市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

侍マラソンで知られる恒例の第41回安政遠足が今年も改革途上の安中藩で開催

2015-05-10 23:28:00 | 国内外からのトピックス
■快晴に恵まれた5月10(日)朝、安中市恒例の第41回安政遠足(侍マラソン大会)が開催されました。今回は、峠コース(28.97キロ)350人、関所・坂本宿コース(20.15キロ)1450人の合計1800人の参加者募集が2月2日(月)10:00に開始されましたが、翌2月3日(火)には定員に達して締め切られました。これまでにない早い記録で、このイベントが益々注目を集めていることが伺えます。ちなみに前回の参加者数は、峠コースが525人、関所・坂本宿コースが1329人の合計1854人でした。


今や遅しと待機中の先導の白バイ2台。7時24分撮影。

 当日、7時半に会場の市民体育館前の広場に行ってみると、午前8時のスタートの準備に余念のない多くのランナーの皆さんでごった返していました。








あちこちから記念撮影で引っ張りだこのアナ雪だるま。

 まもなくテント脇のステージで安中藩の幹部らによる開会式が始まりました。今年も八重に扮装した茂木英子・安中市長が開会の挨拶をしたあと、4月の群馬県議選で5期目の当選を果たした岩井均・県議と、初当選を果たした伊藤清・県議がそれぞれ挨拶に立ちました。


挨拶をする茂木市長。


今年もランナーとして走る岩井県議の挨拶。


一番左は伊藤清・新県議。


こちらは2週間前に当選したばかりの市会議員のお歴々。

 その後、区長会長や医師会長の挨拶が行われ、いよいよスタート地点への移動が行われました。










 そして、午前8時、報道陣のカメラの放列や、ゆるキャラグランプリに昨年輝いたぐんまちゃんや安中市の小梅ちゃんが見守る中、いわゆる「明け六つ」の時報の合図として、茂木市長が、10秒前の合図とともに、太鼓を叩き始め、6回目の「ドン」という音とともに、華やかな彩で、思い思いに仮想したランナーが一斉にスタートを切りました。




 曇り空で時折雨もぱらついた前日と打って変わり、雲一つない快晴のため、気温が上がり、そうとう過酷な気象条件でしたが、スタート直後は全員元気よく走り出しました。



 勝手ながら、当会が最優秀賞に選んだのは、次の2名のかたです。


↑群馬5区を舞台にした政治資金をネコババした盗賊に扮した藤岡から参加のランナー。当会の取材で、「オブチ藩の埋蔵金を隠した金蔵では、相当成果が上がったのではありませんか?」との質問に、「がっぽり稼がしてもらいました」と茶目っ気たっぷりに答えていただきました。


↑群馬5区のオブチ藩を取り仕切る悪代官に扮したランナー。金色の羽織にかかれた「お主も悪だのう」のスローガンが印象的でした。一緒に、バットマンなどに扮した仲間の皆さんと走るのだそうです。

 その他、スタート地点から市内の旧中山道を力走する参加者のかたがたの様子をご覧ください。

スタート3分後には早くも旧道の東和銀行脇交差選を先頭が通過。























力走する岩井県議の姿がここに!













完走をお祈りします!

■安中藩では、まもなく史上空前のタゴ51億円事件と呼ばれる巨額横領事件発覚から20周年を迎えようとしています。しかし、あと87年間、元職員の豪遊のツケ払いが子々孫々に引き継がれようとしているのに、事件の風化を望む関係者が未だに多いのには呆れてしまいます。

 当会では安中藩の改革を一貫して訴え続けてきましたが、改革の遅れ次第では、あと87年間、続ける必要が有るかもしれません。

【ひらく会情報部】

【5月11日追記】
翌日のマスコミ記事↓

20150511_jomoshinbun_1page_toashi1.pdf
20150511_jomoshinbun_1page_toashi2.pdf
20150511_jomoshinbun_1page_toashi.pdf
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