下記エントリ「メイショウサムソン黄金配合」で書いたように、動きが緩慢になりがちなメイショウサムソン産駒においては、(1)サンデーサイレンス系との配合でDrone≒Haloのニアリークロスにする、(2)Sadler's Wells≒NureyevなどSpecial血脈をクロスすることによって体質を締め動きを俊敏にする、この二つが効果的で、「メイショウサムソン黄金配合」と名づけました
名牝Specialの血脈構成はHyperionとNasrullahとFair Trialですから、ここにHyperion5×3・5、Nasrullah=Rivaz5・4×4、Fair Trial6・6×4のトニービンを絡めるのは非常に有効で、Specialとトニービンの出会いはジャングルポケット、ハープスター、ワンアンドオンリー、ルーラーシップ、ソングオブウインド、ヌーヴォレコルト、コパノリッキー、ニホンピロアワーズ、グレースアドマイヤ=ミラクルアドマイヤなどなど、数えきれないほどの名競走馬や名繁殖を生んできました
とするとメイショウサムソンの場合も、トニービンを持つ牝馬と配合すればSpecial血脈をクロスするのと近い効果が期待できるのではないか…という仮説が立てられます
ためしに母系にトニービンを持つサムソン産駒をTARGETで検索してみると、オリジナルスマイル(3勝)、オペラハット(2勝)、メイショウブイダン(2勝)、アインス(未勝利)、ショウナンアビル(未勝利)の5頭が抽出されました
これだけでもサムソン産駒全体と比較すれば優秀な内容といえるのですが、更に「サンデーサイレンスを母系に持つ」で絞り込んでみると、なんとオリジナルスマイル、オペラハット、メイショウブイダンの3頭しか残らないのです
つまり「サムソン×サンデー×トニービン」は該当3頭全てが2勝以上をマークしているわけで、これは「サムソン×サンデー×Special」が成功していることの裏付けにもなりますね
カリエンテスは今年の千葉サラで1836万円で取り引きされた馬で、母はハーツクライの全妹で、自身はメイショウサムソン×サンデーサイレンス×トニービンという累代
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012104161/
血統表をひっくり返してみてもハーツクライにNorthern Dancerクロスをもってくるのはセオリーだし、これは即戦力というだけでなく長く楽しめそうな中距離馬ではないかと
以上、「UMAJIN」次号のネタからちょっと拾ってみました(・∀・)
メイショウサムソン黄金配合(2)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/6c0ad88bd6e86efc7bc7b50272241261
メイショウサムソン黄金配合
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/d1801acde7a8d7ec42db5ead9c324714
オペラオーにアドベガとか、自分の競馬のめり込み史を振り返りつつ、オペラオーには時間がないよなぁなんて哀愁感じてるだけですが(笑)
サムソン×ジャンポケ×サンデーを様子見中
坂路15-15くらいまで、残っていると嬉しいですが・・・
あれこれ調べる時間がないのでこんなもんで…ちなみにオペラオー×サンデー×トニービンは5の1でした
オペラオーで活躍馬をとなると、バクシンオー肌をあてがって、尚且つ、安田厩舎か西園厩舎に入れて、意図的にスプリンターをつくるしかないような気がします。
オペラオー産駒に活躍馬が出ないのは、関西上位厩舎に入れない上、スミヨン、ルメール、デムーロといった、日本人騎手よりサドラー慣れしている外人騎手が乗れない環境も少なからず影響しているでしょう。
ワンスウェドのスピードを活かして…オペラオー×アンシェルブルーなんて面白いのでは?と思ったことがありました。
お忙しいときにすみませんでした。
移動によってキャロットにて募集される産駒もなくなりそうで、今年のファーストチェアの2013に出資を考えていましたが、今回のブログを見て決心できそうです。
ありがとうございます。
まるで販促されてるような気分に(^_^;)
MJさんピック馬唯一の売れ残りとセットで毎日残口チェックしておきます。
私は人参の中の人でも販促担当でもなく、ファーストチェア13を意識して立ち上げたエントリでもありませんので念のため(・∀・)
あと各クラブの募集中の馬についての評価はブログでは自重してますので、そこは自己責任ということでよろしくです(^ ^;)
まあでも行きがかり上少しフォローすると、上記3頭のうちオペラハットだけはダート向きに出ていること、そして母父ジャンポケの牡もダートに偏っていること(→NureyevがONになりやすい疑惑)、このあたりは頭に置いておかれるのがよろしいかとも