いま、岡山市議会では、予算・決算のあり方、本会議や委員会の持ち方が、議会運営委員会勉強会として、討議されています。
10.5の勉強会について、林議員が書かれていたので、シェアします。「働き方改革」というたてりのなかで、質問時間の短縮や質問機会の削減を行うべきだという意見が出されています。
議会は、市民の立場で市政をチェックしたり、提言を行わなければならないので、議会の質問時間が少なくなると責任を全うできなくなる。
私は長年行われてきた、今のままで、よいと考えています。身近な議員の方と話してみてください。
次回の勉強会は10.13です。残念なことに、市民の傍聴は出来ません。
そうそう、岡山市議会には、「議会基本条例」があります。前文を久しぶりに読みましたが、大切なキーワードが幾つもあります。
〈前文〉
わたしたち岡山市議会は，多様な歴史，文化及び地勢に富んだ地域で構成される政令指定都市の議会として、広範な市民の意見を市政に反映させていく使命を担っている。
日本国憲法に基づく地方自治制度の二元代表制の下、議会は、その持てる立法機能、監視機能、調査機能、政策形成機能等の権能を十分に発揮し、自由かっ達な議論を通して、最良の結論を導き出す役割を果たさなければならない。
ここに、わたしたち岡山市議会は、このような使命と役割を自覚するとともに、地方自治の本旨にのっとり、不断の努力の下、市民に信頼され市民に開かれた議会を目指し、市民福祉の向上と市勢の発展に寄与することを決意し、この条例を制定する。
＊林潤議員のFacebook投稿です
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議会運営委員会で、議会改革として予算・決算のあり方などについて協議する勉強会が開かれました。
議会改革というと、時間短縮が主眼のような話がすぐ出てきます。
質問の質を高めよう、というのは共通認識があるように見えて、何を持って質が高いというのかは様々です。
議会とはなんぞや、にも関わり、それも認識に違いがあります。
地方議会は、憲法93条で「議事機関」と定められています。
採決をすれば足りるのではなく、しっかり議論を行い、結論に至る理由を明らかにすることが大切です。
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