■来年4月の安中市長選に3選目の出馬を狙う岡田義弘・安中市長ですが、いよいよ選挙準備のため、安中土木事務所の南にある、電気ガス水道完備、エアコン付きの牧草小屋兼選挙事務所の前の3000㎡近い大駐車場の整備が佳境に入りました。11月27日の昼過ぎに、地元から業者が工事を再開したという情報が寄せられたため、午後3時過ぎに隣接地権者が現地を視察してみると、軽トラで乗り付けた業者らしき出で立ちの作業員が一生懸命県道安中・富岡線の歩道脇の地均しをしていました。
↑黙々と作業する男。↑
小川:精が出ますね。(と声を掛けると、その作業員が顔を上げました。なんと岡田市長です。平日の真昼間、作業着姿の市長を見て、絶句してしまいました)
↑顔を上げた作業員はなんと市長だった!↑
市長:小川さん、この間来ていただいて。
小川:これはちょっとね、しかしね。
市長:小川さん。これはどういうことかね。
小川:これは私のところではないので、あそこ(安中土木を指差して)に聞いてください。
市長:小川さんちのほうはどうだい。小川さんのほうは直で、ここにきたら扇になっているっていうのはいったいこれはどういうことだい。
小川:私は知らないので、いまから一緒に行きません?あそこ(安中土木を指差して)に。
市長:それで、小川さん。小川さんの文章をみました。みました。
小川:あれ?なんの?
市長:ツヨシ君のところに送った・・。これをするときに小川さんは一言も話がなかったじゃない。
小川:私がしたんじゃないって言っているじゃないですか。
市長:そんなこたあない。
小川:じゃあ、行きましょう。あそこ(安中土木を指差して)へ。
市長:本人の承諾がなくってなぜ(この入り口が)できる?
小川:だけど、これはひどいね。だけど。
市長;ひどいんなら、どうにでも、済むように、気の済むようにしたらいかがですか。
小川:だけどここはね、官地なんですよ。
市長:官地だから、どうなんですか?小川さん、それでいいんですか?
小川:私のところは関係ないよ。ここだよ。
市長:そんなことはねえでしょう。そんなことはねえでしょ・・。
小川:ねえ、岡田さん。市長さんなんだから。やっぱり社会的にね、ルールをまもりましょう。
市長:し、市長なんて関係ない。個人の財産なんですから。個人の財産は、個人の財産。
小川:個人じゃない。この下にボックスが埋まっているでしょう。この上はおたくが借りているんでしょう?
市長:あれでしょう。
小川:そっちは関係ない。いずれにしてもね。あの延長線のここね。お願いしますよ。
市長:そーんな、ここするときに話はなかったですか?ここに境があった。それで、承諾したんでしょ?
小川:私は佳充さんと話したんだ。これはひどいわ。とにかく。
市長:承諾したんでしょ?
小川:していないよ。これはひどい。それにしても。とにかくこれはひどい。
市長:役所は、本人が承諾しなけりゃ、馬入れなんか作れませんよ。あった所じゃないんですか。
小川:えっ、何?もう一回言って。
市長:これは、馬入れがあったんですか?無いんでしょ?
小川:馬入れは、だから、あんたと話したんじゃないんだ。
市長:無かった所に作るんは、本人が承諾しなくっちゃ作れませんよ。小川さんが承知したからできたんですよ。
小川:違う、違う。みんなあんたが勝手にやったことだよ。
市長:じゃあそうに書いたらどう。そうに書いたらどう。
小川:あんたがみな勝手にやったことだからさ。困ったもんだね、しかし、これ。
市長:小川さん、小川さん。あの杭はじゃあどうやって打ったんですか?
