栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

「血統クリニック」ラジオNIKKEI賞~未収録部分だけよん

2010-06-30 13:58:55 | 血統予想

競馬総合チャンネル「血統クリニック」では毎週メインレースの有力馬の血統解説をしていますが、だいたい1500字以内でまとめてくださいと言われているので、各馬について適当に書きつづっているとたいてい字数オーバーになってしまい、泣く泣く「あまり有力とは思われない馬」たちを削っていくことになります

今日は朝からラジオNIKKEIを書いていたのですが(公開は木曜夕方)、ザッと書いてみたらアッという間に文字数が倍ぐらいになってしまったので、半分近くをバッサリ削ることにしました…

もったいないので、未収録部分はここで供養したいと思います(^ ^;)

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梅雨時の福島1800mだから、ダンスインザダーク×Kingmamboとか、Red Ransom×Fairy Kingとか、タマモクロス×ジョリーズヘイローとか、「父中距離×母父マイラー」の配合で小回りを捲れる馬が強いレースだ

コスモヘレノスはグラスワンダーにSeattle SlewとAlydarだから捲りの血統だが、母がボルキロのクロスでSeattle Slewのダラッとしたところが出ているので、福島1800mよりは中山2000mでダラッと捲るイメージだ

ジャングルハヤテはジャングルポケット×ダンシングブレーヴでCourt Martialの継続クロスだからハーツクライのような粘りがあるが、小回り1800mではスピード的に苦戦しそう

セイリオスはダイヤモンドビコーの甥で芝にも実績はあるが、牝系のAlydarやBusandaのパワーが出て力強いが硬さがあるのでダートがベター

ナイスミーチューはフライングアップルの下で、母ローザロバータは米G3ハニービーS(ダ8.5F)勝ち馬
イシノサンデーなどが出る牝系で、AlydarやTom Rolfeのパワーが入るのでキンカメ産駒でも小回り向きの機動力を兼備しているが、福島の1800mとなるとさすがに忙しい感はある

ブレイクチャンスはダイワマックワンやストロングリターンの下で、体型や走法はファルブラヴ似でマイラーというよりは粘りのある中距離馬というべきだが、兄たちに比べるとスピードや斬れで見劣るのでダートがベターか

フローライゼは母父バクシンオーが強い体型走法で距離延長はマイナスだ

メイショウツチヤマはノノアルコが出る牝系の影響でマイラーっぽい体型に出ている
2連勝はダートだけでなく1600mも合っていたのだろう

コメント
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