戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

最強の妖精

2014年07月08日 | 想うこと

二周連続で月曜日、映画を観てきました。

『マレフィセント』、です。

月曜日の一回目ですが、開館前に10人ほど並びました。

一番最初だと入ったところ、中学生女子のグループが券売機の前にいて、中体連市大会があったため振り替え休日でしたが、子供たちには適わないやと思ったところ、彼女たちは、『コナン』を見るために並んでいました。

よって、私たち夫婦が一番乗りとなりました。

二十人ほどお客さんは入ったと思います。

二回目も並んでいましたし、間違いなくヒット作です。

さかんに宣伝していますし、『アナと雪の女王』に続きましたから、同じ系統であるため入るのは当然かもしれません。

”救い”も同じですし。

映画は十分楽しめます。

アンジェの一人映画のような気もしますが・・・。

余談ながら、最後の空に上がるシーンは、独白とともに象徴的でありました。

ちなみに、エンディングタイトルが終わるまで席を立ちませんでしたが、ボーナス映像はありませんでした。

予告編では、ゴジラが流れませんでしたから、やはり、ゴジラは上陸しないと思います。

ゴジラこそ、旭座のエンディングに相応しいと個人的には思いますが・・・

 

 

 

 


意味のない応援はない

2014年07月06日 | 想うこと

 

今日、午後から中体連市大会の野球試合を観戦しにいきました。

息子、娘が卒業した中学校が準決勝に残っているのを確認し、午後から決勝戦になるため、応援しに行ったのです。

が、準決勝で負けていたため、着いたのはいいが、終わった後でした。

清見のグランドまで行ったのに、です。

行ったがいいか終わっていたというのは過去何回かありましたので、今回もそうか、と帰ろうとしたところ、同窓生と目が合いました。

軽く挨拶しましたが。

その同窓生は某中学の野球監督でして、かれこれ10年近く同じ学校で生徒たちに野球を教えています。

毎年結果を残していますし、なにより彼の教え子たちが、今年もそうですが、高校野球のレギュラーとして活躍しています。

たいしたものだと頭が下がるしだいです。

うちにしても、考えてしまったのです、べつに応援に行かなくてもいいのに、行かなければならないような気になってしまいます。

清見からの帰り、ビデオ屋さんに寄ったのですが、駐車場が満杯じょうたいで賑わっていました。

妻曰く、「どこも行くところがないのかね~」、と。

言われてみると、うちもそうなのです。

だからか、と。

少しでも有意義なところへ行きたいのかもしれないと。

土曜日、飛騨高山高校野球部の試合が関で行われます。

仕事がありますし忙しいですけれど、なんとか応援に行きたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 


校歌が、聖地に。

2014年07月05日 | 想うこと

長良川球場に、斐太高校の校歌が流れました。

これって、何年ぶりのことなのでしょう。

テレビで、岐阜チャンですが、放映されました。

仕事の合間に、ちらちらと試合を見ながら、終盤では、スマホのワンセグで中継を眺めていました。

全国高校野球岐阜県大会、長良川球場での開幕試合、6-2で勝ち、一回戦突破です。

そして、校歌が流れたのです。

「そ、そーりたーちたーある乗鞍のやーまー・・・」

勇ましいじゃないですか。

長良川で流されるのは、ほんとうに久しぶりなのでは?

勉強不足ですいません。

20年以上前になると思いますが、ベスト4になったとき以来なんてことはないですよね、って、誰に訊いているかですが・・・。

守備は良いですね。

特にショート、2年生ですが、良い内野手の雰囲気があります。

次の試合は大垣商業ですから、たぶん進めないと思いますが、ピッチャーを育てられれば、来年は期待できます。

って、始まったばかりですけれど・・・。

今日は、飛騨勢4チームのうち、3チームが出場しました。

他の2試合は、敗退です。

来週は、飛騨勢本命の、飛騨高山高校が出場します。

 

 


ああ、ネイマール・・・

2014年07月05日 | 想うこと

きつかったね、あの飛び膝蹴りは。

ネイマールの背中にまともに入ったのを目撃しました。

腰上、真ん中に。

ぶつからなければならないにしても、膝を当てる必要があったのかと、シロートながら思ってしまいます。

結果、腰椎の骨折ですと。

せっかくブラジルが勝ったのに、ネイマールのワールドカップは終わりました。

というか、選手生命にも関わるような怪我じゃないですか。

確かに、試合の後半は荒れ模様になりました。

コロンビアのロドリゲスも再三激しいタックルを受けていたから、報復合戦のようになったのかもしれません。

にしも・・・わざとじゃないにしても、かわいそすぎる結果になりました。

試合そのものは、ブラジルの強さが目立ったように見えましたが。

特に前半、コロンビアは再三ピンチを招き、それをキーパーのナイスセーブで防いでいました。

後半になり、ブラジルが2点をまもる態勢になりコロンビアの攻撃が目立ってきましたが、同点にすることはできませんでした。

ネイマールを欠いたブラジル、準決勝でドイツと当たります。

 

