市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

松井田住民にタゴの尻拭いと群馬銀行指定を押し付けた安中市政

2008-12-10 03:57:00 | 土地開発公社51億円横領事件
■安中市と松井田町の住民の大半が望まなかった両市町の合併について、住民の知らない間に何度も開かれ、住民の意思とは裏腹に、一部の行政関係者により勝手に合併が推進されてしまってから、2年半が経過しました。

この過程で、何も知らない松井田町民に、安中市役所で起きた巨額詐欺横領事件の尻拭いをさせることを決めたのが、平成17年11月13日(日)午後2時から、松井田町役場の2階の大会議室で開かれた第12回の協議会でした。そのときの議事録を読むと、いかにタゴ事件のことを矮小化して、協議したかがよく分かります。

そして、それからほぼ3年を経過した今日、いよいよタゴの尻拭いを本格的に松井田地区の住民に押し付けようとする安中市役所の身勝手が大手を振ってまかり通ることになりました。

■この機会に、タゴの置き土産の巨額債務を抱える土地開発公社が合併後の新市への負担にはならないなどという出まかせと、タゴに擦り寄って巨額の金銭を野放図に貸し付けた群馬銀行を合併後の指定金融機関にするという提案がまかりとおった、3年前の合併協議の模様を当時の議事録でチェックしましょう。

**********
第12回協議会 安中市・松井田町合併協議会会議録
 日時:平成17年11月13日(日) 午後2時
 場所:松井田町役場2階 大会議案

<第12回安中市・松井田町合併協議会 次第>
1 開会
2 あいさつ
3 報告事項
  報告第20号 指定金融機関の取扱いについて
4 協議事項
  議案第60号 協議項目17 町名一字名の取扱い(その2)について
5 その他
6 閉会

<安中市・松井田町合併協議会委員等名簿>
委員等区分/職(選出市町)/氏名/出欠席/備考
会長/安中市長/中島博範/出/-
1号委員(会長以外の市又は町の長)/松井田町長/宮下初太郎/出/副会長
2号委員(両市町の助役、収入役及び教育長)/安中市助役/中島茂弥/出/-
同/松井田町助役/田中久/出/-
同/安中市収入役/吉岡完司/出/-
同/安中市教育長/高橋重治/出/-
同/松井田町教育長/中澤四郎/出/-
3号委員(両市町の議会の議長および副議長)/安中市議会議長/柳沢健一/出/-
同/松井田町議会議長/佐藤宰司/出/-
同/安中市議会副議長/瀧本夏代/出/-
同/松井田町議会副議長/上原和明/出/-
4号委員(両市町の議会の選出する議員)/安中市議会議員/伊藤清/出/-
同/松井田町議会議員/黛寛/出/-
同/安中市議会議員/土屋弘/出/-
同/松井田町議会議員/中山澄夫/出/-
5号委員(両市町の長が協議して決めた識見を有するもの)/安中市農業委員会会長/中島武司/出/-
同/松井田町農業委員会会長/小板橋正憲/出/-
同/安中市区長会会長/中村豊/欠/-
同/松井田町区長連絡協議会会長/神戸茂/出/-
同/安中市商工会会長/大竹貞男/欠/-
同/松井田町商工会会長/萩原将男/出/-
同/安中市消防団団長/伊与久進/出/-
同/松井田町消防団団長/清水正/欠/-
同/安中猟友会会長/瀬下盛久/欠/-
同/松井田猟友会会長/黛光昭/出/-
同/安中市婦人団体連絡協議会会長/柴田順子/出/-
同/安中・碓氷地区更生保護婦人会副会長/黛レイ子/欠/-
同/社)安中青年会議所理事長/山崎哲/欠/-
同/松井田町商工会青年部長/萩原秦範/出/-
同/碓氷安中農業協同組合代表理事組合長/須藤英利/欠/共通団体
同/碓氷川森林組合副組合長/荻野真弘/出/共通団体
同/碓氷安中医師会会長/茂木正毅/欠/共通団体
同/安中碓氷歯科医師会会長/信澤良和/欠/共通団体
顧問/群馬県議会議員/岩井均/出/-
参与/高崎行政事務所長/金井達夫/出/-
監査委員/安中市代表監査委員/小林悦行/出/-
同/松井田町代表監査委員/佐藤修吾/出/-
事務局・事務局長/安中市企画財政部長/内堀利之/出/-
事務局・副事務局長/松井田町企画財政課長兼課付合併対策室長/内田守/出/-
事務局・事務局次長/安中市合併対策室長/石井博明/出/-
事務局・事務局班長/安中市合併対策室合併対策係長/田中秀雄/出/-
事務局・事務局班長/松井田町企画財政課付合併対策室長補佐兼合併対策係長/石井道夫/出/-
事務局・事務局員/安中市合併対策室合併対策係主任/大溝泰彦/出/-
事務局・事務局員/松井田町企画財政課付合併対策室主任/上原好行/出/-
事務局・事務局員/安中市合併対策室合併対策係主事/島田亮一/出/-
事務局・事務局員/松井田町企画財政課付合併対策室主任/田島栄二/出/-