小川:あんたが勝手に埋め立てたから境界が判らなくなるじゃないですか。とりあえず、耕作している畔と耕作地の境の所に打った…打ったといいうか、(鉄筋棒を)指しておいたんだよ。
市長:そんなこたぁねぇよ。
小川:あんたが何の断りもなく、大手組に埋めさせたんじゃないですか。
市長:その前に打ってあったんですよ。打ってあったんですよ。
小川:私はね、佳充さんとね。ちゃんと話をしていた。佳充さんが、悪いけど、上の田んぼと表面を面一にしたいから、少し下の田んぼを埋めてもいいかね、というから、ああ、農業をし易いようにするんだったら、私は全然かまいませんよと…。
市長:そんなことはないよ。反対したじゃない。反対したじゃない。
小川:…と言ったらね、あんたが、ここまで土を積んだんじゃないか。ひどいもんだねえ。しかしねえ。
市長:反対したじゃないですか。
小川:あのね、ルールというものがあるんだから。きちんとまもりましょうよ、やっぱり。
市長:んだから、どうにでもしたらいかがですか。
小川:いや、別にしないですよ。ずーとね。岡田さんとは村の付き合いだし、同し檀家だし、ずーっとお隣さん同士でですね。未来永劫お付き合いしなけりゃならないんだから。
市長:うち(市長の自宅)の裏の入り口はどうしたん?。 (当会注:岡田市長の菩提寺所有地ネコババ問題のこと。詳しくは
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/337.htmlを参照)
小川:ああ、あんたが勝手にあの…
市長:どうしたん?
小川:騙くらかして取ったんじゃないか。
市長:どうした?
小川:よくやるよね、しかしね。
市長:あれだけ書いて。
小川:あれだけやって、お寺さんからよくバチがあたらないと思うよね。だから、その話はともかくね、ここはきちんと官地のところはやっぱりね。場所を確定してもらいましょうよ。ほんとに。…(黄色い杭が打ってあるので)いつのまに、これ誰が打ったん?岡田さん?これ。
市長:小川さん、この入り口作るのに話がなかったじゃない?
小川:それはね、佳充さんが突然、うちの分は要らないって言ってきたんだよ。で、設計変更を勝手にしたのはね、群馬県なの。だから群馬県に一緒に行きましょう。
市長:(自分で)行って話をきいてください。
小川:わかりました。ところで、これはやっぱりお正月の用意ですか?来年の選挙?
市長:そんなこたぁ、関係ないですよ。
小川:全部、垂直に(石積みを)やるわけね?
市長:・・・・(もくもくとスコップをふるう)・・・・・
小川:5、6台は余計に停められるかな。
市長:管理保全です。
小川:うちのほうに人とかモノは入れないでくださいね。
市長:・・・・・
小川:このあとのご予定はどうされるんですか。
市長:・・・・・(もくもくとスコップをふるう)・・・・・
小川:汗かいて風邪をひかないようにね。大事な公務の体なんですから。
ということで、念のため、群馬県安中土木事務所を訪れて高坂所長に面談し、「その後現場を確認しましたか」と来たところ、返事はなく、「ミンミン(民・民)の問題には関与しない」ということでした。どうやら、選良の前で、役人はものを言えないようです。
であれば、やはり直接岡田市長には自主的にルール厳守を御願いし続けるしかありません。
■それにしても、11月27日は少なくとも昼過ぎは公務そっちのけで、岡田市長は現場の軽トラで乗り付けて、ずっと作業着姿でもくもくと作業をしていました。安中土木事務所の関係者も「やはり公務員の特別職は違うねえ」と呆れ顔でした。
あと1ヵ月余り後に迫った新年恒例の互礼会まで、岡田市長のバイタリティあふれる作業服姿が、平日、現場で見られることでしょう。
それでは、公務そっちのけで、牧草小屋前の駐車場の整備作業に没頭する岡田市長の英姿を見てみましょう。とても74歳という歳には見えませんが、このエネルギッシュなバイタリティをなぜ公務につぎ込んでいただけないものだろうか、と思う市民は大勢いることでしょう。
↑軽トラを自ら駆って現場に直行。↑
↑選挙に向けて1台でも多く車が止められるようにという執念はすさまじい。↑
【12月5日追記】
岡田市長の牧草小屋兼選挙事務所のある土地所有者に「お伺い」を出していたところ、11月29日付で、同30日晩の消印で12月2日に次の回答書が送られてきました。
**********
平成25年11月29日
安中市野殿980番地
小川 賢 様
安中市野殿■■■番地
岡田 ■
お伺いについて
先日のお手紙の件ですが安中市安中4270-1番地の土地はご存じのとおり父佳充が他界したあとは叔父である岡田義弘が維持管理を行っております。
