7/18,19の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2020-07-20 11:44:11 | 共有クラブ
『一口馬主好配合馬ピックアップ(2019)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したウイングリュック(牡2歳)が土曜函館1Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

★ウインレーシングクラブ
父ロージズインメイ
母コスモフォーチュン(マイネルラヴ)
牡 募集価格:1700万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018101632/
母コスモフォーチュンは現役時代に北九州記念(G3)を勝ったスピード馬で、マーメイドS(G3)を勝ったコスモプラチナの半姉です。繁殖成績も優秀で、本馬の全姉マイネボヌールは3歳春に紅梅S(OP)で2着し、古馬になると芝1400mの準オープンで2着、3着という成績を残しました。「ロージズインメイ×マイネルラヴ」の組み合わせは、マイネボヌールのほかにドリームバレンチノ(JBCスプリントなど重賞5勝)とウインムート(さきたま杯、兵庫ゴールドトロフィー)の兄弟、サイモンガーランド(準オープン)が出て成功を収めています。本馬も順調ならば全姉同様の活躍が期待できるでしょう。芝向きのマイラー。(栗山)
7/1追記
ロージズインメイ×マイネルラヴはJRAに9頭が出走し5頭が勝ち馬、ドリームバレンチノ=ウインムート、サイモンガーランド(4勝)、マイネボヌール(4勝)と、母コスモヴァレンチ以外からも高確率で上級が出ています。本馬はマイネボヌールの全弟にあたり、母コスモフォーチュンは北九州記念の勝ち馬でLyphard4×4、その母グレースマリヤはNorthern Dancer4×4とNasrullah4×5・5ですから、超アウトブリードで活力に欠けるロージズインメイの相手には合っています。母方のしなやかさを感じさせる歩きをするし、本馬も芝中距離で上級を狙えるとみました。(望田)

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2018)』で栗山求が推奨したミモザゴール(牝3歳)が土曜福島2Rの未勝利戦(ダ1700m)を勝ち上がりました。

★ニューワールドレーシング
父ルーラーシップ
母ハナズゴール(オレハマッテルゼ)
牝 募集価格:5000万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105925/
母ハナズゴールはチューリップ賞(G3)と京都牝馬S(G3)の勝ち馬で、オーストラリアへ遠征してオールエイジドS(G1・芝1400m)を勝ちました。引退後、初めての種付け相手にルーラーシップを選んだのは、ダイナカール3×4という牝馬クロスを作るのが目的でしょう。今年のセレクトセール当歳で1億8000万円の値がついたアイムユアーズの2018(父ドゥラメンテ)はダイナカール4×4。今後この牝系を重ねた配合馬はどんどん出てくるものと思われます。本馬はこのクロスだけでなく、母方にシャンハイが入る点も評価できます。シャンハイの母Korveyaは、「Riverman×Damascus」という父と相性のいい血同士を掛け合わせています。シャンハイの4分の3兄ヘクタープロテクターはルーラーシップと相性良好です。「ルーラーシップ+シャンハイ」も上手く行くのではないでしょうか。ルーラーシップ牝馬で5000万円は少々高いと感じますが、それでもピックしてみたいと思わせる馬です。(栗山)

『ディープインパクト好配合リスト(2019)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したダノンレガーロ(牡3歳)が土曜阪神4Rの未勝利戦(芝2200m)を勝ち上がりました。

ダノンレガーロ(牡、母キングスローズ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105285/
サトノアーサーの全弟。母キングスローズはニュージーランドの3歳女王で、CJCニュージーランド1000ギニー(G1・芝1600m)などに勝った。母父Redoute's Choiceはデインヒル直仔の名種牡馬でフルーキーの父でキャンベルジュニアの母父。キングスローズはNorthern Dancerの血が濃い(4・5×3・5・5)ので、産駒はPOG期間内にけっこう完成するはず。全兄より距離はもちそうな体型ですかね。(望田)

◎ダノンレガーロ(牡・母キングスローズ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105285/
2018年のセレクトセール1歳で落札価格2億7000万円(税抜)。サトノアーサー(エプソムC)の全弟にあたる。母キングスローズは新・豪・香で通算23戦8勝。NZ1000ギニー(G1・1600m)など6つの重賞を制した名牝で、Northern Dancerの濃度が濃く(4・5×3・5・5)、Danzig、Nureyev、Lyphardを経由しているのでディープインパクトの配合相手として好ましい。母方の3代目にデインヒルと Nureyev を並べる配合はミッキーアイルと似ており、「Redoute's Choice+サンデーサイレンス+Nureyev」なのでフルーキーに似たテイストもある。Alzao≒Dancing Show3×4はニックスとなる可能性があるので楽しみが大きい。芝向きの中距離タイプ。(栗山)

日曜福島10R横手特別 オーケストラ(POG・望田)
日曜阪神11R中京記念3着 エントシャイデン(ディープ・望田)

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ウイングリュックは推奨コメントでしなやか中距離馬だろうと書いたし、新馬戦のときも「おっとりした性格だし1200は追走が忙しい」と書いておきましたが、距離延ばして大楽勝でした(・∀・)コスモフォーチュンはLyphard4×4なので、こういう前受け粘着力をよく伝える繁殖といえますね



ロージズインメイはアウトサイダー血脈が強いスカスカのアウトブリードなので種牡馬としてはアベレージが出ませんでしたが、母父としては優秀で特にスクリーンヒーローとのニックスは有名で、ビッグレッドさんもスクロージズは意識してつけてるようです

ちなみにスクリーンヒーロー×ロージズインメイ×マイネルラヴはJRAに3頭が出走しマイネルグリット(3勝,小倉2歳S)とマイネルウィルトス(3勝)が勝ち馬となってますね





先週はリオンディーズ産駒が新馬勝ちを二つ決めて注目を集めましたが、勝ち上がった4頭の産駒のうち、母がNorthern Dancerクロスを持つのは1頭だけというのは、リオンディーズがNureyev≒Sadler's Wells4×3(Northern Dancer5・5・7×4・6)だけに順当といえるでしょう

ちなみにこれまでJRAに出走したリオンディーズ産駒は17頭いて、母がNorthern Dancerクロスをもつものが8頭、持たないものが9頭でした

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2 コメント

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Unknown (バルキー)
2020-07-20 19:02:17
母非Northern Dancerクロスを念頭にエピカメサンデー二番煎じ全開(^^;)で
リオンディーズ×シンボリクリスエス×サンデーサイレンス
に注目してPOGでも指名してみました。
まだ1頭もデビューしてませんが2歳馬に5頭該当馬がいます。
リオクリサンデー(仮)さて走るかなぁ。
指名馬じゃぁないですが注目はパンドラの孫なのかなと。
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Unknown (MJ)
2020-07-20 21:17:57
リオンクリスエス、今年一頭つけましたよ(・∀・)
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