本日5/24発売「ゴールドシップ伝説 愛さずにいられない反逆児」(星海社新書)にて、ゴールドシップの血統面について書かせていただいてますので、ご一読いただければ幸いです
https://www.amazon.co.jp/dp/4065319250
『POG種牡馬別好配合馬リスト(2023)』は予定より大幅に遅れてしまったにもかかわらず、今のところ好調な出足とのことで感謝の言葉もございません m(_ _)m
■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2022)』で栗山求が推奨したリバティアイランド(牝3歳)が日曜東京11Rのオークス(G1・芝2400m)を勝ちました。
リバティアイランド(牝・父ドゥラメンテ・母ヤンキーローズ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103656/
母ヤンキーローズは芝1400mと芝2000mの豪G1を2勝。そのほか豪2歳短距離王者決定戦のゴールデンスリッパーS(豪G1・芝1200mで2着と健闘している。母方にGone Westを持つドゥラメンテ産駒は大成功しており、タイトルホルダー(菊花賞、天皇賞・春)、アイコンテーラー(愛知杯5着)をはじめ活躍馬が目白押し。2代母CondesaarはBest in Show3×4で、自身はその孫にあたるトライマイベスト=El Gran Senor5×4と、配合的な仕掛けがあるので期待大。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2021)』と『POG種牡馬別好配合馬リスト(2022)』で望田潤がダブル推奨したレッドシュヴェルト(牡3歳)が土曜東京4Rの未勝利戦(芝1400m)を勝ち上がりました。
★東京サラブレッドクラブ
父レッドファルクス
母ハイドバウンド(Grand Slam)
牡 募集価格:1800万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103517
母ハイドバウンドはアルゼンチンの芝短距離重賞を2勝。Numbered Accountにさかのぼる名門牝系で、優れた血統背景をもつだけに産駒はコンスタントに走っており、JRAに5頭が出走し4頭が勝ち馬となっています。本馬はMr.Prospector系のスプリンター同士の配合ですが、母方にはBuckpasserやGraustarkなどパワーのある血のクロスがあり、スウェプトオーヴァーボード×サンデーサイレンスで短距離をしなやかさで走った父との配合もバランス良好。芝ダ兼用で、若駒のうちはマイルも守備範囲で、活躍の場は幅広いでしょう。(望田)
レッドシュヴェルト(牡・父レッドファルクス・母ハイドバウンド)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103517
母ハイドバウンドはアルゼンチンの芝短距離重賞を2勝。Numbered Accountの名門牝系で配合パターンも良好なので、産駒はJRA出走6頭中5頭が勝ち馬とコンスタントに走っている。Buckpasser5×4などパワフルな北米血脈が強いので、しなやかさで走ったレッドファルクスとの相性もいいはず。エンドスウィープ系×Gone West系の組み合わせも妙。(望田)
■土曜京都7R1勝クラス チェルノボーグ(ディープ・望田&栗山)
■日曜東京6R1勝クラス ライリッズ(一口・望田)
■日曜京都7R1勝クラス ウインヴェルデ(一口・望田&栗山)
■日曜東京8R是政特別 ホウオウフウジン(POG・望田)
エンドスウィープは母父Dance Spellの牝祖Persian Maidが名繁殖Mixed Marriageの母でもあるので、Sharpen UpやGone Westなどとニックスで、アドマイヤムーン(Persian Maid6×7)→ファインニードル(Sharpen Up5×4、Persian Maid7・8×7)はその最たる例といえます
Persian Maid
├Mixed Marriage
│├エタン→Sharpen Upの父
│└Tameret
│ ├Tentam
│ ├Known Fact
│ ├Secrettame
│ │└Gone West
│ └Badge of Courage
│ └パテントリークリア
└Book of Verse
└Obeah
└Dance Spell→エンドスウィープの母父
昨年産駒がデビューしたエンドスウィープ系新種牡馬2頭、ファインニードルとレッドファルクスも、Gone West(3代母Mixed Marriage)もち繁殖との配合では以下のようにオール勝ち上がり
レッドシュヴェルトをピックしたのは、母ハイドバウンドが繁殖として優秀な配合をしていて上もピックしていたのもありますが、レッドファルクス×Gone Westというのも妙手だろうというね