久しぶりに新幹線に乗った。N700系という最新型の車両だった。最大の特徴は空気ばねを使った車体傾斜システムで、カーブでも高速で走ることが出来る。
昔の車両に比べると内部は随分変わってきている。トイレ・洗面所は広く、自動扉にウオシュレットもある。窓側の足元には100Vのコンセントがついていて無料で使用できる。
今年からは東海道区間に限って、無線LANを使ってのインターネット接続のサービスも開始されたという。
車両の外観や性能面だけでなく、サービス面でも現代の乗客にマッチしたものがいろいろ工夫されていることが分かった。
その一方、乗客として致命的とも思える大きな不満があった。N700系の窓は従来の車両と比べるとはなはだ小さいことである。
その小ささといったら、まるで飛行機の窓程度の大きさで、通路側に座ると窓側に座った人の頭が邪魔になって外の景色はほとんど見えない。
これでは、旅の楽しさは半減どころか全減だ。乗っている間は本を読むか眠るくらいしかすることがない。いやいや、コンセントを取り付けているのは、パソコンかゲームでもおやりなさいということかもしれない。
窓が小さくなった理由は、座席の幅を従来よりも広くするために、車体の外壁をその分薄くしたが、車体の強度を上げるためにやむを得ず小さくしたという。発想が「構造・強度」という作る側にあって、「旅を楽しんでもらう」というお客の側の観点が抜けていないか。
この車両の寿命は乗客からの罷免要求があって、あまり長生きは出来ないように思える。JRの車両設計陣も、もう少し旅人のニーズを考えて欲しい。
外の景色を見るという旅の大きな楽しみよりも、たった5分の時間短縮をすることの方がJRとしては魅力的であったのだろう。
(写真は、まるで飛行機の中のような「小さな窓」)
昔の車両に比べると内部は随分変わってきている。トイレ・洗面所は広く、自動扉にウオシュレットもある。窓側の足元には100Vのコンセントがついていて無料で使用できる。
今年からは東海道区間に限って、無線LANを使ってのインターネット接続のサービスも開始されたという。
車両の外観や性能面だけでなく、サービス面でも現代の乗客にマッチしたものがいろいろ工夫されていることが分かった。
その一方、乗客として致命的とも思える大きな不満があった。N700系の窓は従来の車両と比べるとはなはだ小さいことである。
その小ささといったら、まるで飛行機の窓程度の大きさで、通路側に座ると窓側に座った人の頭が邪魔になって外の景色はほとんど見えない。
これでは、旅の楽しさは半減どころか全減だ。乗っている間は本を読むか眠るくらいしかすることがない。いやいや、コンセントを取り付けているのは、パソコンかゲームでもおやりなさいということかもしれない。
窓が小さくなった理由は、座席の幅を従来よりも広くするために、車体の外壁をその分薄くしたが、車体の強度を上げるためにやむを得ず小さくしたという。発想が「構造・強度」という作る側にあって、「旅を楽しんでもらう」というお客の側の観点が抜けていないか。
この車両の寿命は乗客からの罷免要求があって、あまり長生きは出来ないように思える。JRの車両設計陣も、もう少し旅人のニーズを考えて欲しい。
外の景色を見るという旅の大きな楽しみよりも、たった5分の時間短縮をすることの方がJRとしては魅力的であったのだろう。
(写真は、まるで飛行機の中のような「小さな窓」)
てっきり飛行機の中だと思っていました。(笑)
新幹線に乗ると
窓の外を流れる風景を見るのが楽しかったのに。
これでは楽しみ半減ですね。
飛行機にも。
車ばかりです。
旅行したいですね。
うーんなるほど…。
小さい子に識別させやすいよりは、旅の情緒を考えて欲しいですね。
そういえば0系は幅広の窓、スピードアップと共に狭くなったのでしょうか。
このブログJR関係者にぜひ紹介したいですね。
旅情とかは到着してから感じてくださいってことかな?
いいエッセイのネタが転がっていますよ。