新潟11R 新潟2歳S
◎8.マーブルカテドラル
○17.ハープスター
▲9.マイネルメリエンダ
△3.イスラボニータ
△10.マキャヴィティ
×4.ダウトレス
×6.マイネグラティア
注5.アポロスターズ
注18.ピークトラム
ハープスターは桜花賞路線に乗れる好マイラーで、ファルブラヴやフェアリーキングのマイラーっぽさが表現されていて“女スズカフェニックス”というイメージで、素質ならこれだろうが、アイムユアーズやワンカラットなどファルブラヴ牝馬はパワー加速なのでどちらかといえば小回り内回り向きで、この馬も重箱の隅をつつくとそういう側面はあるかもしれない。ダイワメジャーはパワーと粘りが持ち味だが、ナスキロクロスを持つ牝馬との配合ではダイワマッジョーレ、エピセアローム、エクセラントカーヴなど斬れ味のあるタイプも出す。マーブルカテドラルはチューリップ賞のヘルスウォールの娘で、母がシアトルスルーとボールドビダーを通じる「ボールドルーラーとプリンスキロ」のクロス、しかも母母はプロミストランドの3/4同血クロス3×3だから、ダイワメジャー産駒にしては脚長で斬れるタイプに出た。しなりながら抜け出した東京の勝ちっぷりを見ても新潟外回り向きの決め手があるし、距離延長もプラスだからここは狙ってみたい。この◎○中心で。
函館11R キーンランドC
◎14.ストークアンドレイ
○11.ストレイトガール
▲10.マスイデア
△3.シュプリームギフト
△16.サンカルロ
×6.ファインチョイス
注1.フォーエバーマーク
函館芝は相変わらずタフな馬場で時計も上がりもかかるしパワーがないと好走できないが、先週のようなインベタ馬場ではなく土曜は外差しも決まっていた。ならば◎の51キロが狙えるのではないか。函館2歳Sの勝ち馬で、前走ももう少し上がりがかかれば圏内かという終いの伸び。母母スキルフルジョイはジャングルポケットの母母でもあり、ここはスターダスト4×4、ハイペリオン5×5・5・6。筆者は“クロペリオン”と名づけているが、クロフネのオープン級はこういうハイペリオン的な凝縮を母系に持っていることが極めて多い。
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マーブルカテドラルは直線先頭に立ってからも頑張ってはいましたが、スタート後にちょっと行きたがって2番手に行ってしまったのは誤算で、たとえスローでも外から差し追い込みが届くのが新潟2歳Sというレースなのだ…ということは、下記エントリ「サンデーとNijinskyを引くナスキロ柔い中距離馬が、エプソムCを差すように差すのが新潟2歳」でも書きました
「ここ3年の桜花賞は、Northern Dancer系のスプリンター・マイラーを母父に持つ最高馬体重のディープ産駒が勝っている」
「ハープスターはディープインパクト×ファルブラヴの牝で現在480キロ以上あるらしいが、ファルブラヴ牝駒はスプリンター~マイラーが圧倒的に多いし、本馬も母父のそういう面を強く受けた体型体質にみえるので、桜花賞路線に乗っていけるのではないかと期待したい」(キャロットクラブ会報5月号「桜花賞3連覇から学ぶ、ディープ産駒を大型化する配合とは」より抜粋)
上がり11.5-10.9-11.4を一気に突き抜けた瞬間、まさにジェンティルドンナがオーバーラップした瞬間でした
「サンデーとNijinskyを引く…」で名前をあげたイスラボニータとピークトラムが、エプソムCを差すようにちゃんと差してきたんですが、大外から桜花賞を差すように爆発されてはお手上げ(^ ^;)
各馬の血統については「血統クリニック」を再録しておきますのでそちらをご覧ください~
キーンランドは土曜の結果を踏まえて前日予想は外差し狙いでいったら日曜は完全にインベタ(^ ^;)、ストークアンドレイもストレイトガールもこの外枠では苦しかったですが、掲示板に載った馬で外を回ったのはこの2頭だけですから、土曜の馬場ならば…と恨み言も言いたくなります
小倉はしかし不良→重発表とは思えない時計や上がりで、高速馬場向きのスピリタスやトーホウアマポーラが平気でくるし、この馬場誰か私にわかるように説明してください…(^ ^;)
今日は日曜なので夜は飲みに出たいところですが、来週は火曜水曜と遊びにいくのでルーチンワークを今から前倒しでキバります
実は今日も馬券を買いつつ、土曜の競馬のVTRを見て原稿を書いておりましたが、サグレスはヒカルアマランサスとデグラーティアを足して割ったようなイメージで、外回りならもっと斬れそうな好マイラーですね~
まあそんなわけで、凄いなあ~楽しみやなあ~という馬が毎週毎週出てきますから、そりゃ競馬はやめられません(・∀・)
サンデーとNijinskyを引くナスキロ柔い中距離馬が、エプソムCを差すように差すのが新潟2歳
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/55cccfb62902de070495ad1ee9318de3
第73回桜花賞回顧~大きなディープ娘が、パンツを見せながら差し返し
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/69c85dbeec4c2894e1e5fa762772bef5
もっさんに褒めて頂いた!超ウレピー \(^ー^)/
…と壊れかけるぐらい嬉しいです。
2・3着が裏返っていれば3連単も取れてもっとウレピーだったのにぃ←オイオイ。
マジでマツパク師晩年の傑作になるかもしれませんね。
後でレース映像見るのが楽しみです。
ハッピーバレー競馬場に行くとき、暑いのでピークトラムに乗らずにタクシーで楽したんが間違いやったかな…(^ ^;)
レース上がり10.9-11.4という数字を知った上でレースを見ると、ハープスターの爆発力を余計に感じますね(^_^;)
無事に来春を迎えられれば、桜花賞でも有力だろうなぁ。
Bertolini肌やMeadowlake肌との配合でG1マイラーを出すというのはちょっと他の種牡馬には真似できない芸当であって、それだけディープが伝える体質がしなやかで柔らかだということなのです
スピリタスは結局、鞍上の腕で不利をカバーした、ということですかね?
まあ馬連の馬券は予想の範疇にあったことなので問題なかったですが
今日は各メインレースの当たり馬券が他のレースでのOrzをカバーしてくれました
ハープスターのゴール前のような走りは久々に見る気がします(中継を見る機会が今は少ないからだけかもしれないのですが)
ファルブラヴは娘にはFairy Kingらしさをよく伝えるのでスプリンター~マイラーが多いんですが、ハープスターもFairy Kingらしいところはかなりあってピッチでビュンと加速するんですが、それでいてディープのしなやかさで外マイルでも爆発できるというのが、ジェンティルドンナとBertoliniの関係と重なるものがあります