女性議員の皆さんで、三宅泰司教育長と懇談を行いました。テーマは2つ。
①包括的性教育を教育の場に位置付けてほしいこと。
包括的性教育という言葉は聞きなれないかもしれませんが、身体や 生殖の仕組みだけでなく、人間関係や性の多様性、ジェンダー平等、幸福など 幅広いテーマを含む教育のことで、国際的に進められています。
今、「さんかく岡山」での市民協働事業として、「岡山市セクシュアリティ教育研究会」が活動をしていますので、教育委員会には連携をして進めていただきたいです。
②性暴力への対応
✳︎「教職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」(2021年6月施行)に基づく対応と、✳︎子どもを性暴力の当事者にしないための「生命(いのち)の安全教育」の具体化について。
教職員等による児童生徒への性暴力を防ぐための取り組みは、千葉市教育委員会が先駆的です(HPからの宣言を添付)。
「子どもへの性暴力防止対策検討会」を作り、検討を重ねられた提言を受け、進めておられるので、参考になります。
◎ 千葉市 HP「性暴力から子どもを守る安全・安心な学校づくり」
岡山市でも検討会を作り、ていねいなプロセスで対策を具体化してほしいです。
また文科省は、2023年度から、全国の小中高学校において、「いのちの安全教育」を実施することとしています。
◎ 文部科学省HP 「性犯罪・性暴力対策の強化について」
岡山市でも具体化が必要なので、ぜひ、包括的性教育と連動して進めてほしいと思います。
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教育長とはざっくばらんに話をしました。「岡山市セクシュアリティ教育究会」の方とも話をして、できることを考えていきたいということ。
女性議員の皆さんといっしょなので、懇談の内容は豊かなものになります。どんな風に具体化できるのか。これからも話し合っていきたいと思います。