戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

映画でエエが

2014年07月22日 | 想うこと

風雲急を告げた世界、そんななか、脳天気なことを書いていていいのだろうかと思いつつも、身近なことを記していくのです。

一昨日のことになりましたが、夜、市民参加映画のちょっとした宴会に顔を出しました。

高山市合併10周年記念ということで、新高山市を題材にした短編映画を創るということになり、先の連休に、オーディションならびロケハンが行われました。

私はどちらも参加していないのですが、夜に、監督を囲んで懇親会が開かれるということで、お邪魔かなと思いつつも、出席しました。

宴に入り、参加しているメンバーを確認したところ、かつての演劇仲間が多数いて、映画の話もどこへやら、思い出話に花が咲いてしまいました。

それにより、美味しくお酒をいただくことができ、誘ってくださった方には大変感謝しております。

時間も押し迫ってから、監督と少しお話をする機会に恵まれ、映画についてのことを色々聞かさせてもらいました。

創られる映画は創作話であるのですが、高山市の色々なところを紹介するのが背景になるため、どこをどう採り、または捨てるのかで大変悩むそうです。

それもそのはず、私も強調させてもらいましたが、新高山市は、面積で日本一を誇ります。

東京都と同じ広さを持ちます。

監督もおっしゃっていましたが、ロケハンで回るのは一県回るほどだと。

そのとおりです、岐阜県の半分を回ることになりますから。

その広い高山市の紹介を、30分ほどの物語の中でするわけです。

シナリオは、第一稿はできているということでしたが、ロケハンを終えて後、改稿しなければならないでしょう。

苦労が忍ばれます。

監督に好みの映画を聞いたところ、80年代のアメリカ映画が好きなのだ、と答えられました。

なんと、私も好きでよく観ました。

それで、ウッディーアレン、や、クレイマークレイマーの話を出させて貰ったのですが、監督の狙っている映画が少しだけ垣間見られた気がしました。

好きな監督の名もいわれましたが、残念なことに私の知らない監督で、覚えていませんでした。

それを聞いたときに、なぜか、アランアルダの名が閃き、シャイで不器用なくせに絆を求めようとする、シャレた都会映画がイメージされました。

勝手な妄想ですけれど。

そんな都会派監督が、飛騨の映画を撮るわけです。

極端なものを巧く昇華させた映画になってくれるよう期待します。

・・・て、何か手伝うかもしれませんが。

 

 

 

 

コメント
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