栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

「一口馬主好配合ピックアップ」ラフィアン二次募集から3頭ピックアップ

2012-10-02 16:03:57 | 共有クラブ

先ほど「一口馬主好配合ピックアップ(2012)」ラフィアン二次募集から3頭ピックアップしました~

今年はウイン、キャロット、グリーン、シルク、ターファイト、東サラ、ノルマンディー、ラフィアン、ローレルの募集馬からピックアップを済ませたわけですが(また後に残口がある馬のなかから追加でピックアップすることもあります)、これまで28頭の種牡馬の産駒をピックアップしているなかで、ダントツに多いのがゼンノロブロイの産駒なんですね~

つまり二人のジャッジが間違っていなければ、この世代はゼンノロブロイの当たり年ということになるわけですが、はてさて…

先週はサンブルエミューズが芙蓉Sを快勝、栗山ピックアップのディアマイベイビーマイネルクレイズも勝ち上がりましたが、望田ピックアップのシンジュボシレッドアリオンは2着続き…次こそは…

芙蓉S優勝!アスター賞2着と昇級後も大活躍!
サンブルエミューズ(父ダイワメジャー)、ロードシュプリーム(父ロードアルティマ)、ディアデラマドレ(父キングカメハメハ)、ディアマイベイビー(父ディープインパクト)、ホワイトフリート(父クロフネ)、マイネルクレイズ(父ダンスインザダーク)、マイネルブルズアイ(父アルデバラン)、マジェスティハーツ(父ハーツクライ)、ローブティサージュ(父ウォーエンブレム)と、ピックアップ馬が続々勝ち上がり!
栗山求・望田潤の「一口馬主好配合馬ピックアップ2012」
http://miesque.com/c00009.html

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シマントガワ先生の「キンカメ産駒でダートの鬼をつくろう」

2012-10-02 09:50:21 | 配合論

みなさんおはようございます~、今日はテキスト125ページ「キンカメ産駒でダートの鬼をつくろう」ですよ~

キングカメハメハ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2001103460/

まず質問です。キングカメハメハ産駒の芝G1馬、アパパネ、ルーラーシップ、ローズキングダム、ロードカナロアのうち、ルーラー以外の3頭にはある配合的な共通点があるのですが、わかる人はいますか~?

ヒガシノリ「ハイ!3頭ともボルキロ(Bold RulerとPrincequillo)を母系に持ってます!」

ハイ正解ですね~、アパパネはBold Bidder、ローズキングダムはSecretariatを持っているし、ロードカナロアは母がSecretariat=Syrian Sea3×4です
つまりキンカメ産駒で芝の大物を狙うのならば、ラストタイクーンのナスキロ(Mill Reef)にボルキロ血脈を合わせて、体質を柔らかくする必要があるのだ…ということですね~

イマダ「ルーラーシップはナスキロクロスはないけど、必殺のホーンビーム≒パロクサイドのニアリークロスやからなあ~」

そうねえ~ルーラーシップは、単純にエアグルーヴの良さを活かした配合といえますね~
ではもう一つ質問、キングカメハメハの血統表中で、最もパワーのある血はなんでしょうか?

ヒガシノリ「そらやっぱりKingmamboやと思います!」

ハイそうですね。で、ここからが今日の本題なのですが、キングカメハメハが持つ血のなかで最もパワーのある血はKingmamboですから、Kingmamboの血脈構成を増幅すれば、パワーのあるダート巧者が出やすいのです
ではイマダくん、126ページから読んでちょうだい

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Kingmamboのパワーを増幅するには、主に二つの方法があります

(1)Flower Bowlの「Alibhai×Mahmoud」の組み合わせをクロスする
Flower Bowl≒Your Hostess7×5のソリタリーキング、Graustark6×4のヒラボクキング、Flower Bowl≒Bowl of Roses7×5のタイセイレジェンド、Flower Bowl≒Your Host7×5のトウショウフリーク、Flower Bowl≒Determine7×5のアドマイヤロイヤルがこのパターン

(2)Kingmamboの持つNashua≒Nantallah3×5を、Mr.Prospectorのクロス、Roberto系とのGold Digger≒Bramaleaのクロス、Nureyev≒Sadler's Wells=Fairy Kingのクロスなどで増幅する
Thong=Ridan6×5のナイスミーチューや、Mr.Prospector3×5のホッコータルマエがこのパターン

ここで重要な点は、上記のダート巧者たちの母系に、ヒラボクキング(Seattle Slew)とタイセイレジェンド(ボールドアンドエイブル)以外はナスキロ血脈がないということで、つまりキンカメでダートの鬼を狙うにあたっては、体質をことさら柔らかくする必要はない…ということがわかります

ヒラボクキングの平安S勝ちは不良馬場で、タイセイレジェンドのクラスターCは重馬場で、どちらも脚抜きのいい軽いダートを得意としているのも、ナスキロクロスでちょっと柔らかくなってしまいコテコテの力馬にはなりきれなかった…ということかもしれません

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ハマタ「なあ先生!ようするにFlower BowlとNashuaやろ?ほなブライアンズタイムの肌につけたら話は早いやんか」

さすがはハマタくん、ツッコミが鋭いわねえ~♪ そう、キンカメ×ブライアンズタイムだとGraustarkとGold Digger≒Bramaleaのクロスになるので、(1)(2)を同時に満たしちゃうのですよ~

ヒガシノリ「ハタノヴァンクール、グランドシチー、シセイオウジか…たしかにみんなダート走るわ」

ちなみにフリオーソは父がブライアンズタイムで、母がKingmamboと同じMr.Prospector×Nureyevの組み合わせなのですよ~

イマダ「そうかそうか、レディルージュはブライアンズタイム×Kingmamboやしな~」

ヒガシノリ「…ということは先生!ミッドサマーフェア(ブライアンズタイム系×Kingmambo系)はダート走るかもしれないですね!」

…ふむふむ、母母ストームソングは北米2歳女王だし、これはたしかに鬼かもしれないわねえ…。ダートに出てきたら先生にも教えてね、PATにお金入れとくから♪

コメント (6)
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