栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

Never Bendの肩の角度と、Mochidaの脳の精度

2009-08-04 04:33:56 | 血統予想
ダンスアジョイは12月の中日新聞杯で◎にしたのですが、原稿を書くのに何か使えるネタはないか~と当時のコメントを読み返してみると、我ながらなかなかオモロイことを書いてますな(^ ^;)

「◎はダンス×トニービン×ターゴワイスの追い込み馬だからファストタテヤマのようなイメージを持っていたし、だから陣営も直線の長いコースを選んで使ってきたのだと思う。しかしマツリダゴッホが柔らかくてしなやかな筋肉を持ちながら頭が高くて大きな全身運動ができず中山の捲りで開眼したように、◎も母系にNever Bendが入るので肩が立ち気味で、この血統ならもっとストライドを伸ばして走りたいのだが伸ばしきれない。だからこの馬の追い込みは、数字上は長く脚を使っているように見えるが実は東京の長い直線でもあと1Fまでにほとんど全馬を抜いてしまっている。あの脚は捌きようによっては小回りでも使えるのではないか…と思って小回りでの実績を紐解いてみると、関ヶ原Sと日本海Sで僅差3着で、どちらもスローの上がり11秒5を凄い脚で追い込んでいた。むしろTV静岡賞のように淀みのないペースだとゴール前は脚が上がり気味で、ベストパフォは超スローを上がり1位で追い込んだ京都大賞典4着だろう。この馬は持続力ではなく俊敏さで追い込んでいる。となると、関ヶ原Sで外に持ち出さず馬群を割った秋山が、あの感触を頼りに内に突っ込む意識を持っていれば、前さえ詰まらなければここも上がり1位を計時する可能性は高い」

結果はスローで密集した馬群を捌ききれずに大外に持ち出すしかなく、それでも上がり2位の33秒7で追い込んでおり、前が開いていれば少なくとも掲示板は…という内容でした。「よ~しこれなら、もういっちょ小回りで狙ったろか」ぐらいに思ったもんです

…ところが今回ノーマークとは、予想に一貫性がないという以前に、半年経ったらすっかり忘れてしまっている自分があまりにも情けない…
戒める意味で恥を晒してみました(^ ^;)
コメント (2)
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