土曜のレース回顧～アフリート×Nijinskyにおける「母母1/4欧」

京都11R オパールS
◎4.アポロフェニックス
○7.モルトグランデ
▲1.セブンシークィーン
△3.キョウワマグナム
△6.ヘニーハウンド
×8.エーブダッチマン
×15.アンシェルブルー
注14.ショウナンカザン
注16.エーシンホワイティ
ヘニーはどれぐらい強いのかまだ判然としないがどちらかといえば急坂向きのパワー型だろう。アンシェルは1400mベストで1200mは微妙に息が入らないし、ショウナンは平坦芝1200m良は走るし淀短は会心の◎だったがここは枠が外すぎる。京都芝1200mは安定の○だが勝ちきるにはもうワンパンチ足りないか。となると▲の逃げ切りを狙う手まであるが、◎は芝1600mを日本レコードで勝ったゼンノエルシドの甥で、開幕週のパンパン馬場は向くタイプだしこの枠で藤田ならイン好位でロスなく立ち回れそうで、これは盲点になっていると思う。手広く流したい。

京都9R りんどう賞
◎11.ブロッケン
○1.ディザイラブル
▲7.ゴールデンムーン
×8.ナオミノユメ
×9.プレノタート
注3.レッドアラビアータ
注5.カイルアロマンス
◎○▲で迷うが、◎はナスキロラトロとトムフールの組み合わせのクロスでドローンのスピードがONになったタイプで、いかにも山内厩舎の2歳馬らしい完成度の高いスピード馬。瞬発力と完成度で一歩リードとみたい。

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アポロフェニックスはアイビスのときもお世話になったかわいい奴ですが、とにかくミスプロ的な手先の軽～いスプリンターでパンパンの高速馬場でこその馬で、同じアフリート産駒でもエーブダッチマンはノースフライト牝系のパワー粘着力で走るタイプだけに、開幕週の京都で内枠で藤田ならアイビスの着順はひっくり返って不思議ないのでは…という読みに達したのが会心

エーブダッチマンの母からHyperionガッツリもってきましたという配合も好きなんですが、アポロフェニックスの場合は母母エンブラがDerring-Do≒Tudor MelodyなどNearcoとハイインローを使った相似配合になっていて、「3/4米血、1/4欧血」の配合形になっているのがいいですね～
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2005104397/

アフリート×マルゼンスキーのプリモディーネも母母はNasrullahとFair TrialとCoronach≒PrecipitationとBuchanをクロスする欧血相似配合(伊達ブレンド)ですから、やってることはよく似ているのです
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1996101283/

それにしても京都芝はビックリするような時計が連発していて、これだけ速いと乗ってる人の体感スピードもズレてこないのだろうか…などと考えてしまいます