栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

4/29,30の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2023-05-03 10:47:22 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2021)』と『POG種牡馬別好配合馬リスト(2022)』で望田潤が推奨したスキルヴィング(牡3歳)が土曜東京11Rの青葉賞(G2・芝2400m)を勝ちました。

★キャロットクラブ
父キタサンブラック
母ロスヴァイセ(シンボリクリスエス)
牡 募集価格:3400万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103722/
半兄ヴァーンフリート(父リオンディーズ)につづくピックです。シンボリクリスエスはNorthern Dancerの血を全くもたないので、その娘はキングカメハメハやオルフェーヴルなどNorthern Dancer系の強いクロスをもつ種牡馬との配合で成功しています。Lyphard4×4のキタサンブラックとの配合も方向としては悪くないでしょう。とはいえ、キタサンブラック×シンボリクリスエスだと巨大でややもっさりした中距離馬のイメージもあるのですが、そこは泣く子も黙るソニンク牝系。歩かせるとHaloクロス馬らしい体質や牝系由来の俊敏さも感じさせる身のこなしなのはさすがで、「3/4Northern Dancerクロス」「1/4マイラー」の好中距離馬にまとまった感があります。(望田)

スキルヴィング(牡・父キタサンブラック・母ロスヴァイセ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103722/
サンデーサイレンス3×4で「3/4Northern Dancerクロス」「1/4シンボリクリスエス」というオーソドックスな好形。キタサンブラック×シンボリクリスエスだともっさり巨大な中距離馬というイメージだが、そこは泣く子も黙るソニンク牝系。Haloクロスらしい体質や、牝系由来の俊敏さを感じさせる身のこなしを見せている。(望田)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2021)』で栗山求が推奨したラクサパーナ(牝3歳)が日曜新潟1Rの未勝利戦(ダ1200m)を勝ち上がりました。

★キャロットクラブ
父ダイワメジャー
母ポロンナルワ(Rahy)
牝 募集価格:3000万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103614/
アヌラーダプラ(OP)、ディーパワンサ(阪神JF-4着)、ガルヴィハーラ(全日本2歳優駿-3着)の半妹。母ポロンナルワはGlorious Song2×3という強度の牝馬クロスを持ち、繁殖牝馬として非凡な才能を示しています。母方にBlushing Groomを持つダイワメジャー産駒はニックスで、メジャーエンブレム、コパノリチャード、ロジチャリス、セリフォスなどの活躍馬が出ています。母はその強烈な配合ゆえか、体質の弱さも伝えています。本馬の父ダイワメジャーは比較的頑丈なタイプなので、そうした懸念をカバーしてくれることを期待したいところです。芝向きのマイラー。(栗山)

■土曜東京7R1勝クラス エリカコレクト(POG・望田)
■土曜新潟10R胎内川特別 グランスラムアスク(ディープ・望田&栗山)
■土曜東京11R青葉賞2着 ハーツコンチェルト(一口・望田&栗山)
■日曜新潟8R1勝クラス ケイアイセナ(ディープ・栗山)
■日曜京都9R御池特別 ラクスバラディー(一口&POG・望田)
■日曜新潟11R谷川岳S ピースオブエイト(一口・望田)

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ハーツコンチェルトは若葉Sのコーナリングがイマイチやったので、東京なら東スポ杯ぐらいは走ると思ってました

青葉賞も東スポ杯ぐらい走った、ダノンザタイガーぐらい走ったとみるならば、スキルヴィングは強い内容でルメールも自信満々で乗ってましたが、ダービーで勝ち負けとまで言えるほどの内容かどうか、もうしばらく考えてみたいですかね

最近青葉賞馬がダービーで馬券に絡んだ例は、アドミラブル(2017年)とフェノーメノ(2012年)の2例しかなく、ともに2馬身以上、コンマ4秒以上の完勝でした

スキルヴィングの配合については下記エントリで書いてます
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/3365a2d29fd1f513659d33df6d128f77

キタサンブラックといえば、昨日母母父フレンチデピュティのウィルソンテソーロがかきつばた記念を勝ちましたが、オルフェーヴル=マルシュロレーヌ、ヴァーミリアン=リュウノユキナ、ダイワメジャー=ノーヴァレンダ、ドゥラメンテ=バーデンヴァイラー、スクリーンヒーロー=ヒロイックテイル、オレハマッテルゼ=アテンファースト、ナカヤマフェスタ=パイルーチェ、トウケイヘイロー=メイショウオキビ、サムライハートはオヤコダカなどなど「ノーザンテーストの血を引く種牡馬はDeputy Ministerの血を引く繁殖との配合でダートの代表産駒級を出す法則」というのがあって、ダート走らないので有名なゴールドシップでさえメガゴールド(現役3勝)を出してます



逆パターンの「Deputy Ministerもち種牡馬×ノーザンテーストもち繁殖」の組み合わせでも、カジノドライヴ=カジノフォンテンとヴェンジェンスとメイショウカズサ、シニスターミニスター=グランブリッジ、ノボジャック=ラブバレット、マインドユアビスケッツ=マルカラピッド、ドレフォン=ジオグリフとデシエルトが出てます

ガイアフォースはキタサンブラック×クロフネで、母も姉も南関の重賞勝ち馬なのでダートも鬼かもしれないすね

コメント (10)
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