横浜は桜の開花宣言が東京より遅くて、お彼岸の三連休はお天気に恵まれたものの
桜満開はまだ早く、その上風の強い日が続きカメラ撮影には不向きと判断
「小菅ヶ谷北公園」(3月25日・水曜日)
やっと風が収まり晴天となった先週の水曜日に”桜撮影”に行ってきました。
我が家から公共交通機関を使わずに行ける桜の楽しめる所と言えば
歩いて30~40分の「舞岡公園」です。
私は今年の1月に買った「電動自転車」で行きましたが・・・
途中緑の森の中に咲く「桜」が目に入り、舞岡公園の南側に新しく整備された
「小菅ヶ谷北公園」に自転車を止めました。
7~8年位前にわが住宅地の北側に広がる荒れた里山を、横浜市が地主から借り上げ
キャンプ場やバーベキュー施設を整え、豊富な湧水を生かして湿原の花々を育て
やがては蛍も飛び交う自然公園が完成するらしい・・・
久しぶりに立ち寄ったら、駐車場とバーべキュー施設が完備されていました。
お昼前のひと時、、、
春休み中の子供とママ友同士、シニアのグループがのんびりと春の陽を浴びていました。
カメラザックを背負った私は、この右手に写っている階段を登り
緑の中に咲く桜を見上げることにしました。
う~~ん、近すぎて高すぎて撮影は難しい
春到来を感じる植物を愛でながら登って行きます | 最近歩いていない私、息が切れました |
一番高い所まで登ると「富士山」が見えるらしいのですが
この日は温度が上がり霞んで見えません
頂上は雑草が生えているだけで何もありませんでしたが、シニアのおじ様が一人
大声でカンツォーネを歌っていました
新型コロナ騒ぎで閉そく感いっぱいの中、皆さんそれぞれにストレス解消を考えているのですね
下りは別の道を行きます | 階段の両脇にはスミレがいっぱい! |
他にもこれから咲きだす山野草の札があちこちに見られて・・・
この空間は小池さんの言われる「蜜」ではないので、これからも時々ここを訪ねようと思いましたよ。
下って更に登って行くと、お隣の「舞岡公園」近くに続く散策路でした。
「舞岡公園の桜はまだ少し早かった!」(3月25日)
散策路は舞岡公園近くの自動車道路に出ました。
5分ほど北に坂を登って行くといくと「舞岡公園」です。
桜の木が多い「おおばなの丘」につながる陸橋横の桜は満開でした。
そのすぐ横には芽吹きだしたモミジと赤い小さなお花
春到来を感じて嬉しくなりましたね。
ここも母子連れや老夫婦、シニアのグループが静かに春の陽を浴びていました。
一番目立っていたのは白いオオシマサクラです。
でも葉が出てきてそろそろ終わりでしょうか?
ソメイヨシノはまだ5~6分咲です。
私の好きなピンク色が美しい「枝垂れ桜」はまだまだ蕾でした。
左の欄のカテゴリーの中の「舞岡公園」をクリックすると、舞岡公園の満開の桜が見られます。
私が前回ここの桜を見に来たのは6年前の春、父を3月18日に亡くしてすぐでした。
その前は3,11の東日本大震災の年、あの時も放射能汚染が怖くて皆家に籠りました。
電力不足で計画停電が始まり、物流も滞りがちで買い物も大変だった
でもいずれの時も夫が居て、震災の後の4月中旬には4泊5日の九州山並みハイウェー山旅を慣行
今と同じように、阿蘇にも黒川温泉や湯布院にも、外国人観光客の姿は殆どなくて
どこも閑古鳥が鳴いていた
でもでも世界中から救援隊が駆けつけて、物心共々の援助の手が差しのべられたが
今回のコロナウィルス騒ぎは地球規模の災難で、どこも自国の事でアップアップ
日本の底力がどれだけあるのか?と不安になります。
足元に咲く野の花を楽しみながら・・・ | そして春の花々を楽しみながら・・・ |
私は駐車場横の「こぶし広場」に行きました。
この広場のソメイヨシノは5分咲位で残念でしたが・・・
若いママと子供たちの平和な風景が広がっていました。
世の中はコロナ騒ぎで大変ですが、来年もこのような風景が見られることを心から願いました。
舞岡公園はバラの丸広場のソメイヨシノも素晴らしいのですが、週末辺りが満開だろうと
私は自転車を置いてある「鍛冶ヶ谷北公園」に戻りました。
防犯パトロールもコロナ騒ぎが起きてから参加する人が減り、中止になることが多くなった
朝夕20分のストレッチ体操を家でやっていますが、どうしても中途半端になりますね。
その上この日はワンゲルの4月の行事はすべて中止のラインが入り
4月中旬までの「コミニティーハウスの休館」で、引き継き全ての趣味の会も中止の電話もあった
(予測はしていましたがね)
年寄りはコロナも恐ろしいですが、このまま家に籠っていると運動不足で足腰弱り
話し相手も居なくてはボケそうで怖い
私は幸い日本全国に友人が居るので、LINEの電話やメールでお喋りの相手になってもらっていますが
運動不足の解消はこのような自然公園に行って、春のお花を愛でながら歩こうと決めました。
でもでも、小池都知事のこの土日の外出自粛の緊急会見が突然出て、満開の桜は諦めました。
山中伸弥さんの発信を時々読ませていただいていますが
「桜は来年も帰ってきます、人の命は死んだら帰ってきません」という言葉に納得です。
前日が25度の暖かさで、翌日が雪! | 外出自粛で家に籠っていると心身ともに壊れそう |
今週はその後もお天気が悪くて、自然公園歩きはできていません
小池さん、オリンピックの延期問題で大変だったでしょうが
それにしても、この外出自粛会見は一週間遅かったのではないでしょうか
私はお彼岸の三連休の、有名お花見所の大混雑をTVで視て危機感を感じましたよ
そして志村けんさんのコロナ肺炎の死に驚きました。
私は特別フアンではありませんが(むしろ小学生の息子が彼のマネをしているのを眉をひそめていた)
志村さんの発病から死までの二週間の経過が、原因不明の肺炎で突然亡くなった夫と同じで恐ろしくなりました。
当時「人工心肺装置(ECMO)」などは知るわけもなかった私ですが
抗生物質が効かない肺炎の怖さを目の当たりにした私は、このコロナ騒ぎが恐怖なのです。
この怖さの度合いは人それぞれで随分違う事を知りました。
感染者の多い首都圏と地方都市住民でも違うし、持病を持っていたり病人を抱えている人は皆慎重ですし、
同じ横浜に住んでいる同年輩も「私全然平気、どこでも出かけている」という人もいます。
もう市中感染もここまでくると、感染者になるのも地雷を踏むのと同じ運しだい・・・
せめて人様に移さないように気を付けねばと思っています。
でも、どうにもならないのが食料品調達の大混雑したスーパー
私は先週、ご近所仲間の元スッチーさんに紹介を受け、「おうちコープ」の宅配を利用することにしました。
これで少しホッとしたところです。
(追加、4月4日撮影)
今年の我が家近くの桜は雪にも負けず、思いがけず長い期間楽しませてくれました。
でもそろそろ終わりでしょうか?、花弁が散り始めています。