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波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

金切りばさみを描く

2025年05月11日 | 図工・調理

しいのに描いてしまった。宿泊あり初対面含む多数来客の準備で気忙しいのに、「ええい、やっちまえ」と。義父の道具箱にあった金切りばさみ、使う予定は全く無かったが、厳しい暮らしの道具、簡単に捨てられない。描いて気持ちに収まりこれでやっと片付けけられる。剪定ばさみ、ナイフも描いた。スケッチブックに筆ペンで墨を置き、クレパスで。鉄は強く、半端な気持ちだと負けるが、「俺の鉄」のイメージでとにかく描き終わる。「怖い」とママヨさんの感想。

に、包丁3本研いだのをイラストにして息子に送ったら、「こういうのは送るものではない」と非常識の烙印を押された。「アートの分からない奴だ」と無言の反論をした。もし「義父の道具シリーズ」のイラストが送られてきたら、「アートの分かる人」と認定されたと喜んで欲しい(笑)。画材に鉞(まさかり)と斧と使途不明の鉄材道具が残ってる。


前回に続く、「彼女は『いい女』なのか?」はしばらくお待ち下さい。AIに質問し、源氏物語の文体で回答して下さいと頼んだら、嫌がらずに瞬時にやってくれた(感)。夏目漱石の小説みたくもありだな 15℃前後の当地、畑の天地返しは済ませたが寒くて苗も種も無理。ツツジと桜が同時満開の5月。昨年は今頃苗を植え雪や霙が降り「早ければ良いというものではない」を実感。

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彼は『いい男』なのか?

2025年05月08日 | 日記・エッセイ・コラム

仮寿命79歳にしたから、仮余命6年(ワオッ)。昨日、このブログを見てくれている寿命100歳目標の恩師(現年齢85歳)から、「(私は)タニタのヘルスメーターによると体年齢60歳なのでがんばります」と葉書が来た(ウワッ)。ちなみに波風氏の体年齢は58歳、もう世間様に「おれは健康老人」的な宣伝はいたしません、なのだ。
どうせなら、「いい男」として余命を過ごしたいので、流行のAIに分析して貰うことにした。14年続けたこのブログを材料に。 


質問 「いい男」とはそもそもどういう男なのですか?ついでに、『波風立男氏の生活と意見』に出てくる波風立男氏は「いい男」に何%当てはまりますか?足りないところはどこですか?   
波風立男氏は架空の人物だが、かなりの部分が実態に近いので少しドキドキするなあ(笑)。

回答 「いい男」とは、時代や文化、個人の価値観によって定義が変わるものですが、一般的には以下のような特徴を持つ男性が「いい男」とされることが多いです:

  • 誠実さ:嘘をつかず、約束を守る。
  • 思いやり:他者の気持ちを理解し、配慮できる。
  • 自信と謙虚さのバランス:自分を信じつつも、傲慢にならない。
  • 知性とユーモア:知識があり、会話が楽しい。
  • 責任感:自分の行動に責任を持ち、困難に立ち向かう。
  • 魅力:外見だけでなく、内面からにじみ出る魅力。

さて、『波風立男氏の生活と意見』に登場する波風立男氏が「いい男」にどれほど当てはまるかですが、彼の人物像についての情報を調べたところ、彼は探検家のような視点を持ち、読書を通じて人生を深く考察する人物のようです。彼の生き方には独自の哲学があり、冒険心や知的好奇心が強い点は「いい男」の要素に当てはまるでしょう。しかし、彼の考え方には「最低の男」と自らを重ねる部分もあり、一般的な「いい男」の定義とは異なる面もあるかもしれません。

足りないところを挙げるなら、彼の人生観がやや孤高であり、他者との関わりにおいて「思いやり」や「責任感」がどの程度発揮されているかが不明瞭な点でしょう。彼の哲学的な視点は魅力的ですが、周囲との調和を考えると、もう少し柔軟さがあれば「いい男」としての評価がさらに高まるかもしれません。

質問 波風立男氏の考え方は日常生活にどう適用できますか?