つきましては岡田義弘と話し合っていただきますようお願い申し上げます。
**********
どうやら岡田市長の入れ知恵で書かれた文章のようです。所有者本人が明言したことが、ここではまったく触れられていません。いや、触れたくても岡田市長がそれを許さないのでしょう。
【ひらく会情報部】
※参考記事
**********上毛新聞2013年12月3日(火) AM 07:00
水面下での動き活発 選挙日程続々決まる 来春5市で市長選
来年春に市長選が行われる県内5市のうち、藤岡、富岡、安中の各選挙管理委員会は2日、市長選の日程を決定した。富岡市と安中市は4月6日告示、13日投開票。藤岡市は同20日告示、27日投開票。沼田市とみどり市はまだ日程を決めていない。富岡、安中、沼田の3市では、出馬を表明していない現職の動きをにらみながら、立候補を模索する動きが活発化している。
富岡市長選は「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界文化遺産登録の可否が決まる来年6月のユネスコ世界遺産委員会の2カ月前に実施されるとあって、動向が注目されている。出馬への意思表示を行っていない現職の岡野光利氏(72)=1期、南蛇井=は12日の市議会12月定例会で態度を明らかにする見通し。
同市長選をめぐっては、僧侶で学校法人理事長の榎本義法氏(44)=七日市=が立候補を表明し、市議の長沼今朝男氏(66)=内匠=も出馬の意向を固めているほか、市議を中心に立候補をうかがう複数の動きがある。
安中市長選ではこれまでに出馬を正式に表明した陣営はないが、現職の岡田義弘氏(75)=2期、野殿=が年明けに出馬を表明するとみられている。無投票での3選を阻もうと、出馬を検討する動きが複数ある。
藤岡市長選は現職の新井利明氏(60)=3期、上大塚=が4選を目指し出馬の意向を固めている。現在のところ、新井氏の他に立候補をうかがう表立った動きはない。
沼田市長選は現職の星野已喜雄氏(63)=3期、上原町=が出馬するとみられている。他にも立候補を目指す動きや、星野氏と距離を置く市議らが候補を擁立する動きもある。
みどり市長選は現職の石原条氏(49)=2期、大間々町=が出馬する見込み。他に立候補の目立った動きはない。
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↑黙々と作業する男。↑
小川:精が出ますね。(と声を掛けると、その作業員が顔を上げました。なんと岡田市長です。平日の真昼間、作業着姿の市長を見て、絶句してしまいました)
↑顔を上げた作業員はなんと市長だった!↑
市長:小川さん、この間来ていただいて。
小川:これはちょっとね、しかしね。
市長:小川さん。これはどういうことかね。
小川:これは私のところではないので、あそこ(安中土木を指差して)に聞いてください。
市長:小川さんちのほうはどうだい。小川さんのほうは直で、ここにきたら扇になっているっていうのはいったいこれはどういうことだい。
小川:私は知らないので、いまから一緒に行きません?あそこ(安中土木を指差して)に。
市長:それで、小川さん。小川さんの文章をみました。みました。
小川:あれ?なんの?
市長:ツヨシ君のところに送った・・。これをするときに小川さんは一言も話がなかったじゃない。
小川:私がしたんじゃないって言っているじゃないですか。
市長:そんなこたあない。
小川:じゃあ、行きましょう。あそこ(安中土木を指差して)へ。
市長:本人の承諾がなくってなぜ(この入り口が)できる?
小川:だけど、これはひどいね。だけど。
市長;ひどいんなら、どうにでも、済むように、気の済むようにしたらいかがですか。
小川:だけどここはね、官地なんですよ。
市長:官地だから、どうなんですか?小川さん、それでいいんですか?
小川:私のところは関係ないよ。ここだよ。
市長:そんなことはねえでしょう。そんなことはねえでしょ・・。
小川:ねえ、岡田さん。市長さんなんだから。やっぱり社会的にね、ルールをまもりましょう。
市長:し、市長なんて関係ない。個人の財産なんですから。個人の財産は、個人の財産。
小川:個人じゃない。この下にボックスが埋まっているでしょう。この上はおたくが借りているんでしょう?
市長:あれでしょう。
小川:そっちは関係ない。いずれにしてもね。あの延長線のここね。お願いしますよ。
市長:そーんな、ここするときに話はなかったですか?ここに境があった。それで、承諾したんでしょ?
