ジャスタウェイ、マイネイサベル☆、マイネルラクリマ☆、シンメイフジ☆、セイウンワンダー、エフティマイア☆、マイネルーチェ
最近の新潟2歳Sの連対馬のその後を追うと、活躍の場を1800m以上にシフトしているケースが多いことがわかります(ザラストロも気性の問題でマイル以下を使われていますが、私はもうちょっと長いところの馬やと思ってます)
血統的なことをいうと、☆のついた馬やザラストロやモンストールなどはナスキロのクロスを持っており(モンストールは母)、また近4年の勝ち馬は全てサンデーとNijinskyの血を引いている点が共通します
そして近5年の勝ち馬は全て4角9番手以降からの差し追い込みで、だいたい勝ち時計は良なら1分34秒~33秒後半で、だいたい勝ち馬は33秒前後の上がりで差してますから、つまり後方からゆっくりいって1000mを60秒で通過して、上がり33秒を切れば差し切れるという計算
一方でコスモセンサーやタケミカヅチやマイネルレーニアのように将来重賞を勝つような馬でも、このレースに限っては先行してしまうとハッキリ苦戦傾向にあります
またスプリングサンダーやエイシンタイガーやクリーンエコロジーのような将来1200~1400mベストに落ち着くようなタイプは、たとえ差しに回っても突き抜けるところまではこない、と
まとめると、サンデーとNijinskyを引きナスキロをクロスし、ナスキロ柔さがある程度ONになっていて将来は1800m以上で活躍しそうな馬、2年後に毎日王冠やエプソムCや府中牝馬Sを差してくるようなイメージが描ける馬が、後ろからいって中距離馬の斬れで差し切るのが新潟2歳Sである、と
ちなみに登録馬でサンデーとNijinskyを引きナスキロをクロスするのは、ダウトレス、デスティニーラブ、ピークトラムで、イスラボニータはNijinskyと3/4同血のFar Northを引いています
というわけで、予想は何も考えてないですが、気づいた傾向だけザッと書き出してみました
別エントリーの話で恐縮です。
もっさんは、競走馬の血統における緊張と緩和の発想は、何をヒントに得られたのですか?
さっさん的には、二項対立の概念から、落語の『間』とか、アウフヘーヴェンとか、あるいは懐石料理の献立の流れとか…そんなことしか思いつかないのですが (^_^;)
ヨハネスブルグの血統表を見ていて、主流か傍流か…パラフレーズしていたら、ますます迷宮に入ってしまいました
(≧ヘ≦)
まあこういうのはサンデーとNijinskyが入ってないとダメというんではなくて、サンデーにNijinskyとナスキロが入ると胴や脚が長くなって体質が柔くなるだろうから、新潟2歳やエプソムC向きになりやすいんだろうなあ…というぐらいのイメージを持っておけばそれでOKかと
「緊張と緩和」や「3/4と1/4」の考え方で、Northern DancerやSadler's Wellsやノーザンテーストやサンデーサイレンスやブライアンズタイムなんかを斬ってみたら全部スパッと斬れたので、それからこの刀を振り回しつづけてるというわけです
ありがとうございます。
まだ登山口まで来た段階のさっさんですが(^_^;)、今一度、基本に立ち返り、血統表書き書きに邁進しますm(_ _)m