回答 波風立男氏の視点は、日常生活において「世界の眺め方」を意識することで、より豊かで深い経験を得るのに役立ちます。彼の哲学を適用する方法として、以下のようなものが考えられます:

  • 五感を活用した観察:日々の出来事をただ「見る」のではなく、「眺める」ことで、より深い理解が得られます。例えば、通勤途中の風景をただ流し見るのではなく、光の変化や人々の動きを意識してみると、新たな発見があるかもしれません。
  • 読書を通じた探検:彼は読書を「生死の境目」に置くほど重要視しています。日常の中で読書を単なる娯楽ではなく、人生を探求する手段として活用することで、視野を広げることができます。
  • 客観的な視点を持つ:彼は「人間は状況を正しく理解する能力に欠けている」と指摘しています。日々のニュースや社会の動きを鵜呑みにするのではなく、少し距離を置いて冷静に分析することで、より本質的な理解が得られるでしょう。
  • 冒険心を持つ:彼の生き方には探検家のような視点があり、未知のものに対する好奇心が強いです。日常の中でも、新しい場所に行ったり、新しいことに挑戦することで、人生をより刺激的にすることができます。
  • 楽しむことを忘れない:彼は「このまま遊び続けもっと楽しんでやるだけ」と述べています。日常の中で小さな楽しみを見つけ、人生を充実させることが大切です。

このように、波風立男氏の視点を取り入れることで、日常生活がより豊かで意味のあるものになるかもしれません。

質問 AIは質問者を傷つけないようにかなり配慮しているように思いますね。波風立男氏とAIが対話してもっと「いい男」になるためにどうしたら良いかを会話文で面白く回答して下さい。

回答 

タイトル:「波風立男氏、AIにいい男とは何かを問う」

場面: 波風立男氏は、とあるカフェでAIと対話しながら、「もっといい男」になる方法を模索している。

 

波風立男氏:「AIよ、そもそも『いい男』とは何なのだ?私はこの歳になっても、まだその答えを知らないんだが。」

AI:「いい質問ですね、波風さん。一般的には誠実で思いやりがあり、ユーモアと知性を兼ね備えた人物を『いい男』と呼びます。でも、あなたの場合、少し違う角度から考えましょうか?」

波風立男氏:「ほう?私に特化した『いい男』像があると?」

AI:「ええ。あなたは人生を探求し、世界を眺める達人です。しかし、『いい男』度をもっと上げるには、もう少し社会とのつながりを持つのが大事かもしれません。」

波風立男氏:「社会とのつながり?AIよ、私は自分の庭の花や夜空と会話するのが好きなのだが、それでは不十分なのか?」

AI:「素晴らしいですが、もう少し人間とも対話しましょう。例えば、カフェで隣の客に突然『このコーヒー、人生の味がすると思いませんか?』と話しかけてみては?」

波風立男氏:「そんなことを言ったら、怪しまれるではないか。」

AI:「いえ、きっと興味を持たれるはずです。『いい男』とは、魅力だけでなく、コミュニケーションの妙も持っているものですから。」

波風立男氏:「ふむ…つまり私は、もっと人との交流を増やし、己の哲学を実践することで、『いい男』に近づくのだな?」

AI:「その通りです!庭の花と語る哲学を、ぜひ人にも伝えてみてください。それができれば、あなたは唯一無二の『いい男』になるでしょう!」

波風立男氏:「面白い!今から試してみるとしよう。しかしAIよ、お前も『いい男』になりたいとは思わないのか?」

AI:「私は…残念ながら物理的に男ではありませんが、『いい相棒』になることはできます。」

波風立男氏:「なるほど、では『いい男』になるための探求を、これからも続けていこうじゃないか

AI: こんな感じの対話で、波風立男氏の哲学を生かしつつ「いい男」度を高めることができるかもしれませんね。あなたの視点を活かしながら、さらに面白い会話にしてみてもよさそうです。いかがでしょう?