 


時代の目撃者

2014年07月04日 | 想うこと

明日早朝に中継される、ブラジル対コロンビア戦を観ようかな、と考えています。

観られたからどうなる、というのもないのですが、これも一つの時代の目撃です。

今大会最大の発見は、コロンビアのロドリゲスを知ったことだ、というはなしが流れましたが、たしかに日本のマスコミには載っていませんでした。

昨日、銀行へ行き待っている間、女性誌を眺めていたのですが、ワールドカップ、イケメン特集があり、知名度の高い選手はほとんど載っていたのですが、コロンビアのロドリゲスは載っていませんでした。

特集の最初に載っていたのは、同じロドリゲスでもポルトガルの方で、こちらは私も知っていました。

コロンビアの方は、しつこいようですが、超イケメンで、しかも若いです。

神がかったボレーシュートで一躍有名になりました。

明日は、同じ年齢のネイマールとの10番対決が楽しみになっています。

その前に闘うのはドイツとフランスですし、今大会も、誰が書いた筋書きでもないのに、ドラマが盛り上がっています。

惜しむらくは、日本が絡んでいないことです。

また恨めしいことを書いてしまったわけですが・・・。

本日のドラゴンズ対ジャイアンツの試合前に、特別セレモニーとして、金田対長嶋の一打席対決がありました。

たまたまテレビをつけたら、ドンピシャでその場面になっていて、全球といって3球でしたが、目撃しました。

金田は、マウンドから3分の一くらい前に立ち投げ、長嶋が左手一本で打ちました。

ワンエンドワンから、ピッチャー返しのゴロです。

大いに盛り上がっているようでしたが・・・

天の邪鬼である私はあえて申しますが、はたして、やらせる意義があったのだろうかと・・・。

何をしてもらいたかったのだろうかと・・・。

初老の私でさえ、金田と長嶋の現役時代の対決なんて観ていません。

伝説になっている二人の対決を、今現在、このような形で再現させるなんて、何がしたかったのでしょう。

観たくもないものをリアルに観させられる今日この頃です。

逆ギレ号泣、と同じに語るのは失礼なことだと承知ですが、子供が見てなんと思うかです。

それにしても、最近は不思議なものを見せられるようになりました。

真夏の雪景色もそうですが、ピョンアンの風景も、日本のテレビで普通に見られています。

 

 

 

 


梅雨末期

2014年07月03日 | 想うこと

長崎のある地方では、一時間に100㎜ちかく降り、50年に一度の豪雨による災害に見舞われているそうです。

この時期よく豪雨による災害が起きますが、それ以上の雨が降っているようです。

思うに、各地で何十年に一度の災害が起きていますけれど、それは今年に限ったことなのか・・・。

昨年からの被害を加えて考えてみると、それは半世紀に一度の災害ではなく、毎年起きる災害になっているのではないのでしょうか。

どちらにせよ、まだまだ豪雨に対して警戒しなければならないようです。

それはそれとして、ニュースなどを見ても、梅雨と同じで晴れやかな気分になれないからかもしれませんが、つい思っていまいます。

もう済んだことだと言い聞かせながらも・・・日本チームの不甲斐なさについ考えが向いてしまうのです。

昨日も、ワールドカップのダイジェストを観ていたのですが・・・10番を着けた選手の素晴らしいこと。

ゲームメーカーですね。

攻めるしても守るにしても。

相手を自分に引きつけるだけ引きつけて、有利な状況を作り出します。

それだから、10番を着けているのでしょう。

まあ、日本人は身体が小さいですから華奢ですから、って、メッシは、170センチないじゃないですか。

ネイマールなんて、日本人選手より細すぎですよ。

それなのに、相手に身体をぶつけられても転ばないし、スライディングで足を払われにきても、サッとかわしていきますよ。

天才だからでしょう・・・いいでしょう。

日本にはいないということですね。

思うに・・・今回の大会を受けて、次回のアジア枠は3になるでしょう。

正確には、3.5枠ですが、3国しか出場できません。

もし中国が本気で育成してきたら、中国が一抜けでしょう。

次ぎにオーストラリアがきて、あとを、サウジアラビア、イラン、北朝鮮が続くのでは。

日本と韓国は選外になります。

でも、その方が協会も真剣になりますし、いいかもしれないって思ってしまうと・・・

8年後はカタールですから、中東諸国が目の色を変えて狙ってくるでしょうし、日本の出番がないじゃないですか。

って、勝手に想像してしまいます。

20年前に戻ってしまうかも・・・。

梅雨のせいです。

マイナスイメージが強くなってしまいます。

 

