに対し、万が一の時に責任が取れない、傍聴案内は事前に広く伝えられるべきである、市内でも感染者が出ている状況である、といった意見が出され、委員長判断により当面の間は傍聴を遠慮していただくこととなった。
②次回の委員会の日程について
 田中委員長が発言
 概要:次回の委員会の日程は9月1 7日 議員研修会終了後となった。

3 閉 会 <11:22>

=====庁舎建設等特別委員会出席表=====
                      令和2年9月8日開催
                      開会時間:午前9時57分
                           (午前10時予定)
                      閉会時間:午前11時22分
                      場  所:小会議室
所属      氏名         摘要
委員長    田 中 伸 一    〇
副委員長    小 川   剛    ○
新政会     罌   次 男    〇
新政会     遠 間 大 和    〇
新政会     小 林 訂 史    ○
民声クラブ   佐 藤 貴 雄    ○(副議長)
共産党     櫻 井 ひろ江    〇
公明党     武 者 葉 子    ○
無所属     松 本 次 男    ○
無所属     柳 沢 吉 保    ○
議長      今 井 敏 博    ○

=====第9回庁舎建設等特別委員会次第=====
                  令和2年9月8日
                  委 員 会 室
1,開会
2.事件
(1)庁舎建設の方法について
(2)その他
3.閉会

=====各派配布資料(新政会)=====
                    2020年9月8日
                      新 政 会
        庁舎建設等特別委員会
1.建設場所
  旧群馬県立安中高校跡地及びその周辺(西毛広域幹線道路沿線)
2.規模
  ここでの規模とは、行政庁舎のみが前提
  目標となる人口・職員数等を明確にし、基準に当てはめ面積を算出
  松井田支所は有効活用(公・民関わらず)
  ※複合施設とする場合
     …民間に場所・規模・面積・どのようなものを入れるのか等提案してもらう。
3.機能
  *防災拠点としての機能
  *危機管理機能
  *セキュリティ機能(執務機能) 
  *ユニバーサルデザイン(窓口機能)
  *プライバシー配慮(窓口機能など)
  *市民利便機能(市民活動室、飲食スペース、売店など)
  *開かれた庁舎(情報コーナーの設置、多目的スペースなどの工夫)
  *省エネ・省資源(自然エネルギーの活用・整備など省エネ技術の導入 環境負荷の低減)
  *周辺環境・警官配慮(周辺地域を踏まえた施設計画、デザイン面の配慮、緑化や広場など空間の計画)
  *窓口駐車場の利便性
  *柔軟性・経済性(フレキシビリティの確保、ライフサイクルコスト)
  *史睦室空間などの機能性、会議スペースの確保、書庫
  *議会機能
  *アーカイプ機能
  *ICTを活用した機能(テレワーク等にて対応)
  *高度情報化に対応するための機能(サーバー室→バックアップ(松井田支所)情報管理室の整備)
  *ランドマークとしての機能
  *まちの賑わいを形成できる場(市民の職員も利用できるカフェ等、地産地消の食堂や売店の整備)
  *その他機能(公共交通の有効活用、周辺整備の核としての整備)