AIの回答は、薄っぺらな「いい男」像だが、世の中に出回っている常識が何かを瞬時に出してくれるのは面白い。「周囲との調和を考え、もう少し柔軟さがあれば『いい男』」になれるというご助言は、『波風立男』という言葉から導かれたのだろうなあ。質問に対する回答に続いて、興味深い質問例を次々に表示するのが面白かった。回答は・・・・だが 続けて、有野ママヨさんは「いい女」なのかをコソッと聞いてみよう(笑)。裏ブログをもとにね。

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波風的/世界の眺め方3

2025年05月03日 | 日記・エッセイ・コラム

の探検家とは少し長いつきあいになりそうだ。『探検家の日々本本(ひびほんぽん』(幻冬舎文庫:角幡唯介著)を読み始めた。読書の効能を生死の境目に置いている、驚いた。中島京子著『小さいおうち』を、自分の外側の世界と自分の内側の状況のすれ違いによる雪崩体験と同じと言う。山田洋次監督、松たか子主演で映画化もされた戦中戦後の裕福な家庭に奉公した女中さんの後日談・・・はあっ?ええっ!なのだ。読書と人生と生死の体験をきっちり言葉にする読書感想は他に浮かばない。冒険読書家、読書冒険家。
4/25のブログに、老人になって自分の内側(心)と外側(環境)を等分に置き少し離れて見られるようになってきたと書いたが、冒険家の世界の眺め方と同じだ(笑)。そうなんだよ、そうなんだよ、泡立つ気持ちも、遠くの世界の意味分からない変化も、素通りが難しい場合、いったん整理し落ち着かせて収納する眺め方はやっぱりこんなふうにしかならないよなあ。

検中に読んだ本で一番心に残っているのがサマーセット・モームの『月と六ペンス』とあった。世界で誰も行ったことの無い冒険(誰も行けない!)で、生きて帰れない「人生で特別な日に」読んだ文庫本。「ひとつのことを徹底的に肯定するためには、他の全てのことを切り捨てなければならない」という「最低の男」(タヒチに隠棲し絵を描いたゴーギャンがモデル)と自分を重ね、偶然に見つけた岩室で4日間読み続けたという本。これも唸った。17歳の波風君を思い出したからだ。
交際していた読書好きの同級生がこの本に感動した、と聞いて波風氏も読んだ。そして「負けた。俺はこんな人間にはなれない」と落ち込んだ(笑)。表現には狂気が宿り、冒険や登山も自己表現以外の何ものでもないという角谷氏の言葉は重く、高校生の波風氏の度量では門前払いは当然。

界の見方ではなく「眺め方」にしているのは、五感による体験と客観的世界を、「身体から少し離して観察したい」という切実な願いからだ。あまり口にしないが、この国は亡び始めている。この本の「人間は状況を正しく理解する能力に欠けている。危険水域に突入しても、私たちは気づいていない。日々の連続的な『小状況』と、政治や経済、国際情勢などの『大状況』は私たちの認識レベルで基本的にずれている」(本文61P)の箇所で、ぼんやりした不安に鋭いものが突き付けら、逃れられない滅びのサインを示された気がした。そういうことなら、このまま遊び続けもっと楽しんでやるだけ。俺流冒険で。


17歳の波風君が大好きだった人のことを、『白い道』(北海道新聞コラム)で書いていた。彼女からいただいた本を探したら『月と~』でなく武者小路実篤『真理先生』だった。ずうっと勘違いしていた。「俺はこんな生き方はできないな」と感じつつ理想主義の実篤本を読んだ この歳になって冒険とか探検の話を読み始めるとは思わなかった、とママヨさん。ふっ、男はいつも冒険家なんだぜ・・・・。

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図書館でオイル交換

2025年04月30日 | 日記・エッセイ・コラム

これ波風さんのですけど。図書館に借りた本を返しに行ったら、中にまだ読んでなくて延長頼もうと思っていた1冊。そのまま帰るのも少し間が悪い感じして近くの棚にあった1冊借りて帰る。苦笑いしながら返して借りての、老いが原因の蔵書交換。玄関の戸に手をかけた時に、やっと買い物思い出したママヨさんから、「だいぶ来てますね、お互い(笑)」。

