栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

「2歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新&年末の挨拶など

2014-12-31 12:00:32 | POG

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新しました~

リアルスティールはラングレーのような緩さが感じられないのが好感で、Kingmambo的な頑強さがONになっていて、デニムアンドルビーとかピクシープリンセスのような頑強さがある、と言えばいいのかな

ミッキークイーンとアンドリエッテが次走強い勝ち方をしたことでジルダの新馬戦はハイレベルだったといえるかもですが、この2頭はともに外回り向きのディープなので、内1400m→外1600mでパフォーマンスがけっこう上がったという見方も一方では必要かと

東京芝では[1.2.4.20]と低調だったハービンジャー産駒ですが、土曜にマッサビエルが新馬勝ちして、これで中山芝では[4.1.1.8]
エリカのベルーフの力強いイン捲りをみても、けっきょくハービンジャーの本領は急坂内回りのパワー捲りなのだ…ということが見えてきました
もちろんロカのように母方からしなやかさを受け継いだ斬れタイプも出るでしょうが、どんな種牡馬でもまずスタンダードを押さえておかないと、そこからどういう方向に寄ってるのか…という話もできないですから

マッサビエルはスタート後に不利があって勝浦が手綱を引っ張るシーン、いったん下がってしまい、そこから外に持ち出して長くいい脚を使って差し切り
ただし母母メジロドーベルでその父メジロライアンですからAureole≒ハイハットの継続クロスになり、もしAureole魂を受けているとすれば外々を回れたのは結果オーライだったかも

2着タマモボレロは8枠13番から枠ナリに外の好位を進んで抜け出したところを勝ち馬に差し切られましたが、これも母父アフリートだけに馬群に入らないほうが力を出せるタイプではないかという疑惑はあり、このアフリート魂疑惑は半兄タマモマズルカの力走で更に深まることに
日曜のダ1800m戦で13-14-1-1の大捲りで2勝目をあげたタマモマズルカはタマモボレロの半兄で、この馬3月の中山でも鞍上蛯名でダ1800mを13-13-1-2という同じ手口で未勝利を勝っとります
「マクるような形が合うタイプなので、適性を活かすには中山コースしかないからね」とはレース後の蛯名のコメント

今日は一昨日のMahmoudさんとの対談(サラブレ2月号に掲載)を形にして送って、あと某馬主さんオーダーの某リーディングサイアーの種付け相手を考えて、それで仕事納めの予定

今年も一年間お世話になりましたm(_ _)m 全てのコメントにはなかなか返事できませんが、皆様のコメントが励みにも参考にも勉強にもなりますので、来年もよろしくお願いいたします

元旦ぐらいは正月気分を味わいたいと思いますが、まあ4日には金杯があるし、明後日から通常営業みたいな感覚です(^ ^;)では皆様良いお年を

コメント (8)
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