配合をみる人ならば、フェノーメノの血統表をみたときにナカヤマフェスタとの比較を持ち出されたことでしょう
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009106599/
母ディラローシェはデインヒルの娘でRibot4×4、Nearco5×4・6、Fair Trial6×5、そしてFlower BowlとTudor Minstrelを通じるハイインローのクロス
ナカヤマフェスタの母ディアウィンクはタイトスポット×デインヒルでHis Majesty2×4、Northern Dancer4×4、そしてBuckpasserとNever Bendを通じるLa Troienneのクロス
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006102424/
どちらもデインヒルのパワーの要素を増幅した配合をしていて、柔らかさとスタミナと底力を伝えるが少し線が細く非力な面も伝える種牡馬ステイゴールドは、こういう力馬っぽい牝馬との配合が成功しやすいということは何度も書いてきました
ただナカヤマフェスタとの比較でいうと、Northern DancerやLa Troienneのクロスがないぶんフェノーメノのほうがちょっと力強さでは見劣るところはあり、追って瞬時に加速できないけれどトップスピードに乗ってしまえばそれをハイインロー的に長く持続することができる、という意味で東京向きなのだろうと
ディラローシェの半兄には香港の年度代表馬でJCでスペシャルウィークの2着に粘ったIndigenousがおり、青葉賞の直線でのスピードの乗り方なんかはJCのIndigenousと似たものがあって、そういう脚質に合ったレースの流れになるかどうか、レース運びができるかどうかがポイントでしょうね~
それとやっぱり、母母父AverofがSing Singの産駒というのは引っかかります
昨年の桜花賞前に「Sing Singは真のチャンピオンを出せる血ではない」からマルセリーナには◎は打ちません…と書いてしまったのですが(^ ^;)、他にSing Singの血を引くG1勝ち馬にはニッポーテイオー、ダンツフレーム、マイネルラヴ、アローキャリー(全てリィフォー経由)などがおり、やっぱり中距離のリアルチャンピオンに必要な血かというと、そうじゃないと思うんですよね~
だから(マルセリーナの弟の)グランデッツァにも重い印は回したくないです
繁殖牝馬としての配合の比較ではディラローシェよりもディアウインクのほうに軍配をあげたいし、しかもSing Sing問題も引っかかるとなると、ナカヤマフェスタの配合をずっと褒めてきてダービーでも◎にしたからこそ、その比較においてフェノーメノに◎は打ちにくいものがあるなあ…というのがダービー4日前の心境
オルフェーヴルとドリームジャーニーとゴールドシップの「配合的表出的に似てる部分と異なる部分」を考えるのも、血統派にとっては楽しく悩ましい時間でしょう
確かにG1まであと一歩…のところまで行っても結局勝てなかった馬は過去にも何頭か見てきました…。種牡馬でいえばロドリゴデトリアーノとか…。やっぱりそれなりの理由といいますか配合的に納得できるような要素があるんでしょうか…?
エリモエクセルがいましたね…orz
どうもスーパーホーネットのイメージが強くて…すぐに気がついて訂正しにきましたΣ(´∀`;)
=『リマンド+ノーザンテースト、Nijinsky、The Minstrel』でノーザンテーストの頑健さを引き出せる…。
=ステゴ×マック大成功!
というのはやっぱ無理がありますかね?
アグネスウイッシュとステゴ×マックの馬たちの血統構成がなかなか似ていたもんでふと思ったんですが、リマンド持ちのステゴを調べるだけで音をあげてしまいました(競走馬になってるのって母父マックの面々だけなんですね)。
Alibhai持ちなんかも気合いで頑張ってみます…。
そうですよね~。
参加予定のPOGでステゴ×マックの二頭が人気しそうなので、いかにも擬似バクシンオー黄金配合なサマーキララで裏かいてみます。
甥やサクラバクシンオーと共に
似たような女が好きですよね~笑
タニノムーティエが勝ったダービーを逃げまくって
掲示板に載ったトレンタムは
そっくりなんですよね。
Tudor Minstrel, Nearco, Solarioで。
ちょっと単調な面がある血で、
◎は考えてしまいますよね。