今日は私の質問日でした。私は時間が30分あるこれまで通りの方法で質問をしました。一問一答だと20分なので。とはいえ、答弁がすれ違うと、一問一答の方がよかったなと思います。でも…、質問項目が多すぎて、いつもながらの反省です。
3.11東日本大震災以後、「東日本大震災にかかわって」にこだわって質問をしています。遠いできごとではなく、この岡山でできること、しなければならないこと、そして、この震災を教訓にしたライフスタイル・シフトと向き合っていかなくてはならないという想いからです。
今回は、母子避難の皆さんの心のケア、情報伝達について取り上げました。震災にあたって、国は女性の視点からのケアについて取り組んでいますが、岡山ではまだまだです。避難生活が長くなり、もちろん皆さん前向きにがんばっておられますが、親戚・友人など見知らぬ地でシンドイ状況におかれている方の話が届くようになっています。一般的に岡山市として心のケアに取り組んでいるから、そこにアクセスをすればいいという姿勢ではなく、行政の方から一歩前にでて、「避難している皆さんへ。一人で悩んでいませんか?」という姿勢で取り組むべきです。
岡山市HPの「東日本大震災/被災地の支援について」のアイコンから入ると、「東日本大震災被災地における女性の悩み・暴力相談事業」(内閣府)という項目があり、電話が、いわて、みやぎ、ふくしまにつながるようになっています。「一人で悩んでいませんか? 眠れない/孤独感/人間関係/生活/家族/仕事/将来の不安/DV」。この事業も大切ですが、遠い東北につながるだけでなく、具体的な社会資源がある岡山の地で、「避難者」への相談事業にとりくむことが必要だと思います。
避難者との意見交換会の場、さんかく岡山でのエンパワーメント事業、一時預かりの減免など提案しています。そもそも、縦割り行政で、私の質問にも総合的に回答できる部署がありませんし、効率的でスムーズな対応ができません。移住支援などの対応部署も考えていかれるということなので、目の前にある具体事例の課題をみて、取り組んでいただきたいと思います。