栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

お手馬

2009-12-06 22:31:06 | 血統予想

阪神11R JCダート
◎1.エスポワールシチー
○16.ワンダーアキュート
▲6.メイショウトウコン
△4.ヴァーミリアン
×12.シルクメビウス
注7.ティズウェイ
◎はゴールドアリュール×ブライアンズタイム×ブレイヴェストローマンという堂々たるダートのチャンピオン血統だし、○はウィークエンドサプライズ≒ネヴァーノックのニアリークロスが秀逸でカリズマティックの代表産駒にふさわしい配合をしている。どちらもパワー型で急坂1800mはベストだし、ここへきての勢いでも一歩も譲らない。迷いに迷うが、○は和田とのコンビで3戦全勝でまだ負けていない点が唯一引っかかる。佐藤哲も和田も決して天才肌ではないが、タップダンスシチーやテイエムオペラオーのように長くコンビを組んで相棒のことを100%理解すれば、能力をちゃんと引き出せる技量は持っている乗り役だ。だからこそ、まだ相棒のいい顔しか見ていない和田とワンダーアキュートよりも、デビュー以来ほとんどのレースでコンビを組み続け、酸いも甘いも共に味わってきた哲三とエスポワールシチーのほうをここは信用したくなった。

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それにしてもゴールデンチケットで追い込むとはルメール恐るべしですが、哲三も田中博も相棒とはすっかり気心の知れた間柄で、持ち味は100%引き出した騎乗だったといえるでしょう
ガイジンの騎乗に目を見張らされる一方で、だからこそ「お手馬」という言葉の重みを噛みしめるべきではないかと思ったりもします

今日は他に◎プリンセスメモリーと◎ウェディングフジコと◎エアラフォンでいってみたのですが、どのレースも一頭買えない馬が絡んでくるんですよね~(^ ^;)

新馬戦も含め、レース回顧はまた後日に

ブライアンズタイム×ブレイヴェストローマン
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/c608d622a7da8750a9a62d7640992261

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日曜のほんのさわりというか

2009-12-06 10:37:59 | 血統予想
クリスマスローズ
開幕週の千二の時計勝負ならエーシンダックマンがスピードに任せて一気かもしれないが、ツルマルローズと競る可能性はあるしどちらかといえば平坦向きの感があるだけに、坂でまた甘くなるシーンも…
そのツルマルもスプリンターには見えないから、千二のHペースだとちょっと息が入らないのではないかとも

ターコイズ
隠れFair Trialクロスで、字面の血統より実は小回り急坂向きの◎から

千両賞
外回りでプラスアルファがあるマイラーは…という視点でいくと、実質1点という結論になったわけですが

JCダート
ヴァーミリアンはミスプロ×サンデーらしい柔緩慢さがあって、明らかにマイラーではなく中距離馬。08年以降もドバイと1600mを除けば(3.1.1.0)なのですが、細かいことをいうと2000m>1800mという気がします
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