【司会】皆さん、こんにちは。本日は、日曜の午後ということで、委員各位には大変お忙しい中、ご参集を賜りましてまことにありがとうございます。
 ただいまから第12回安中市・松井田町合併協議会を開催させていただきます。
 それでは、早速ではございますけれども、次第に従いまして進めさせていただきたいと思います。
 次第の2のごあいさつでございますが、当協議会の会長であります中島安中市長にお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

【中島会長】どうも皆さん、こんにちは。第12回安中市・松井田町合併協議会ということでご案内申し上げましたところ、お休みにもかかわらずご出席をいただきまして本当にありがとうございます。
 合併問題につきましては、非常にいろんな角度から厳しい状況もございますけれども、我々この協議会におきましては、しっかりとした方針を立てながら、そしてその申から答えを出し、そして3月18日を迎えなければならないだろうと思っております。そういった中で、皆様方のご協力、そして皆様方のお考えをいただければありがたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
 きょうは、報告事項1件、それから協議事項1件ということでお願い申し上げる次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

【司会】ありがとうございました。
 それでは、次第3、報告事項に入らせていただきたいと思います。
 なお、会議録作成上、ご質問等がある場合、挙手の上、お手元のマイクの発言スイッチを押し、ご発言をお願いいたしたいと思います。
 また、規約第12条第1項の規定では、委員の3分の2以上の出席が会議成立の条件となっております。本日は23名の委員さんにご出席をいただいておりますので、会議が成立しておりますことをご報告いたします。
 なお、会議の議長につきましては、規約第12条第2項の規定に基づき、会長が議長となることになっておりますので、これ以降の進行につきましては中島会長にお願いいたします。
 では、会長、よろしくお願いいたします。

【中島会長】それでは、暫時議長を務めさせていただきます。会議が円滑に進みますよう、皆様方のご協力よろしくお願いいたします。座らせていただきます。
 それでは、早速でございますけれども、会議録の著名人につきまして、会議運営規程第3条第2 項の規定に基づき議長が指名することになっておりますので、今回は安中市の柴田順子委員と松井田町の黛光昭委員にお願いいたします。
 それでは、次第の3、報告事項に移らせていただきます。
 報告第20号 指定金融機関の取扱いについて、事務局より説明をお願いいたします。
 事務局。

【事務局】報告第20号 指定金融機関の取扱いにつきましてご報告申し上げます。
 資料の1ページをごらんいただきたいと存じます。本報告につきましては、地方自治法第235条第2項の規定によりまして、新市における指定金融機関を株式会社群馬銀行にするものでございます。
 2ページをごらんいただきたいと存じます。参考資料といたしまして、指定金融機関等の市町村における機能あるいは現在の安中市、松井田町における指定の状況をお示ししてございますが、こうした状況を踏まえた中で、3に記載いたしました選定経過をもって、新市の指定金融機関を決定いたしたところでございます。
 なお、指定金融機関及び収納代理金融機関につきましても、両市町で指定してございます金融機関を引き続き指定し、住民各位の利便性を確保する旨、4に記載いたしております。
 3ページにつきましては、本報告にかかわる関係法令について参考に掲載をさせていただいております。
 以上、報告第20号についてご説明させていただきました。よろしくお願い申し上げます。

【中島会長】事務局の説明が終わりました。
 何かご質問等がありましたらお願いいたします。何かございますか。
 伊藤委員。

【伊藤委員】報告の中で指定金融機関は群馬銀行でよろしいかと思うのですが、聞くところによりますと群馬銀行に対しましては、安中の場合、平成4年ですか、いわゆる公社事件等々の中で群馬銀行対その被告等々の問題があったと。そういう中で、大分群馬銀行、いわゆる金融機関そのものよりも、安中の場合はそういった面が非常にアレルギー的になって、履き違ったような風潮が流れているふうに見えるのです。これについて、私どもが質問等々ではなくて、本来協議会ですから、松井田町さんが安中は非常にそういったことについて借金を抱えているのではないか、そんなようなふうにもとらえがちなところがあろうかと思います。これについて、はっきり群馬銀行との協議がされている中で、事務局の範疇として知っている限りは、今群馬銀行とはこうなっているのだということははっきりさせておいた方がよりスムーズにいくのではないか、円滑にいくのではないかと思いまして、ちょっと質問をさせていただきました。

