昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

花・・・発見!

2005-04-28 20:52:49 | 日々の雑記
 何故か今日は、何時も車を停めて置く堤防道路の広場が混みあっていた。その上自転車道路上にも多くの歩行者が出ていた。連休に入ったのなら、人出も余り珍しい事ではないが、それは明日からの筈で、少し解せない事であった。しかしこの現象も、日中の気温が13度近くにもなったのだから、当然の事かも知れない。
 車は無理すれば停められない事も無かったが、歩道と車道の区別の無い簡易舗装の道路の事、道路にはみ出た分だけ歩行者の邪魔になり、それが悪戯の引き金とも成りかねないので、此処での駐車は諦めた。

 そこでこの道路の全くの逆方向、自転車道路の基点方向に沿って延びる道路に乗り入れて、路地奥の余り歩行者には邪魔しない道路脇に停めた。
歩き始めて感じた事のだが、これまで歩いていたコース沿いは、住宅街と川のため川風の冷たさや、風向きにより風の強さは直接的である。しかしこのコースの場合は、川からも離れている上に両側は住宅街のため、いわば温室効果が有るようで風は余り感じられなかった。

 歩き始めて間も無く、とある住宅の裏庭に華やかな彩りを眼にした。それが写真の花である。決して眼を引くような大きなもので無くて、むしろ地を這うようにして咲くせいぜい10センチ程の草花である。花の名は判らなかったので、折り良く庭の手入れ中の住人に尋ねたが、毎年咲いて呉れるのだが未だにその名は判らないとの事だった。

 恐らく今冬からこの時期に掛けて、屋内でこそ色々な花・華やかな豪華な花々に接して来たが、こと戸外となるといつも歩いているこの約6キロから成る道路から見られる花は、福寿草以外始めてである。 少し大仰な表現ながら、可憐な花に出会いた喜びをカメラに秘めて収め、足取り軽く歩き続けた。 

 
                             名前の知らない花だったが・・・