市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

岡田市長の常套手段「市民からの声」の手口の一例(その3)

2007-11-23 15:49:45 | 安中フリマ中止騒動
さて、その後、小川事務局長所有の水田に、今年は実際にアメリカシロヒトリが発生したので、事務局長は6月下旬に桑の木を伐採し、その後、隣接水田の桑も、いつのまにか伐採されました。

小川事務局長は、この問題の根本にある岡田市長の選挙事務所と駐車場に埋め込まれた野殿の市道拡幅工事の残土による重金属汚染問題について、安中市の認識を確認するため、次の質問状を市長宛に提出しました。

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平成19年7月16日

〒379-0192 安中市安中1丁目23-13 安中市長 岡田義弘様(環境課環境衛生係)

〒379-0114 安中市野殿980番地 小川 賢 TEL 382-0468 FAX 381-0364

所有地の桑の木の処理と、土壌汚染問題について(質問)

拝復、平素より地元の環境安全に日夜ご尽力賜り厚く御礼申し上げます。
表件については、平成19年6月23日(土)~24日(日)にかけて、所有地の桑の木を伐採しました。
ところで、平成19年5月14日付け書面で、所有地の水田の土壌汚染問題について、次の項目について書面での回答を求めておりますが、未だに回答をいただいておりません。あらためて、回答を賜りますようよろしくお願い申し上げます。なお、回答は折り返し書面でお願い申し上げます。
(j)私の所有地の土壌汚染状況を詳しく分析していただきたい。
(k)隣接土地(安中字下山4270)の土壌汚染状況を詳しく分析して、内部に、私の指摘のような北野殿の重金属汚染土壌が練りこまれている場合、至急撤去いただきたい。
(l)私の所有地は、県道と隣接土地により三方の周囲を壁状に遮断されてしまい、通風状態が極めて不良とされたため、稲作には不適となってしまった。水田としてもはや使えないため、畑地として耕作できるように、隣接土地と同様、工事残土等で盛土をしていただきたい。ただし、土壌汚染のない安全な土の確保をお願いしたい。
(m)また、子供たちの通学上の安全のためにも、私の所有地を隣接土地と同様、県道と同じレベルまで盛土をしていただきたい。

また、平成19年6月22日(金)に環境課の担当者殿に、所有地の土壌汚染について対策を相談したところ、「農用地の土壌の汚染防止等に関する法律」について、内容をご存知ありませんでしたので、「この水田で1995年ごろ収穫した玄米のカドミウム濃度を日本穀物検定協会で分析したところ0.7ppmが正式に検知され、「赤札米」相当のため食用に適さないことが判明した」旨説明しました。
なお、その際、環境課の担当者殿からは、「市民から環境関係のクレームがあった場合には、環境課名でクレームの原因者に対して書面で忠告している」と教えられました。つきましては、私の所有水田の隣接地に所在する牧草小屋兼選挙事務所のある土地に含まれている高濃度の重金属汚染土壌について、早急に是正措置を促す書面を、岡田義弘氏宛に出状賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
以上
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しかし、4ヶ月を経過した現在に至っても、市長からは何の回答もありません。

タゴ51億円事件で、安中市の行政は嘘で塗りたくられていることが明らかになりました。元職員をよく知る元公社理事監事が現在の安中市長です。同じような被害者を出さないためにも、市民の側でも泣き寝入りせずにきちんと対抗してゆくことが大切です。

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