♪東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ♪
学問の神様で有名な菅原道真公が詠んだ歌ですが、
主人が10年以上前に道真公ゆかりの「大宰府の天満宮」で購入した「枝垂れ梅」が咲きだしました。
今日(2月25日)は東風ならぬ南風が強く吹いて、横浜の最高気温は20度近くに上がるとか・・・
気象庁から「春一番」が宣言されました。
西の中近東に目が行っていたら、今度は南半球のニュージーランドで大地震
日本人の留学生が大勢巻き込まれたようですね。
現地からの凄まじい画像に胸を痛めており、一刻も早い救出を願ってやみません。
地震国日本に住む身にとっては、改めて直下型地震の恐ろしさを痛感し
ベッド脇とダイニングのテーブル下に「笛&懐中電灯&水」を入れたボックスを置きました。
こちらは我が家の庭のマンサク
前回UPした「東慶寺」の豪華なマンサクと違い、小さな楚々としたお花です
毎年2月中旬になるとあっという間に咲き出して直ぐに終わってしまいます。
この花を見ると、この時期に足かけ5年通ったオーストラリアのパースを思い出します。
パースにも日本からたくさんの英語研修の留学生が来ていました。
ワーキングホリデーのビザを取って、勉強しながら働いている日本の若者がたくさんいました。
私たちのパースに通いだしたきっかけは、定年退職後パースに家を借り長期滞在をしていた主人の先輩から
「オージーに日本庭園を教えてやって欲しい」と声をかけられたのが始まりです。
その先輩は退職後すぐにニュージーランドのクライストチャーチにある英語学校で3ヶ月間学び
その美しい街がトテモ気に入ったので長期滞在を考えたそうです。
しかし気候的に厳しいものがあり、留学相談所の薦めもあって温暖なパースに変更。
一緒にエジプトに行ったご近所仲間のK子さん夫妻も、以前訪ねたクライストチャーチが気に入り
ここでの長期滞在を考えたそうですが、同じ理由でタイのチェンマイにしたとか・・・
まだ秋の初めの季節なのに冷たい雨が降っている地震の被災地のクライストチャーチ
私はまだ行ったことはありませんが、山をやる人間なら誰でもが憧れるニュージーランド
一日も早い復興が望まれる所です。
横須賀「田浦の梅林」
先週の土曜日(19日)、ポカっと時間が空いたので、カメラを抱えて「田浦の梅林」に行って見ました。
母の転院、父の様子見、孫の子守などが続き、流石に疲れ果て・・・
自然の中に飛び出しての気分転換を求めたわけです。
横須賀線の「田浦駅」から歩いて20分、行き方は色々ありますが、私は旧梅林から入りました。
急な階段をひたすら登って行きます。
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途中に「大六天神」があり、脇に梅林発祥の地の碑が建っていました。マウスオンで説明標識をご覧下さい。
昭和9年、今上天皇がお生まれになったのを記念して、地元の有志が
60アールの山林に梅を植樹したのが始まりだそうです。
三浦半島最大の梅林で、約2700本の梅が咲くのですが、この日はまだパラパラとしか咲いていませんでした。
先週は積雪が見られた週で冷えましたものね。
この梅林は10年位前に、山仲間と「仙元山~二子山」にハイキングした時に知りました。
あの時はまさに満開で素晴らしかった
今回、梅はまだ5分咲き程度でしたが、足元に咲く水仙が満開でした。
ここから山頂までの風景をnon=nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい
足元に咲く水仙が可愛い♪ | ||||
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「田浦梅の里」の山の頂上(127m)付近には、アスレチック、キャンプ場、芝生広場、展望台などがあり
四季を通じて家族連れなどが楽しめるようです。
私も展望台に登って、雄大な東京湾の風景を堪能しました。
この日は薄曇りで残念ながら房総半島は良く見えませんでしたが・・・
船のドッグが見えていて、港湾風景が楽しめました。
左手に目をやると、うっすらと横浜港のベイブリッジが見えました。
判りますでしょうか?
ほのかに香る白梅の花の下で、ポットに入れて持ってきた温かいお茶を飲み、
コンビニのオニギリを食べました
軽く汗ばんだ体にお茶が染入ります。
外の風を感じながら食べるひと時はなんて気持ちが好いのでしょう
この梅林の梅は殆んどが「白梅」
この梅の実が横須賀名物の「梅ワイン」となって販売されているとか・・・
今度味わって見たいと思いました
尚、梅の開花情報や地図などはこちらのホームページをご覧下さい。
今日の暖かさでいっきに開花して、今週末が見頃かもしれませんね。