 


拙者、姓は・・・

2014年07月02日 | 想うこと

『丹下左膳 百万両の壺』、を観てしまいました。

NHKプレミアムで放映されていたのをDVDにおとしてあったのです。

昼間、DVDを整理しているときに見つけまして、最初だけでもと思い観だしたら・・・これが、面白いこと。

途中、お客さんの相手などしながら何度か中断しましたが、観ることを辞められず、最後まで観てしまいました。

分類するなら、ホームコメディーとなるのでしょうか、けっこう笑えますし、何より物語に引きこまれます。

調べてみますと、アメリカ映画に原作があるそうですが、間違っているかもしれませんけれど、話がよくできています。

役者も魅力的ですし、なにより戦前の大スター、大河内伝次郎が素晴らしい。

苦み走った役者さんかと思いしや、ユーモアたっぷりの、ある意味、お茶目な雰囲気さえもっています。

しかし、いったん殺陣になると、その素早いこと。

ひょっとすると、速く見せる撮り方をしているのかもしれませんが、身体の動きがキレキレで剣のさばきも無駄がなく美しい。

しかも丹下左膳ですから、片手だけです。

ですけれど、本作では、殺陣は2シーンしかないのです。

調べてみると、GHQの検閲で削除されたとのこと。

真剣が舞う大殺陣シーン、あるだろうと思われる場面がないのです。

肩すかしを食らった気持ちになりました。

山中貞夫、夭逝してしまった天才監督として名が知られていますが、30本近く創って、3作品しか残っていないというのはあまりにも哀しいことです。

私は、そのうちの2本を観ることができました。

20年前なら、それさえも厳しいことだったと思われます。

現在は、色々な作品がDVD化されますので、一般家庭でも幻の名画が観られるようになり、出会うことができたのです。

観た2本が、あまりに対照的な作品で、どちらも、すごいと唸らされますけれど、創られたのが80年ほど前だというのが、また驚いてしまうことです。

『人情紙風船』を観たときにも思ったのですが、日本映画は、戦前のうちに現在の形ができてしまっていた。

それを受けての、黒澤であり、小津であろうと。

しかしその後から、衰退が始まって現在に至っているのだろうと・・・。

 

 

 

 


ロドリゲス

2014年07月01日 | 想うこと

ワールドカップ、決勝リーグたけなわですが、私個人はだいぶん興味が引いています。

日本が予選で敗退したからですが、今回のワールドカップは、昨年の段階からすごく楽しみにしていました。

半年以上前に、スケジュール帳に予選の日程を書き込み、徐々に期待を膨らませていったのです。

それが、あっという間に終わってしまいました。

しかも、一勝もできずの、惨敗です。

今さら何を言い出すのだ、と呆れられるでしょうが、なぜか今頃になって、沸々と憤りが沸いてきたのです。

敗退が決まった当時は、とても残念でしたが、労う気持ちの方が大きかったです。

それが、いまは、なんじゃあのていたらくは! と愚痴りたい気持ちが大きくなりました。

やはり、責任を取らせなければ。

というのも、後任の監督が、もうすでに決まっているとか。

どういうことや、それは?

まだ4年間の総括ができていないではないですか。

なぜ、こんなに悪くなったのか、その原因を調べもせずに、先へ行けるのでしょうか?

これでは、4年後また同じ轍を踏むことになるのでは。

選手を責める気も監督を責める気もないですが、さっさと幕を引いて、次ぎに期待を持たせるようなやり方は許せないのです。

だいたい、日本チームの世界ランキングは、ここ2年ほど落ち続けてきたではないですか。

48前後だったと思いますが、それなのに、32チームしか出られないワールドカップで良い成績を収められるなど、よく思わせてくれたものです。

史上最強のチームだと、持ち上げまくっていました。

それを信じた私たちがバカなだけでしょうけれど、それにしても、その反省がないまま新たな出発とか言い出すから、面白くないのです。

決勝のダイジェストを観ていても、世界との差は広がるばかりのような気もしますが・・・。

コロンビアのロドリゲス、22歳、日本にほしいですね、ああいう若者。

香川はいらないです。