昨日、昨年亡くなられた坂本光男先生のお宅訪ねた。F間さんと。線香をあげさせていただき、奥様から色々とお話を伺うことができた。確固とした理論、豊かな人間性がそこに。全国を網羅した手づくり「友だちノート」、北海道版のところに立男の名前もあった。
貴重なアルバムや切り抜きを見せていただいた。新任の時、月刊「生活指導」(全生研)での巻頭言でお名前を知ってから40年。子どもにも、大人にも、先生たちにも、生きる希望、学び教える希望を伝えてくれる実践研究家はもう出ては来ないのだろうなあと思った。
秋の日暮れ、先生が仕事をされていた書斎。10年前と同じ空気が流れていた。手入れの行き届いた庭に、ピンク色の小さな花がいくつも揺れていた。この日、東京では今年初めて木枯らしの吹いた日とホテルのTVで。画像は奥様にお願いして。
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竹内政明著「名文どろぼう」(文春新書) 読売新聞の看板コラム「編集手帳」執筆者。時々コンビニで読売新聞を買いいつも最初に読んでいた。コメント欄に、気に入った「名文」少し。
内田樹著「『おじさん』的思考」(角川文庫) 10年前のエッセー集。社会学というのも世の中に必要なのかも…と少し思った。「護憲派と違う憲法9条擁護論」、「教育とエロス」なんかは特に面白い。ベットで寝られず七転八倒のホテル泊。同エッセー集「疲れすぎていて眠れる夜のために」にしておけば良かったかも。