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眠れない夜の夢と、おまじない


夢の狭間(はざま)などと記せば、
幻想的で美しくも聞こえるけど。

精神分析学者、ジークムント・フロイト(1856~1939)は、
「夢には、すべて意味がある」と考え、
“夢”を科学的な視点で研究したことでも知られている。

1950年代、睡眠中、およそ90分毎に起きるレム睡眠が発見され、
「夢は私たちの無意識の表れであり、
夢を解釈すれば、患者を理解できる」と考えたフロイトの学説は、
現在では科学的理論として、多くの批判にさらされている。
しかし、睡眠と夢、脳の活動状況などの関連性には、
解明されていないところもあり。
夢や睡眠を学問の対象としたことは大きな功績だとも聞いている。


(これは以前の記事からの画像)

蛇足:
羊が1匹、羊が2匹…というのは、
子供が眠れないときの“おまじない”。
これは、羊(シープ)と眠り(スリープ)との語感が、
似ていることからだと聞く。
古くから、“眠り”が暗示させるものには、「死」や「沈黙」もあり。
“羊”という言葉への“含み”となっているときもある。
この“おまじない”で眠れないのも、仕方がないところかな?


(これは夢かな?)
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