=====各派配布資料(民声クラブ)=====
庁舎建設等特別委員会        2020/9/7 第9回委員会資料
                       民声クラブ
◎本庁舎のあり方について
1.建設場所
  旧群馬県立安中高校跡地及びその周辺
2.規模
  市庁舎として必要な機能とその他に必要な機能及び十分な来客用駐車場が確保できる面積
3..機能
・上下水道部、松井田支所、公立碓氷病院以外の部署が入る
・大規模災害時における市民の生命・身体・財産を守る防災拠点施設、災害対策本部等としての機能
 ワンストップサービス等、総合窓口の設置と市民サービスが十分おこなえる
・ハード面・ソフト面ともにバリアフリー化されたユニバーサルデザイン
・十分な執務スペースや相談室等
・防犯カメラ等のセキュリティー機器の配置
・省エネルギー・環境負荷低減対策
・市民や各種団体へ提供できるスペース
・倉庫等のスペースの確保
・福利厚生施設(食堂・売店等)や福祉販売スペース、市民ロビー等の配置
・火災や地震等の災害時に職員や市民が危険なく避難できる通路や空間の確保
・トイレはウオシュレットや男女ともにおむつ替え場所を確保し、だれでもトイレやオストメイト等の多目的なトイレも各階に配置
・議場等の議会機能は多目的に活用可能な機能を有し、フラットな傍聴席や母子室の配置等 文字通り市民に開かれた議会とする
・複合施設(商業施設・庁舎機能以外の公共施設-公共に準じた施設・ホテル等)を併設する場合は市民ニーズを的確に把握し、PFI等を活用しコスト削減を目指す
4.その他
・松井田庁舎は松井田支所機能(現状では総務管理課と住民福祉課)と、松井田地域とその周辺において特に市民ニーズが高い機能が入る
・谷津庁舎は現状のまま上下水道部を置く
・各公民館・住民センターにおいては住民票の写しや印鑑登録証等の取得など、市民サービスをおこなう
・現庁舎は新庁舎のみ残し、西毛広幹道沿いにある利点を生かした利活用をおこなう
・現庁舎周辺から新庁舎(安中高校跡地)周辺、さらに武家長屋から文化センターへ連なる地域は、まちなかの賑わいを創出するエリアとして、あるいは公共ゾーンとして一体的な整備をおこなう

=====各会派配布資料(公明党)=====
安中市庁舎建設建て替え案
                  会派 公明党
1.場所   旧安高跡地 街づくりにマッチしたデザイン
       現在庁舎の各部局、 上下水道部、
       防災拠点 (太陽光発電システム、非常用電源)
       ワンストップ相談窓口、キッズコーナー、授乳室、
       駐車場兼広場
2.新庁舎(現)の活用
       1階 保健センター
       2階 教育委員会
       3階 会議室等
       現駐車場は、駐車場兼イベント広場
3.松井田支所
       1階 (現)市民サービス、産業部
       2階 議会棟、社会福祉協議会(松井田)

=====各会派配布資料(柳沢吉保)=====
                    2020年9月8日
                    柳沢 吉保
        庁舎建設等特別委員会
1.庁舎建設について
(1)建設場所
   旧安中高校跡地
2.旧安中高校跡地に建てるメリット
(1)旧安中高校跡地へ庁舎を作るメリット
  ①群馬県から土地を購入しているため、市民の理解を得やすい。
  ②新庁舎建設中に市民サービスが従来どおり行なえる。
  ③借庁舎を建てる必要がない。
  ④現庁舎から近く引っ越しなども便利。
  ⑤武家長屋や文化センターも近く一体感が増す。
(2)旧安中高校跡地へ庁舎を作るデメリット
  ①周りに空き地もなく、新たな開発には不向きである。
3.松井田支所の活用について
  松井田住民のためにも支所の機能は維持する。
                    以 上