小川:私は佳充さんと話したんだ。これはひどいわ。とにかく。
市長:承諾したんでしょ?
小川:していないよ。これはひどい。それにしても。とにかくこれはひどい。
市長:役所は、本人が承諾しなけりゃ、馬入れなんか作れませんよ。あった所じゃないんですか。
小川:えっ、何?もう一回言って。
市長:これは、馬入れがあったんですか?無いんでしょ?
小川:馬入れは、だから、あんたと話したんじゃないんだ。
市長:無かった所に作るんは、本人が承諾しなくっちゃ作れませんよ。小川さんが承知したからできたんですよ。
小川:違う、違う。みんなあんたが勝手にやったことだよ。
市長:じゃあそうに書いたらどう。そうに書いたらどう。
小川:あんたがみな勝手にやったことだからさ。困ったもんだね、しかし、これ。
市長:小川さん、小川さん。あの杭はじゃあどうやって打ったんですか?
小川:あんたが勝手に埋め立てたから境界が判らなくなるじゃないですか。とりあえず、耕作している畔と耕作地の境の所に打った…打ったといいうか、(鉄筋棒を)指しておいたんだよ。
市長:そんなこたぁねぇよ。
小川:あんたが何の断りもなく、大手組に埋めさせたんじゃないですか。
市長:その前に打ってあったんですよ。打ってあったんですよ。
小川:私はね、佳充さんとね。ちゃんと話をしていた。佳充さんが、悪いけど、上の田んぼと表面を面一にしたいから、少し下の田んぼを埋めてもいいかね、というから、ああ、農業をし易いようにするんだったら、私は全然かまいませんよと…。
市長:そんなことはないよ。反対したじゃない。反対したじゃない。
小川:…と言ったらね、あんたが、ここまで土を積んだんじゃないか。ひどいもんだねえ。しかしねえ。
市長:反対したじゃないですか。
小川:あのね、ルールというものがあるんだから。きちんとまもりましょうよ、やっぱり。
市長:んだから、どうにでもしたらいかがですか。
小川:いや、別にしないですよ。ずーとね。岡田さんとは村の付き合いだし、同し檀家だし、ずーっとお隣さん同士でですね。未来永劫お付き合いしなけりゃならないんだから。
市長:うち(市長の自宅)の裏の入り口はどうしたん?。 (当会注:岡田市長の菩提寺所有地ネコババ問題のこと。詳しくは
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/337.htmlを参照)
小川:ああ、あんたが勝手にあの…
市長:どうしたん?
小川:騙くらかして取ったんじゃないか。
市長:どうした?
小川:よくやるよね、しかしね。
市長:あれだけ書いて。
小川:あれだけやって、お寺さんからよくバチがあたらないと思うよね。だから、その話はともかくね、ここはきちんと官地のところはやっぱりね。場所を確定してもらいましょうよ。ほんとに。…(黄色い杭が打ってあるので)いつのまに、これ誰が打ったん?岡田さん?これ。
市長:小川さん、この入り口作るのに話がなかったじゃない?
小川:それはね、佳充さんが突然、うちの分は要らないって言ってきたんだよ。で、設計変更を勝手にしたのはね、群馬県なの。だから群馬県に一緒に行きましょう。
市長:(自分で)行って話をきいてください。
小川:わかりました。ところで、これはやっぱりお正月の用意ですか?来年の選挙?
市長:そんなこたぁ、関係ないですよ。
小川:全部、垂直に(石積みを)やるわけね?
市長:・・・・(もくもくとスコップをふるう)・・・・・
小川:5、6台は余計に停められるかな。
市長:管理保全です。
小川:うちのほうに人とかモノは入れないでくださいね。
市長:・・・・・
小川:このあとのご予定はどうされるんですか。
市長:・・・・・(もくもくとスコップをふるう)・・・・・
小川:汗かいて風邪をひかないようにね。大事な公務の体なんですから。
ということで、念のため、群馬県安中土木事務所を訪れて高坂所長に面談し、「その後現場を確認しましたか」と来たところ、返事はなく、「ミンミン(民・民)の問題には関与しない」ということでした。どうやら、選良の前で、役人はものを言えないようです。
であれば、やはり直接岡田市長には自主的にルール厳守を御願いし続けるしかありません。
■それにしても、11月27日は少なくとも昼過ぎは公務そっちのけで、岡田市長は現場の軽トラで乗り付けて、ずっと作業着姿でもくもくと作業をしていました。安中土木事務所の関係者も「やはり公務員の特別職は違うねえ」と呆れ顔でした。
あと1ヵ月余り後に迫った新年恒例の互礼会まで、岡田市長のバイタリティあふれる作業服姿が、平日、現場で見られることでしょう。
それでは、公務そっちのけで、牧草小屋前の駐車場の整備作業に没頭する岡田市長の英姿を見てみましょう。とても74歳という歳には見えませんが、このエネルギッシュなバイタリティをなぜ公務につぎ込んでいただけないものだろうか、と思う市民は大勢いることでしょう。
↑軽トラを自ら駆って現場に直行。↑
↑選挙に向けて1台でも多く車が止められるようにという執念はすさまじい。↑
【12月5日追記】
岡田市長の牧草小屋兼選挙事務所のある土地所有者に「お伺い」を出していたところ、11月29日付で、同30日晩の消印で12月2日に次の回答書が送られてきました。
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平成25年11月29日
安中市野殿980番地
小川 賢 様
安中市野殿■■■番地
岡田 ■
お伺いについて
先日のお手紙の件ですが安中市安中4270-1番地の土地はご存じのとおり父佳充が他界したあとは叔父である岡田義弘が維持管理を行っております。
つきましては岡田義弘と話し合っていただきますようお願い申し上げます。
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どうやら岡田市長の入れ知恵で書かれた文章のようです。所有者本人が明言したことが、ここではまったく触れられていません。いや、触れたくても岡田市長がそれを許さないのでしょう。
【ひらく会情報部】
※参考記事
**********上毛新聞2013年12月3日(火) AM 07:00
水面下での動き活発 選挙日程続々決まる 来春5市で市長選
来年春に市長選が行われる県内5市のうち、藤岡、富岡、安中の各選挙管理委員会は2日、市長選の日程を決定した。富岡市と安中市は4月6日告示、13日投開票。藤岡市は同20日告示、27日投開票。沼田市とみどり市はまだ日程を決めていない。富岡、安中、沼田の3市では、出馬を表明していない現職の動きをにらみながら、立候補を模索する動きが活発化している。
富岡市長選は「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界文化遺産登録の可否が決まる来年6月のユネスコ世界遺産委員会の2カ月前に実施されるとあって、動向が注目されている。出馬への意思表示を行っていない現職の岡野光利氏(72)=1期、南蛇井=は12日の市議会12月定例会で態度を明らかにする見通し。
同市長選をめぐっては、僧侶で学校法人理事長の榎本義法氏(44)=七日市=が立候補を表明し、市議の長沼今朝男氏(66)=内匠=も出馬の意向を固めているほか、市議を中心に立候補をうかがう複数の動きがある。
安中市長選ではこれまでに出馬を正式に表明した陣営はないが、現職の岡田義弘氏(75)=2期、野殿=が年明けに出馬を表明するとみられている。無投票での3選を阻もうと、出馬を検討する動きが複数ある。
藤岡市長選は現職の新井利明氏(60)=3期、上大塚=が4選を目指し出馬の意向を固めている。現在のところ、新井氏の他に立候補をうかがう表立った動きはない。
沼田市長選は現職の星野已喜雄氏(63)=3期、上原町=が出馬するとみられている。他にも立候補を目指す動きや、星野氏と距離を置く市議らが候補を擁立する動きもある。
みどり市長選は現職の石原条氏(49)=2期、大間々町=が出馬する見込み。他に立候補の目立った動きはない。
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いつもご支援をありがとうございます。12月2日の安中市選挙管理委員会の発表によれば、任期満了に伴う市長選挙は来年4月6日告示、同13日投開票と決まりました。当会の代表によれば、すでに岡田市長の対抗馬として出馬意欲を示している人物がいらっしゃるそうで、そのかたの出馬意欲を尊重しているとのことです。もっとも、この先、いろいろな陣営の思惑が錯綜するについて、情勢は流動的になることから、予断を許さない状況になるものと推測されます。