田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

TUNAMI

2010年10月03日 15時21分49秒 | 日記
これって、なんでローマ字?万国共通の言葉だから?しかも原題、違うし。
もう少しセンスのある邦題はなかったかなぁ・・・。

で、なにやらをギネスに申請したとか、まぁそれなりにいろんなこだわりがあるのだろうと思い、鑑賞したわけです。

映像はすごかった。真偽のほどはさておき、圧倒される映像でした。
しかも、たった一人、仕事熱心な研究者だけが警告しているのに、国の役人が一蹴するのもパターン通り。安心して鑑賞できました。

しかし、後半で軟化してくるとは言え、前半に出てくる女性たちの鼻っ柱の強さには辟易しました。何人もの女性がそう描かれるものですから、韓国の女性ってみんなこうなのかしらと思ってしまいそうでした。

反面、日本の女性だって、一歩外へ出ればこんな風に描かれているのかもしれない、と大いに内省したわけです。

さて、物語は韓国独特の人情ものに近い作風です。みんな、生まれた場所に同じ顔触れで住み、争いも友情もみんな定番。
そこに大津波が襲ってくる、というものです。(作中では”メガ津波”と呼ばれていました)
主人公に「ペパーミント・キャンディー」や、日本のNHKドラマ「聖徳太子」のソル・ギョング。しかし、彼が妙に若づくりで違和感を覚えました。
彼がねずみ男こと大泉洋氏に見えたのは私だけでしょうか?

ソル・ギョングは名優なんだから仕事選べば・・・。まぁ事情もあるでしょうけれど。

しかし残念だったのは、せっかく凄い映像に圧倒されてるのに、クライマックスで主要な登場人物だけが選ばれたように助かるところ。そんなことないだろ~。
あまりの不自然さに力が抜けてしまいました。まだこんな作り方するのね。

この波に乗って(?)「超強台風」も見てしまおうかしらん(笑)。
コメント
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