花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

推定平安鎌倉古道・三島大吊橋(2)

2016年06月01日 | 街道歩き
6月がスタートし、アジサイも色付きだして・・・
何となく梅雨間近を感じさせるお天気が続きます。

先週から今週にかけては連日お出かけが続き、ちょっと疲れ気味の私
ブログのアップも滞り、お仲間の皆様への所も読み逃げにて失礼をし申し訳ございません

「箱根の里」(5月20日)
前回ご紹介した箱根峠から平安鎌倉古道を下り、扇平で整備された山並み林道を歩いてくると・・・


「箱根の里」という大きな看板が現れました。


緑の中に建つ「箱根少年自然の家」と書かれた立派な建物に向かいます。

私たちはここで綺麗なトイレを借りて一休み・・・
(施設の詳しいことはこちらでどうぞ

周辺に箱根サンショウバラがこちらはウツギの仲間でしょうか


そして芝生広場のベンチでお弁当を食べることにしました

木々の間から富士山が見えています13人全員でテーブルを囲みます


気持ちの良い風が吹き渡る所でした


1時過ぎに出発、「箱根旧街道」近くの山中城址に向かいます。


リーダーさんが「ピンクの点線部分を歩いて行きます」と説明してくれました。


午前中はうす曇りでしたが、午後から太陽が照りだし緑がいっそう輝いて見えます。
前日は30度を越えた真夏日でしたが、この日は涼しくて吹く風の気持ち良い日でした。

「千社大明神」
歩いて行くと、こんもりとした杉林の中に風情ある鳥居が現れました。


「何神社かしら?」「ナントカ山と書いてあるけど・・・」
「行ってみよう」と、皆で階段を登ります。

階段横には「都忘れ」の紫の花が群生していました。


「千社大明神」と書かれた小さな鳥居の奥に、小さな祠が建っていました。
日本の山奥には、こうした素朴な神社があちこちにありますね。

静かな自然の中に、神聖な神様の領域があるというのは日本独特の自然崇拝でしょうか?
以前夫婦で行った「バリ島」のバリヒンズ―教も、神は山にいるという宗教だったことを思い出しました。


自然の山道が終わり「法生寺」入り口に出ました。
立派なこちらのお寺は寄らずに、一路「山中城址」を目指します。

「山中城跡」へ
(お仲間のK氏の画像をお借りしました)
一号線に出るとようやく「山中城址公園」の入り口です。
午後二時半になっていました。


公園内にある「駒形諏訪神社」に向かいます。

県指定天然記念物高さ25m、幹周6.2m!樹齢約600年のオオカシは、歴史を感じさせます


日本百名城に選定されている山中城跡公園は、戦国時代、後北条氏によって築城された山城です。


ここは、戦国末期、小田原を本拠とする北条氏が永禄年間(1558~70)に築いた国史「跡山中城跡」

信長亡きあと豊臣秀吉が勢力を強めると、秀吉との戦いが避けられないと考えた北条氏政は、
城をより堅固にするための改修にとりかかったが、完成前の天正8年(1590)3月、
豊臣方7万の大軍に攻められ、わずか半日で落城してしまったという。

(今、NHK大河ドラマ「真田丸」で北条氏政役は高嶋政伸さんが演じていますね)


本丸に向かう途中から箱根方面の山々が良く見えました。
夫と伊豆に行く時に良く通った「伊豆スカイライン」があの稜線を通ります。

一番右手の頂上に建物が見えているのが「十国峠」でしょうか・・・
山仲間と3人で「岩戸山」を歩いた時に、あの建物の中でアイスクリームを食べた思い出がありますね。


              

「カフェ・naoママ」

この時期は、夫が受けていた我家近辺のお庭の手入れに、後を引き継いだ後輩さん達がやってくる日が多いので
私も久しぶりに「キッチンnaoママ」ならぬ「カフェnaoママ」をオープン詳しいことはこちらで紹介です

手前に座る後姿が、夫でないのがちょっと切なくて
夫の思い出話も語ったりで、前向きになった私の気持ちが少々逆戻り

「お任せしていた庭の手入れも去年連絡がなくてどうしたのかと?」との
古い顧客様からも電話があり、気持ちが揺れ動く日々でした。

そんな時こそ無心になれるワンゲルの会での歩き、自然は大きなホスピタルですね
たくさん歩いて癒されました。



コメント (18)
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