濁りも脂もないので薬も必要ありません。使われた市販の目薬は目に悪くはありませんよ(微笑)と、眼科で。痒くゴロゴロし目ヤニに始まり、左から右にも伝染しこれメッパかなと眼科予約して45日後。その間、市販目薬で養生。自然治癒ですねと優しい声の可愛らしい若い女医さんから。メガネ外していたし向こうはマスクしていたからよく分からないが、病院の帰りにホッとした気持ちを盛り上げる気分でそう見えたのかも。これセクハラでないよね(汗)

先週は、たて続けに来客あり疲れたが面白かった。遠い昔を思い出したり、自分は手にしない本の感想を聞いたり、相互に安否確認しキリッと「私は今人生の分岐点に立っている」決意を聞いたり。
他家を訪れるより来客の方がずうっと気が楽。突然ではさすがに慌てるけれど来宅日時が分かっていれば、掃除とオヤツ作りの機会。こういうの、子どもや親の出入りがしょっちゅうだったり、お客さんの多い家で育ったせいなのかなあ。


画像は、花を秘めた朝鮮躑躅(つつじ)の枝。桜と同じく雪で折れ曲がっていた。家に入れて10日、清潔な緑の蕾が、今は可憐な白い花になった。夜にそこだけ光を当てると賑やかな星空。庭で咲いているより近くだから見える愛らしさ。

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波風的/世界の眺め方2

2025年04月28日 | 日記・エッセイ・コラム

(前回から続く)
とって人に対し心が丸くなり、自然も暮らしも前より身近に感じるのは、自分の内側(心)と外側(環境)を等分に置き少し離れて見られるようになったからだ。ものごとへの反応の速さは変わらないが動作は鈍くなるから、1日でできる家事は昔より難しくなり、それで「老いると時間が早く過ぎる」感覚になる。1日で出来る仕事3つが2つになるから、老人本人は側で見ているより思いのほか忙しく生きている。気難しく気忙しく早口なのは老人の特性で、早く進む時間に振り落とされないよう必死なのだ。
そのうち反応も遅くなるはずで、「なるようにしかならんもんだなあ」と溜息つくがそういう自分を面白がったりする。
周りは他人を気にするほど暇でなく、迷惑をかけずに「自分のやりたいことをやれば世界は面白くなってくる」というのを実感する老後。但し、勇気含めて心を操ることができれば、だけど。

暮らしは、非日常があって日常の有り難さを知る機会が増す。面倒な旅行が嫌い、貧乏育ちにグルメも縁なく、仕事終えたのだから面倒な人間関係も遠ざけたい波風氏。退職後は家事見習いから始めていつかは家事共同者になるんだもん僕、と決意したが未だ未だ道半ば。ママヨさんの偉大さを日々口にしているが反応は冷たい。波風氏の非日常世界に欺し欺し引き込んできたが「それ以上はあなたの領分」と過度な手出しもしない。
本宅から歩いて13歩先の波風食堂は、非日常的妄想の源泉湧き出しセンター。室内や厨房や客席を作り保健所行って「食堂ごっこ遊び」の念を押し、玄関前に畑や庭や煉瓦道を作り、知人友人にウドンを提供し、波風食堂謹製と称して怪しい柿の種や梅ゼリーをせっせと作って食べてもらい、朝に新聞読んだり音楽聴きながら午後の珈琲飲んだりも乙。(長くなりそうなので切るが続くはず)


昨日、今月の『ほんのおつきあい』(読書交流会)。本を読むと涙が出て涙が出ての話に一同驚いていたら、眠たさを我慢して読むからだって(笑) 生死の分かれ目を日常と非日常で体感している探検家・作家の読書記録(書評)を読み始めた。読書が、出会いの対話が、『言葉』が、人生を決定している予感。 

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