=====各会派配布資料(清風クラブ)=====
                   2020年9月8日
                   清風クラブ
        庁舎建設等特別委員会
1.庁舎建設について
(1)建設場所
   新しい場所への移転
   安中市安中の信越線近傍(碓氷川七曲り橋南東)
2.新しい場所に移転するメリット-デメリット
(1)メリット ―これからの「安中市の新たなまちづくり」が可能-
  ①市役所を核にした街づくりが可能。将釆の街発展の可能性が広がる。
  ②広い敷地により、駐車場が広く取れ、複合施設の建設も司能。
  ③庁舎建設中の業務が継続でき、仮設庁舎の建設がいらない。
  ④引っ越しが一度で完結する。
  ⑤信越線に近いので、今後の新駅の建設で利便性が増す。
  ⑥西毛広域幹線道路沿線になり、クルマや電車の利用ができる。(公共交通)
  ⑦行政と民間が連携したPPP/PFIを活用した効率化が図りやすい。
  ⑧コンパクトシティの街づくりができる。(税収が減少しインフラ整備費が増加)
(2)デメリット
  ①土地購入、用途地域の変更などに時間がかかり、建設が遅れる。
  ②候補地の選定や市民の理解に時間がかかる。
  ③インフラ整備が必要になる。
3.松井田支所の活用について
  支所の機能は維持し、支所だけでは足りない広さの新庁舎の建設を進める。現在も教育部や産業経済部等があるがそのまま維持し、農業姿員会も松井田支所に移設する。議場も使えるので議会は松井田支所で開催する。(ウェブ会議を活用)
4.現庁舎の活用と旧安中高校の活用について
  民間会社の街づくりの知恵を借りるため天手会社とコンサルタント契約を結び、安中市全体の街づくりのアイディアを出してもらう。
(1)現庁舎の活用
   耐震性のない旧庁舎、中庁舎は解体し市民広場と駐三場にする。東側の新庁舎は耐震性もある建物なので市民から要望の高い市民ギャラリー等の絵や書道、華道などの展示スペースとして残す。保健センターもまだ使える建物なので、活用を考える。
(2)旧安中高校跡地
   当面は建物等は映画撮影用に残し、グラウンドは整備し、防災拠点とする。将来的には建物も解体し旧安中地域の観光拠点とする。武家長屋や奉行役宅、皇女和宮御宿泊や安中キリスト協会、郡役所も近く観光ポイントして開発する。
                      ―以 上―

=====各会派配布資料(共産党)=====
        庁舎建設に関する考え方
                      令和2年9月8日
                     日本共産党安中市議団
1.基本的な考え方
  ①既存施設の活用
  ②現地での改修・改築
  ③新たな建物は必要最低限のものとする。ただし、今後市民ニーズに応えるものも取り入れる。(市民サロン的なもの、防災関係等)
*市の将来人口が減少するとの見通し(国立社会保障・人口問題研究所の推計、及び「安中市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(平成27年度策定)等による)の中、将来における負担増を避けるべきであり、借金に頼らない財源規模とするべきである。
*防災の観点から、今後は、分散型を考えていくべきである。
*現状での業務遂行が危険だとすれば、緊急避難的にも他の場所への移動が必要となるのではないか。
*駐車場は、安中高校跡地を利用する。
2.既存施設の活用について
ア、工事期間中の既存施設の活用(どうしても足らない分は、プレハプ建物で対応する)
  ・市役所本庁舎内(旧庁舎、中庁舎を除く)、松井田支所庁舎内、松井田保健センター谷津庁舎内、元法務局建物等の活用をする。(必要ならば、本庁舎2階等での建て増し等も検討する)(別紙1)
  ・緊急避難的な移動に際しても活用することが出来る。
イ、工事期間中及び緊急避難的な場合の具体的な活用案
  ・福祉課、子ども課⇒元法務局跡
  ・市民生活課⇒消費生活センター内
  ・土木課、建築住宅課、都市整備課谷津庁舎2階等
  ・当直室⇒
  ・市長室、副市長室⇒応接室
  ・秘書課、財政課、企画課⇒東庁舎2階会議室
  ・行政課、危機管理課⇒プレハブか3階テラスなどへの建て増し
  ・サーバー室⇒東庁舎2階相談室
  ・3階の職員組合⇒松井田庁舎
  ・議会関係⇒松井田庁舎
  ・会議室⇒3階委員会室
ウ、庁舎建設後の再編は、工事期間中の活用案を踏まえて別途検討し、建設案をつくる。
  案としての図面(別紙)
3.その他
  ・職員数…5万人→ 366人、4万人→ 288人、3万人→ 216人(第3回市民懇談会にて)
  ・用途地域の見直し…計画案ができてから約1年
【別紙図面(省略)】