【中島会長】事務局、説明はよろしいですか、この問題につきまして。

【事務局】伊藤委員からご質問という形で、以前の公社事件関係からの群銀に対するアレルギーというようなことでご指摘があったわけでございますけれども、現在、前の和解に基づいて安中市土地開発公社が決められた金額を群馬銀行にお支払いをしているということでございまして、通常のコミュニケーションというものについては、以後につきましても群馬銀行と図ってきております。現在も、そうしたルールはルールといたしまして、日常の収納関係、こういったものについては何なく円滑に運営されているというふうに理解をいたしております。今後につきましても、その事件は事件といたしまして、住民の利便性、それから行政事務の円滑化というようなことを考えながら、こういった決定ということになったというふうに理解をいたしております。よろしくお願い申し上げます。

【伊藤委員】わかりました。

【中島会長】よろしいですか。

【伊藤委員】結構なのですが、先ほど冒頭言いましたように、ややもするとあたかも安中市がしょっている部分が非常に先走っていってしまっているような気もいたしましたので、あえて質問させていただきました。これは、公社内の問題ですけれども、その中で推移はしているということで理解をしてよろしいということで……。

【中島会長】その問題につきましては、私、議長でありますけれども、ちょっと立場をかえまして、市長としての立場でお答えをさせていただきます。
 その件につきまして若干誤解等もあると思うのですけれども、安中市のこの問題についての処理ということにつきましては、公社内という形の中でしっかりと処理し、この間に安中市の中の財政的な面でのそれにあてがうというお金は一銭も今までありません。これは、今後もそういうふうな形の中で、市と公社は分けております。ですから、これに対しまして安中市の財政的な形というのは、今までにも一銭もこれに、また安中市の借財ということでもございませんので、ご理解をいただきたいと思います。
 ほかにございますか。よろしいですか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)

【中島会長】特にないようでございますので、続きまして次第の4、協議事項に移らせていただきます。
 議案第60号 協議項目17 町名・字名の取扱い(その2)について、事務局より説明をお願いいたします。
 事務局。

【事務局】議案第60号 協議項目17 町名・字名の取扱い(その2)につきましてご説明申し上げます。
 資料4ページをごらんいただきたいと存じます。本議案につきましては、前回の第11回合併協議会におきまして、報告第19号といたしましてご説明申し上げたものでございます。本来、当協議会といたしましては、まず提案し、後日協議、採決という手順により運営いたしたところでございますけれども、本議案におきましては前回報告事案として取扱いをさせていただいたということでございますので、本日協議ということでご了承賜りたいと存じます。
 内容でございますが、この協議項目17につきましては、第3回合併協議会におきまして、両市町の区域内の名称につきましては、原則として大字を削除した名称に変更するものとし、合併までに調整すると決定いただいているわけでございます。それを実線枠内にお示しいたしましたように、町1字の名称につきましては次のとおりとする。
 1、安中市においては、現行のとおりとする。
 2、松井田町においては、「碓氷郡松井田町大字」を「安中市松井田町」とするに変更するというものでございます。
 なお、5ページは、この変更の趣旨により合併後の住所名を掲載いたしたものでございます。
 よろしくご協議賜りたいと存じます。
 以上です。

【中島会長】事務局の説明が終わりました。
 従来、議案につきましては、まず提案事項として説明させていただき、次回の協議会で委員の皆様にご協議いただくことという方式をとっておりましたけれども、本議案につきましては、事務局の説明にもありましたように、本日提案、即協議という方式でお願いいたしたいと存じます。
 何かご意見、ご質問がありましたらお願いいたします。何かございますか。
 伊藤委員。

