岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

12月14日 ほっとした忘年会 & 質問④/イノシシ対策について

2012-12-14 | おにき日記





 かわいいデザート・プレート。〈チューリップの会〉の忘年会、「春ごろカフェ」でのプレートです。津島エリアという家の近くなのにはじめてきました。名前通りの、広々とした明るい空間がいいですね(^^)。えっ、ぜんぶ食べたのかって? 

 本会議最終日にむけての準備 & ハンディキャップをもった子どもさんの就学への相談 & 介護施設を作りたいというお問い合わせ & 障がい者施設を作りたいというお問い合わせ ……。
 最後、来週、都市計画審議会があるのでその事前勉強をしているときには、頭がまわっていませんでした。柳川ロータリー南東エリアの再開発事業が行なわれようとしているのですね。

 そんななかの忘年会。おうちに帰って家族に囲まれたような安堵感のなかで、美味しいビールをいただきました。今年はあんまりご一緒できなかったけど、一年間ありがとうございました。

   *        *        *

 個人質問では、私のライフワーク/イノシシ対策も行ないました。今年も秋になり、我が家の近くまで出没しています。
 岡山市は、2014年度までの「岡山市鳥獣被害防止計画」を策定しましたが、抜本的なとりくみが伺えなくてガックリ。
 和気町では、昨年4月から町単独予算で、現在のところ、2億5000万円以上をもちいて、220キロの柵を行なっています。来年度までの事業です。被害対策としての大きな効果をあげています。吉備中央町では、町の特産品にと、イノシシ肉販売・普及や皮革加工に備前県民局と協働で取り組んでいます。猟師の皆さんの励みになると思います。
 これらの自治体は自治体をあげて取り組んでいらっしゃるので、岡山市でもその姿勢が望まれるところなのです。先日も、瀬戸町の方に道路を車で走っていても、イノシシ、シカにあって大変だと言われました。御津、建部、灘崎、瀬戸。合併しなかったら、オール自治体で、積極的なイノシシ対策ができたのに…と、言われない取り組みが必要。これが民主主義です。
 中山間地域、市街地と、地域に即した具体的な対応が望まれます。香川県では、市街地において人身被害が起きているので、「市街地イノシシ等侵入防止モデル事業」を今年度からはじめました。モデル地区を選定し、「イノシシに強いまちづくりワークショップ」・現地検討会を行い、イノシシに侵入されにくい環境づくりを推進しています。「イノシシ対策係」が必要ということです。
 

 

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12月13日 私の11月議会個人質問が、インターネット公開 & 質問③/戸籍、住民票の交付にかかわる本人通知制度

2012-12-13 | おにき日記


 この11月議会から、岡山市議会本会議のインターネット中継が始まっています。そして、今日、私の個人質問もアップされました。3日後から2年間アップされます。でも、なぜか、私のパソコンからはあけることができません。字の色が変わったところをクリックしてくださいね。

鬼木のぞみ/2012年11月議会個人質問

 今回の11月議会では、「戸籍・住民票の交付に係る本人通知制度」を提案しました。住民登録や本籍のあるかたが事前に登録しておけば、そのかたの住民票の写しなどを代理人又は第三者に交付したときに、その事実を登録者本人にお知らせする制度です。不正請求の抑止や、不正取得による個人の権利の侵害防止の効果があります。

 戸籍等の不正取得事件は、各自治体で摘発されてきており(岡山市でも有)、国も戸籍法の改正などの対応を行なっていますが、不正行為があとを絶っていないのが実情です。
 昨年11月には、東京都内のプライム総合法務事務所に関連した司法書士や元弁護士をはじめ5人が戸籍謄本等の不正取得で愛知県警に逮捕されました。プライム社は仲介者を通じて全国各地の探偵者や調査会社から依頼を受けて不正取得を繰り返し、その数は1万件をこえ、8~9割は結婚相手の身元調査ということです。身元調べは断じてあってはいけないことです。 
 そして、この被害を受けている1万人の本人のほとんどが、そのことを知らされていません。不正に取得された個人情報が悪用され、ストーカーや脅迫、就職不採用、婚約破棄などに利用されても、その原因がわからないままに被害を受けるということです。
 ぜひ、前向きに検討していただきたいと思います。

 夜には、津島学区連合町内会の忘年会です。楽しいお話、タメになるお話、温かくなるお言葉をありがとうございました。この一年、本当にご苦労さまでした。
 


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12月12日 保健福祉委員会/「就学前教育・保育のあり方について」

2012-12-12 | おにき日記





 ご指導をいただいている人生の大先輩から、お便りとともに、ご自身が撮られた紅葉の写真3枚が入っていました。写真におさめてブログにと、思い立ったのが、我が家の玄関。ありがとうございました。

 今日は保健福祉委員会でした。地域主権一括法の関係で、たくさんの条例が出されています。保健福祉委員会としても勉強会をもって、関係者の話をきいたものもありました。質疑でもだされましたが、保育園の人員配置など上乗せして決めることができればよかったですね。当然、この条例でも上乗せはできます。現場の声を反映した運用をと。