=====各会派配布資料(松本次男)=====
                  2020/9/8 松本次男
       庁舎建設のあり方について
○旧庁舎-中庁舎・西庁舎(耐震性能が低い)を取り壊し、現在地に建て替える。
○延床面積については3,000㎡以内とし、(現)新庁舎・保健センター・谷津庁舎及び松井田支所の利用を再検討する。
○庁舎の複合施設化は考慮しない。
○建設期間中、仮設庁舎及び来庁者用駐車場として旧安中高校校舎・校庭を利用する。
○財源については、合併特例債を活用する(令和7年度までに完成)こととし、早急に「(仮称)庁舎建設準備室」を設置する。

*****9/17第10回会議概要*****ZIP ⇒ 20201009210ictvj.zip
第10回庁舎建設等特別委員会(会議概要)
               令和2年9月17日
               委 員 会 室
1.開 会 <11:10>
2.事 件
(1)庁舎建設の方法について
 遠間委員、武者委員、櫻井委員、佐藤委員、松本委員、柳沢委員、小川副委員長、 田中委員長が発言
概要:庁舎建設の位置等について執行部へ調査を依頼する際の内容について各委員より報告があった。文書のほか、口頭で下記のような報告があった。
  ・議会が自ら考えるべきで、執行部もしくは民間に調査を依頼することは今の段階では必要ないと考える。調査をするのであれば、安中市と状況が類似する自治体への視察を行うのが良いと考える。(民声クラブ・佐藤委員)
  ・委員会内で論点整理を行えば良いと考える。また、まちづくりの視点に立った庁舎のありようを検討していくのが良いと考える。(松本委員)
  ・調査依頼などせず、近隣への視察を行うのが良いと考える。(柳沢委員)
   報告後、特に協議なく、報告された意見をもとに正副委員長が執行部への依頼内容や期限等をまとめ、依頼することとなった。
(2)その他
①今後の庁舎建設等特別委員会について
 遠間委員、田中委員長が発言
概要:今後の議題等について協議が行われ、視察も大事であるので受け入れ先の可否次第ではあるが、検討していくべきとの意見が出され、視察を検討することとなった。視察先や日程については正副委員長の一任となった。
②次回の委員会の日程について
 田中委員長が発言
概要:次回の委員会の日程は視察に合わせ、正副委員長の一任となった。
3 閉会 <11:22>

====庁舎建設等特別委員会出席表=====
                      令和2年9月17日開催
                      開会時間:午前11時10分
                           (議員研修会後)
                      閉会時間:午前11時22分
                      場  所:小会議室
所属      氏名         摘要
委員長    田 中 伸 一    〇
副委員長    小 川   剛    ○
新政会     罌   次 男    〇
新政会     遠 間 大 和    〇
新政会     小 林 訂 史    ○
民声クラブ   佐 藤 貴 雄    ○(副議長)
共産党     櫻 井 ひろ江    〇
公明党     武 者 葉 子    ○
無所属     松 本 次 男    ○
無所属     柳 沢 吉 保    ○
議長      今 井 敏 博    ○

=====第10回庁舎建設等特別委員会次第=====
                  令和2年9月17日
                  委 員 会 室
1,開会
2.事件
(1)庁舎建設の方法について
(2)その他
3.閉会