【伊藤委員】前回報告をされたこの議案60号でありますけれども、これについては採決の方法はいわゆる委員の過半数というとり方で、まず採決方法はそのとおりなのかなということと、この問題については今回そういった中で急がなければならないというのは十分承知はしてございます。と申しますのも、非常にこれだけ変わってくると、もう暮れのことですから、住所、カレンダーの印刷だとか、企業等々の中でも、非常にこういった手続は大変だろうなと思います。そういった中では、議会、いわゆる特別委員会といたしましても十分協議をさせていただきました。ここは討論の場でもなければ、いわゆる議案としての質疑の場というだけでありますので、あえて内容に異を唱えるものではございませんが、そういった中で出された意見だけは、立場として言っていかなければいけないのかなと思いまして、あえてそういったことも言わせていただいてよろしいかどうか、これも議長の裁量の中で決めていただいて、この2点についてお願いをいたします。

【中島会長】議長の裁量という形の中での判断ということだろうと思いますけれども、この中は十分議論を尽<していただいていいのではないかと私は思います。その中から結論を出す。やはりこれは、本当にこれからのことにかかわってきますので、十分論議はしていただいて構わない場所だろうと思っております。
 これは皆さんに……。

【事務局】表決の件でございますけれども、伊藤委員ご発言の中にもありましたように、出席委員の過半数をもって決するということでお願いをいたしたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。

【伊藤委員】出席委員の過半数という表決の方法ということで、結果はこれは火を見るよりも明らかだと思います。しかしながら、私どももそういった中では協議をさせていただいて、でき得ることならば、合併の意義という中では、やっぱり簡素化等々を考えれば、そこまで町名が長くなるというのはいかがなものかなと、こういったご意見も出ていました。大半の方々がそういった中で、「松井田町」を入れることはどうだろうという疑問を持っておりました。そういう中で何が一番原因かなといいますと、ただ「安中市」と「松井田町」という中の合わせただけではないのか、こういったご意見もありました。しかしながら、昨今の新設等々見ましても、隣の妙義町さん初めほかにも邑楽ですか、あっちの方にもあったと思うのですが、そういった中ではやむを得ない部分もあるだろうというご意見もありましたけれども、大方はうちの方とすれば、そういった中では簡素化に努めるべきだろうということも大半のご意見でありました。この先、決してここでとどまることなく、合併ということは国の範躊の中の考えもございますけれども、先々進んでいくのだろうとは思いますが、今の時点の中ではそういったご意見が大半でありましたので、一応うちの報告という中では、結果としてはそういった話もございましたということだけお話しをいたします。

【中島会長】よろしいですか。

【伊藤委員】はい。

【中島会長】ほかにご意見ございますか、この件につきまして。松井田の方はどうですか。
 宮下委員。

【宮下委員】松井田としては、この前の協議会でも申しましたように、「安中市」の下に「松井田町」をつけると、こういうことで一致をしておりますので、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。

【中島会長】伊藤委員。

【伊藤委員】今町長がおっしやられましたように、松井田町は全回一致を見て、その報告の中でも出ていますように、安中はその報告を、議会としての今立場は言わせていただいたのですが、委員さん全体の考え方等々はもちろん委員さんの考え方でよろしいのですけれども、若干採決前には暫時休憩の時間をいただいて、そういった中で委員の方々の話も聞きたいかなと思いますので、ぜひその辺については採決前に暫時休憩をいただきたい。
 このことと、実際これにかかわる中では、昨今マスコミ等々の中で新町長は、協議は進めてまいりますという中で、片や合併に対してはいわゆる反対というか、合併については白紙に戻すというような考え方を全面に出されている部分が非常に活字から追うと見えてしまうのですが、この辺について実際、今おっしゃったような、では「松井田町」を入れていくのだと片や合併に進みながら、片やそのことについては白紙撤回に持っていくのだと、この辺が、二刀使いの辺がはっきりよく見えないのです。この辺について、「松井田町」を入れるということに対して、はっきりこの辺は態度を示してほしいなと。この辺についてぜひ、議長の裁量ですから、個人的に言うわけではなくて、今おっしゃった中で果たしてどういった考え方持っているのかなと。

【中島会長】黛委員。

【黛(寛)委員】新市の名称のことを言い出すと、伊藤委員、またもとに戻ってしまうのです。第1回目にやったとき「碓氷」と決まったものを、法定協で松井田町がそれでいいと言うのだから、この協議会進まなくなってしまう、そんなことを言っていたら。
   (何事か呼ぶ者あり)

