栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

東西メイン回顧~ディープ×ナスキロ

2011-05-07 16:17:37 | 血統予想

京都11R 京都新聞杯
◎12.レッドデイヴィス
○11.ユニバーサルバンク
▲13.ファタモルガーナ
◎はシンザン記念で皐月賞馬と桜花賞馬を降し、毎日杯では馬群で我慢して抜け出して脚質に幅も出た。デルタブルースの甥で、母はハイペリオン4・6・6×6・7・7・8・8。タキオンにハイペリオンの濃い牝馬をもってきたという意味ではダイワスカーレット型の配合だから、先行してしぶといのも納得だ。タキオン産駒だけに1800~2000mがベストで2400mで持続戦になるとさすがに苦しいかもしれないが、この相手で2200mなら能力で勝ち負けになるだろう。▲は母がナスキロラトロのクロスで自身はレディレベッカ≒リヴァーマンとバークレア≒オリオールのニアリークロス。ディープ産駒としてはかなり誉められる配合で、ディープとリヴリアはニックスかもしれない。前走が着差以上の完勝で、外回り向きの斬れがあるだけにここでも狙いは立つ。

東京11R プリンシパルS
◎8.ターゲットマシン
○10.トーセンレーヴ
▲6.サトノオー
△2.カフナ
△3.アンバーシェード
×5.ハーバーコマンド
×18.ステラロッサ
注11.ヒラボクインパクト
注15.ダノンシャーク
◎はキングカメハメハの甥で、母はミルリーフのクロスで母父がミスプロ系で、胴伸びがあって柔らかなストライドで走るからサンテミリオンのようなイメージだと書いてきた。明らかに中山より東京向きの馬で、立て直したここは巻き返して不思議ない。

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クレスコグランドはアプリコットフィズの半弟で母はマンハッタンカフェの全妹
持続力に長けた配合で、今日もズバッと並ぶまもなく差す脚こそないですがいつまでも伸び続ける感じで、これはRoberto系のステイヤーとみたいですね
2400mに延びるのはプラスですが、今日は斬れないユニバーサルバンクだから届いたのであって、父のように斬れ味でまとめて差すような競馬よりは、スマイルジャックのように持続力を活かした競馬のほうが活路が開けるのではないかと

レッドデイヴィスはもう揉まれ弱さは解消したはずなのであのポジションでも我慢できるはずで、となると敗因としては馬体減がまずあげられますが、ダイワスカーレット型の配合で母系のHyperionで前受けする脚質ですから、あそこから差す馬でもないとは思いますよ

プリンシパルはトーセンレーヴ(母にCaerleonとSir Gaylord)とムーンリットレイク(母父にSecretariatとSir GaylordとMill Reef)ですからディープ×ナスキロのワンツーで(母がCaerleon×Mill Reefのダノンシャークも4着にきてた)、ならばターゲットマシンもここに絡んできてもよさそうなもんですが、今日も前半引っかかってしまいましたね…
ディープ×Caerleonが外回りで抜群の成績なのは以前から指摘してきましたが、東京と外回りのスローはディープ×ナスキロの斬れから入りやすいやんと、そんなことを思ったプリンシパルSでした

コメント (9)
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土曜のボツ予想~リキサンマックスの3/4同血を

2011-05-07 11:05:23 | 血統予想

京都7Rは意外に人気がないので◎ゼフィランサスからちょっと買ってみたいですね~
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008105100/
ローレルゲレイロ・リキサンマックスの叔父で3/4同血で、ナスキロラトロ継続の「キングヘイロー黄金配合」ですが、リキサンマックスもそうですがちょっと後肢が非力で急坂を苦にするところがあるので、ここ2走の阪神の凡走は無視して狙ってみる手はあると思います

今日も宅って仕事しながら競馬見てるので、リアルタイム回顧しますね~

コメント (2)
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