goo blog サービス終了のお知らせ 

波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

パッケージを夢想してみる

2023年07月27日 | 図工・調理

ママヨ工場長が責任調理の『小鳩サブレー』。世には似た名前の鎌倉名物『鳩サブレー』という紛らわしい市販品が出回っていて、波風家も先日東京へ行った折に羽田空港で缶入り大箱を土産に買ったりしている。当方のは『小』がついているようにとにかくスモールサイズで、『小』がつかない方のサブレーは1枚で「もう充分にいただきました」となる食べで甲斐のある市販品だが、二口で消える極めて小づくりで上品なのである。

「負けたな」と思うのはパッケージデザインで、黄と白の2色にもかかわらず何とも可愛らしい。袋が欲しくて買う方もいるのではないか?と思わせる。悔しいが、波風氏は自分の部屋の壁に飾り見る度に「いいねー」と感じ入ってる。
そういうわけで、波風家のサブレーもその品格にふさわしいデザインが欲しいと思い、昼寝の時間を削り考えてみた。2案あり、1案は線も色もくっきり、2案はぼやーっと奥ゆかしい感じ。波風氏は2案が好み。ママヨさんに見せたら、「どうせすぐに捨てられますよ。捨てられないものを作ってはどうですか」とつれない。


紫陽花を描く

2023年07月15日 | 図工・調理

寒い雨の日が続き、ワクチン接種後の倦怠感もあって、未だ青い紫陽花切ってきて描く。こんもりした大ぶりな花姿や葉が面白い。色づく前の、青か赤になっていくかすかな前兆も楽しい。群生も1枝でも絵になる存在感。

同じ一枝でも向きを変えたり花瓶に挿してみると感じが変わってくる。絵を描く楽しみに、こういうところがあるなあ。食卓の茶碗やお皿、小鉢、醤油容器や箸を「こうしたほうが落ち着くな」「この方が動きが出るな」と動かすのも同じ心理だろう。子どもの頃からこんなことを時々していた。


未だの紫陽花を描く

2023年07月12日 | 図工・調理

若い紫陽花。花の周辺にかすかに散らばり始めた空色。この雨でグーンと濃くなるに違いないが、その直前の小さくて健気な緑色の柔らかな塊も素敵だ。この先、自分が何物になるのか分からないけれどあるがままののびやかさに輝いてる。

 

花は葉よりも少しだけ明るい若草色だが、このイラストでは逆で描線も乱暴だったので、丁寧な調子に変えて2枚描き直した。だが、実際に観て描いたこのイラストを越えられない。雨だから、家の中でこのイラストを見て描いたせいか変なテクニックに流れてしまった。作為は他でもない自分が気分悪い。


露草を描く

2023年07月11日 | 図工・調理

の日は家で遊ぶ。昨日夕方に未だ青い紫陽花スケッチし今朝着色。終わってすぐ、テーブルに飾ってある露草を描く。花の絵を描いて欲しいと頼まれ、放っておいたら桜桃送ってくれたので描かないわけにいかない。久しぶりに、絵を描く気持ち味わう。

 

命な露草。だが農家の人は困ると聞く雑草。繁殖力が強いそうで不思議に思う。花びらの紫色、花粉の黄色、葉の緑が美しい。というか怖いような凄み、蠱惑的な吸引力がある。鉛筆で軽くライン取りしてクレパスを塗りつけたり鉄筆で削ったり。   これで礼状が出せる。


波風食堂前で止まります。

2023年07月10日 | 図工・調理

バスは止まらないけれど、波風家を起点に歩く人が立ちどまる。「あそこまで何kmで何分かかるのか」と。数字を覚えるのが苦手な波風氏用、バス停でなく自分亭(笑)。
これを置くと、なんとなく波風食堂を巡る物語がそこはかとなく浮かび上がる。

 

波風食堂で待ち合わせした恋人が時間になっても姿を見せない。外の椅子で待っていたいが、それでは待ち焦がれている気持ちが知られてしまうようで恥ずかしい、あっバスが来たあれに乗っているのかな・・・・老人の妄想は果てしなく、一瞬だが若かった時の記憶がよみがえる。

 

ターフを張って日陰を作っているが、風の強い当地なので補強のポールが必要、ただの棒では風流に欠け波風氏の名折れになるので、立体落書き作法で停留所目印つくる。あー面白かった。散歩途中の停留所目印を参考に、コンパネを切りアクリルペイントで塗装。明日から3日間の雨に耐えてくれると完成。だが問題が1つあり。この停留所目印、しっかり地面に立たない😢