 陳情も保健福祉委員会にはたくさん出されていました。制度面・仕組み上の問題、陳情者の想い…、私自身の考え方。いつも陳情の賛否には心を砕きます。
 今回あらたに出されているなかで、採択されたのは、「岡山市公立保育園への入園等基準について」です。岡山市は、育児休業取得期間中、5歳児児童は入園継続ができるけど、5歳未満はいったん退園をしないといけない。退園するとその園への復帰がかなわず、きょうだい別々の保育園に通園させなければならないケースがでてくる。せめて、幼児教育の観点から3歳以上の児童には入園継続ができるよう基準を変更してほしいというものです。倉敷市は4歳児を認めているということです。

 大きな懸案事項の「就学前教育・保育のあり方について(案)」について。「職員研修や教材準備等の時間が確保されるよう」が加えられるなど、幾つか変わったところがありましたが、基本的には、岡山市の方針により言葉を加えるものでした。
 私自身は、幼保一体化に反対するものではありませんが、内容・体制の具体とともに、民営化・統廃合にこだわっています。その理由やあり方の根拠が書かれていないからです。(案)についての議論は今回の委員会までということになりました。この(案)について、新しく書き加えられたところにもご意見がでています。当局の皆さんには委員の皆さんの意見を誠実にうけとめ、対応していただきたいと思います。



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12月11日 質問②/土地開発公社について

2012-12-11 | おにき日記





 朝、2本の連絡をいただきました。山陽新聞に昨日の質問のなかから、土地開発公社のことが取り上げられていたからです。

 操車場跡地計画にかかわって、岡山市は土地開発公社から土地を買い戻すことになります。買い戻し費用(136億円余)と取得価格との差は、2012年3月31日時点での計算で、39億円余。支払い利息が38億円余、手数料1億円余など。計画が二転三転したわけですが、高い買い物です。

 公社の設立は昭和49年で、土地価格がうなぎ上りに上昇した時期であったため、先行取得が必要だったかもしれませんが、これからは、箱もの行政は基本的に困難になり、道路も含めて、これまで作ったさまざまな公共施設の改修・改築、維持管理が最大課題とされていき、私は公社の役割がなくなったのではないかと指摘しました。

 また、岡山市は公社の経営健全化を進めてきており、2000年度末に約522億円あった保有地の簿価は、今年9月現在で(約20ha)で約200億円。これから操車場跡地を買い戻すと、簿価は約64億円となります。解散もしやすい時期なのではとも思いました。
 岡山市は、環状道路などの計画もあり、道路の先行取得が必要との見解です。5年以内に事業化されるものを先行取得するということです(塩漬けにならないよう)。

   *        *        *

 正直、明日の委員会への準備などで、心と頭がいっぱい。そんな私にありがたい友人の洋食屋さん。出て来たのは、〈タルハナチョルバス〉というトルコ料理のスープ。「いる?」の言葉に、「いる」と目が輝いてしまいます(^^)。
 ホームページで調べると、トルコでいうおふくろの味みたいですね。小麦粉、トマト、ヨーグルトなどで発酵・乾燥させて作った〈タルハナ〉が素。〈タルハナ〉を作るのには時間がかかるみたいですが、これがあると簡単にスープができるみたいです。オレガノなどハーブもしっかりきいていて、おなかに優しいのが嬉しかったです。ありがとう。

 


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12月10日 私の議会質問でした。質問①/東日本大震災にかかわって

2012-12-10 | おにき日記





 今日は私の質問日でした。私は時間が30分あるこれまで通りの方法で質問をしました。一問一答だと20分なので。とはいえ、答弁がすれ違うと、一問一答の方がよかったなと思います。でも…、質問項目が多すぎて、いつもながらの反省です。

 3.11東日本大震災以後、「東日本大震災にかかわって」にこだわって質問をしています。遠いできごとではなく、この岡山でできること、しなければならないこと、そして、この震災を教訓にしたライフスタイル・シフトと向き合っていかなくてはならないという想いからです。

 今回は、母子避難の皆さんの心のケア、情報伝達について取り上げました。震災にあたって、国は女性の視点からのケアについて取り組んでいますが、岡山ではまだまだです。避難生活が長くなり、もちろん皆さん前向きにがんばっておられますが、親戚・友人など見知らぬ地でシンドイ状況におかれている方の話が届くようになっています。一般的に岡山市として心のケアに取り組んでいるから、そこにアクセスをすればいいという姿勢ではなく、行政の方から一歩前にでて、「避難している皆さんへ。一人で悩んでいませんか?」という姿勢で取り組むべきです。

 岡山市HPの「東日本大震災/被災地の支援について」のアイコンから入ると、「東日本大震災被災地における女性の悩み・暴力相談事業」(内閣府)という項目があり、電話が、いわて、みやぎ、ふくしまにつながるようになっています。「一人で悩んでいませんか? 眠れない/孤独感/人間関係/生活/家族/仕事/将来の不安/DV」。この事業も大切ですが、遠い東北につながるだけでなく、具体的な社会資源がある岡山の地で、「避難者」への相談事業にとりくむことが必要だと思います。

 避難者との意見交換会の場、さんかく岡山でのエンパワーメント事業、一時預かりの減免など提案しています。そもそも、縦割り行政で、私の質問にも総合的に回答できる部署がありませんし、効率的でスムーズな対応ができません。移住支援などの対応部署も考えていかれるということなので、目の前にある具体事例の課題をみて、取り組んでいただきたいと思います。

 

 
 

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