=====各派配布資料(新政会)=====
                      2020年9月17日
                        新 政 会
          庁舎建設等特別委員会
1.調査項目
  *有事においての建物倒壊の危険性
  *防災拠点(災号対朿部等としての機能など)
  *建設場所・規模・面積
  *複合施設化のシュミレーション
  *公共交通の再構築
  *周辺整備の核としての整備
  *ランドマーク化出来るか
  *庁舎建設に当たっての想定人口
  *省エネ・省資源化(自然エネルギーの活用・整備など省エネ技術の導入環境負荷の低減)
  *周辺環境・景観配慮(周辺地域を踏まえた施設計画、デザイン面の配慮、緑化や広場などの空間の計画)
  *候補地を第三の場所(現在地・安中高校跡地以外)とした場合、有効利用出来る庁含等の利活用
  *柔軟性・経済性(フレキシビリティの確保、ライフサイクルコスト)
  *松井田支所の民間化(住民票発行等の機能を無くす訳ではありません)
  *PPP・PFI等を含めた財源
  *国・県の補助金等の活用
  *庁舎建設による市民サービスの向上

=====各会派配布資料(公明党)=====
      安中市庁舎建設に向けた調査依頼
                         会派 公明党
1.庁舎建設の場所の選定
  ・安中市の長期展望に立った庁舎建設の場所の選定案
  ・防災拠点機能、市民サービスの向上機能を備える。
2.庁舎(現)、松井田支所など既存施設の有効活用
  ・まちづくりの観点からの総合的な活用案

=====各会派配布資料(清風クラブ)=====
       庁舎建設等特別委員会
1.庁舎建設における民間での調査項目について
  これまで安中市として事前庁舎立替準備会議で論議を進めてきました。建設場所については、①現庁舎の場所、②旧安中高校跡地、③その他の場所についての3案が出され論議してきました。会議の経過から庁舎立替準備会議で出されている結論について現時点では、旧安中高校跡地の移転が現実的とされています。視察先も埼玉県北本市、茨城県稲敷市、長野県小諸市と3拠点の視察となっています。
  調査が不足している点は、行政庁舎のみの建替えしか論議しておらす、少子・高齢化社会が進む中、本市の発展性や市民の利便性、財政状況が厳しくなる中における民間活カ(複合施設)を導入した庁舎建設など、多くの情報が取れる社会環境の中で不足していると考えます。
  民間調査会社で安中市の庁舎建設について調査し、一つの考え方として参考にすることも必要であると考えますので調査を要望するものであります。
(1)調査してもらう庁舎建設場所
  ①現庁舎の場所
  ②旧安中高校跡地
  ③西毛広域幹線道路沿線(信越線付近)
(2)調査項目について
  ①市民の利便性
  ②本市の将来の発展性の面から
  ③防災拠点として相応しいか
  ④コンパクトシティーとして核となるか
  ⑤公共交通の利便性が高められるか
  ⑥庁舎建設後に周辺の開発が進むか
  ⑦本市が発展していくために他地域の中での安中市の在り方
   群馬県全体で考えた場合
   西毛圏で考えた場合
  ⑧人口減に対応した街づくり観点からどうか
                     ―以上―

=====各会派配布資料(共産党)=====
      庁舎建設等特別委員会資料として
                        令和2年9月17日
                        日本共産党安中市議団
調査の依頼項目
1.仮庁舎として
 ①工事中等の仮庁舎としてプレハブなどで3億円前後必要と言われているが、今ある庁舎等を使った場合、どれだけのスペースを充てることができるか。
 ②旧安中高校の建物も仮庁舎として使うことに検討の余地ありという答弁があったが、プレハブを使わなくても間に合うか。
ー至、および防災拠点として必要な部屋等の面積
**********

■以上のとおり、今年9月に市庁舎建替えの場所の選定について、議会では9月までには建設場所を決めたいとしていましたが、結局、自分たちでは決められず、専門業者など外部委託にする方向も打ち出されたものの、やはり自分たちで判断しなければ、という、優柔不断な協議を繰り返しているのが安中市議会の現状です。

 そして、最後は結局自分たちで判断するにしても、その前に近隣の自治体で最近市庁舎を建て替えた事例を視察に行こう、というのが現時点での今後の方針のようです。

 ちなみに安中市議会事務局の岡田事務局長によると、次回の庁舎建設等特別委員会の日取りは未定とのことです。

【ひらく会情報部】

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