岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

7月16日 万成病院57周年記念式典 & 京山公民館で「東日本大震災~今、私たちにできること~」

2011-07-16 | おにき日記
 






 万成病院創立57周年記念式典、松風会創立15周年記念式典、小林孫兵衛記念医学振興財団第19回研究助成金授与式がありました。毎年、参加させていただいています。
 私は職員の皆さん、関係機関の皆さん、そして、若い研究者を大切にされるこの式典の雰囲気が好きです。この小林孫兵衛記念医学振興財団の研究助成、今年は5人の方に50万円ずつ。うち2人が女性ということで嬉しいです。私は毎年、皆さんのショートスピーチを楽しみにしています。今年はとりわけ、昨年、私がとてもお世話になった方々が昇天する原因となった高齢者誤嚥性肺炎、不応性貧血、また、友人や友人の子ども達が抱える自閉症スペクトラム障害や統合失調症、私自身が注意しなければならないメタボリックシンドロームとより身近な課題が多かったです。若い研究者を育まんとまさに未来への投資です。
 小林建太郎理事長は、①法人内の組織のつながり、②認知症の予防から発症、問題行動というトータルマネージメント(経過のつながり)、③外部の他福祉機関とのつながりと、これからは人と人、顔のみえるつながりを作っていこうと。
 写真は祝賀懇親会にて。上の写真は、右端が「ひまわり寮」施設長の田淵さん、横田さんと私の間は、万成病院のある町内会の方で、田淵さんが母と尊敬される方(私も尊敬しています)。下の写真は、参加されていた松本/岡山市病院事業管理者(市民病院院長)と。いつも、情熱いっぱいに分かりやすく話をしてくださいます。医療・福祉連携のソフトの部分も充実をと挨拶をされていました。同感です。

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 今日の午前中も、京山公民館主催でステキな企画がありました。「東日本大震災~今、私たちにできること~」です。問題提起は、現地に支援に行かれた若者と福島県から子ども二人と避難してこられているお母さんから。避難されてこられた4人のお母さん(福島県2人・茨城県2人、京山学区2人、岡北学区2人)、京山中学校中学生も参加していました。
 生の声は本当に心奥深く届きます。避難してこられたお母さんからは、「原発離婚という言葉ができているが、価値観を共有できるかできないかが大きなテーマ」「小さな子どもを抱えた母子だけで避難している場合が多いので、孤立しないよう、ほっとする場の提供も大切なのでは」etcの貴重な意見も。
 地域でこういう企画ができたのが嬉しいです。公民館の本領発揮ですね。今後の活動へとつながっていきそうです。
 そうそう、災害に備えて、揃えておくもの二つ。ネコのトイレ用猫砂、水を入れるポリタンク。断水からくるものですね。……、猫というと、会が終わってからの話ですが、飼っていらっしゃった猫が1匹、続く余震のストレスでご飯が食べられなくなり、亡くなったそうです。動物も大変です。
 




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