【中島会長】ちょっと静粛に。

【田中委員】議案第60号につきましては、町名と字名の取扱いについての議題でございまして、合併を進めるか進めないかの事案ではないかと思いますが、いかがでしょうか。

【中島会長】先ほど議長の裁量に応じてということで皆様方にご理解をいただきましたけれども、全般的に見れば、この合併ということに関しての関連ということに関しましてはすべてあると思います。
 ですけれども、それが先ほど伊藤委員、また黛委員のいろいろな発言の中で、余りもとへ戻して話をしていきましても、なかなか答えが出切れないものがあるだろうと思っております。そういった意味で、先ほど伊藤委員の方から、若干安中の中を調整という言葉もあり、休憩をいただきたいという話があったのですけれども、ここで休憩をいただいてよろしいですか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)

【中島会長】それでは、どのくらいの時間が必要ですか。
   (何事か呼ぶ者あり)

【中島会長】それでは、ただいま20分ぐらいの休憩という形の中で今伊藤委員の方から出ました。よろしいですか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)

【中島会長】それでは、ただいまから20分休憩し、再開は2時40分とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
   (休憩 午後2時21分)
   (再開 午後2時42分)

【中島会長】それでは、休憩前に引き続き会議を再開させていただきます。
 何かほかにご意見、ご質問ございますか。よろしいですか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)

【中島会長】特にないようですので、お諮りいたします。
 議案第60号について、原案のとおり決することにご異嘩ございませんか.
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)

【中島会長】ご異議なしと認めます。
 これより採決を行います。
 本案に賛成の委員の挙手を求めます。
   (挙手多数)

【中島会長】挙手多数であります。
 よって、議案第60号は原案のとおり決しました。
 続きまして、次第の5、その他について事務局より……
   (「議長」と呼ぶ看あり)

【中島会長】はい。

【伊藤委員】このことについては暫時休憩はよろしいのですが、先ほどの私が質疑をした部分については、議長の裁量で割愛ということで承知をしてよろしいのでしようか。

【中島会長】申しわけありません。もう一度ご質問の内容を。

【伊藤委員】採決前に、暫時休憩を協議委員の方々と若干協議をさせていただきたいということでお許しをいただいたわけですけれども、先ほど「松井田町」を入れるという話の中で、現町長はどのようなお考えを持っていらっしやるのかなということをお聞きしたと思うのですが、そのことについては議長の裁量の範躊の中では割愛をしたということで承知をしてよろしいのでしようか。

【中島会長】これは、ご質問というふうに受け取ってよろしいのですか。そのことについて、松井田の宮下委員の意見を聞きたいということでございますか。
 これにつきましては、今回の問題との違いがございますので、このことにつきましては割愛させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 よろしいですか。

【伊藤委員】はい。

【中島会長】続きまして、次第の5、その他について事務局より説明をお願いいたします。
 事務局。

【事務局】特別事案ではございませんけれども、今後の当協議会の開催関係でございますけれども、当面議案等はございませんけれども、事務事業すり合わせが進むにつれて終結を見るものが出てまいります。そういったものについて、日にち、場所を選んで、皆様方にご報告、またご案内申し上げたいというふうに考えております。大変お忙しい中だとは思いますけれども、万障お繰り合わせをいただきましてご出席いただくようお願いを申し上げさせていただきます。よろしくお願いいたします。

【中島会長】ほかに委員の皆さんから何かございますか。よろしいですか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)

【中島会長】特にないようでございますので、以上をもちまして本日の日程はすべて終了させていただきます。
 委員の皆様方のご協力、どうもありがとうございました。

【司会】大変ありがとうございました。
 委員の皆様には、大変お忙しい中、ご協議いただきましてまことにありがとうございました。
 以上をもちまして、第12回の安中市・松井田町合併協議会を敢会とさせていただきます。大変お世話になりました。

上記会議録を証するため下記署名する。
 平成17年12月2日
  会  長  中島博範
  署名委員  柴田順子
  署名委員  黛 光昭

■こうして伊藤議員と中島市長のナアナアの掛け合いだけで、とくに松井田側からの参加者のコメントを聞くこともなく、安中市土地開発公社の簿外債務は、松井田地区の住民に押し付けられたのでした。そして、土地開発公社の理事・監事としてタゴの仕事をよく知っていた岡田義弘氏が、合併後の新安中市長として任期を半分過ぎた今月12月19日(土)午後7時に、タゴの尻拭いを押し付けるべく、松井田地区の住民に説明会を開くことになりました。無責任な安中市政のウイルスが、岡田市長のこの2年半の任期中に、松井田地区にも充分に蔓延したかどうか・・・、説明会での松井田住民の反応がひとつのバロメーターになると、岡田市長は考えているのかもしれません。

【ひらく会情報部】


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