岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

10月21日-2 女性議員の皆さんで、三宅泰司教育長と懇談を行いました

2022-10-21 | おにき日記
 
 
 女性議員の皆さんで、三宅泰司教育長と懇談を行いました。テーマは2つ。
 ①包括的性教育を教育の場に位置付けてほしいこと。
 包括的性教育という言葉は聞きなれないかもしれませんが、身体や 生殖の仕組みだけでなく、人間関係や性の多様性、ジェンダー平等、幸福など 幅広いテーマを含む教育のことで、国際的に進められています。
 今、「さんかく岡山」での市民協働事業として、「岡山市セクシュアリティ教育研究会」が活動をしていますので、教育委員会には連携をして進めていただきたいです。
 ②性暴力への対応
 ✳︎「教職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」(2021年6月施行)に基づく対応と、✳︎子どもを性暴力の当事者にしないための「生命(いのち)の安全教育」の具体化について。
 教職員等による児童生徒への性暴力を防ぐための取り組みは、千葉市教育委員会が先駆的です(HPからの宣言を添付)。
 「子どもへの性暴力防止対策検討会」を作り、検討を重ねられた提言を受け、進めておられるので、参考になります。

 ◎ 千葉市 HP「性暴力から子どもを守る安全・安心な学校づくり」
 
 岡山市でも検討会を作り、ていねいなプロセスで対策を具体化してほしいです。
 また文科省は、2023年度から、全国の小中高学校において、「いのちの安全教育」を実施することとしています。
 
◎ 文部科学省HP 「性犯罪・性暴力対策の強化について」
 
 岡山市でも具体化が必要なので、ぜひ、包括的性教育と連動して進めてほしいと思います。
:::

 教育長とはざっくばらんに話をしました。「岡山市セクシュアリティ教育究会」の方とも話をして、できることを考えていきたいということ。
 女性議員の皆さんといっしょなので、懇談の内容は豊かなものになります。どんな風に具体化できるのか。これからも話し合っていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月21日-1 B型肝炎遺族の方が、妹尾中学校で講演を行われました & 副読本「B型肝炎 いのちの教育」

2022-10-21 | おにき日記
 
 
 岡山市内に暮らすB型肝炎遺族の方が、妹尾中学校で、3年生約100人の皆さんに講演を行われました。
 集団予防接種で注射器を使い回しされたため、後に発症したB型肝炎で、夫を亡くされた遺族の方です。
 生徒の皆さんは、しっかり背筋を伸ばし、真っ直ぐにその方を見つめて、話を聞いておられました。
 発症の苦しみ、生活の苦しみ、精神的な苦しみ。国の誤った政策が原因であったこと。どうすれば悲しい想いをする人がなくなるのか。知ることで偏見をなくすこと。
 その方は、思い出されること、お話をすること自体がお辛いでしょうに、その言葉と想いはしっかり子どもたちに届いている様子が伝わりました。
 「知ること」の大切さ。当事者と直接出会うこと。生徒からのお礼も素晴らしかったです。同席できて、ありがたかったです。
:::
 長くなって恐縮ですが…。
 厚労省。中学生用に『B型肝炎いのちの教育』副読本を作成し、学校現場での教育をはじめだしたばかりです。
 妹尾中の当事者授業は全国で2番目。中四国で初めてです。厚労省からもお2人の方が来られていました。
 B型肝炎原告団岡山支部の皆さんは、市内の中学校で、この副読本を用いて『いのちの教育』を進めてほしいと、9.26に、三宅泰司教育長に要請を行われました。
 教育長は知ることが大切。学校現場に伝えていきたいということです。
 原告団の皆さんは、県内の多くの子どもたちに話を聞いていただくことを願っておられます。子どもだけではなく、正直なところ、私も詳しくは知りませんでした。大人にも大切。
 ご希望がある方は、お伝えいただくとお繋ぎできます。
:::
 
✳︎副読本「B型肝炎 いのちの教育」生徒用
 
✳︎副読本「B型肝炎 いのちの教育」教師用
 
✳︎B型肝炎に関する教育について(文部科学省サイト)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする