昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

「い」と「え」

2004-04-22 21:22:46 | 日々の雑記
 この年齢(71歳)にも成るのに何故か、「い」と「え」の使い分けがどうも苦手である。例えば「お江戸=おえど」を「おいど」とか、「声=こえ」を「こい」更に「病院=びょういん」は「びょうえん」と成る。「恋と声」・「前と舞」・「園と印円」の区別も難しい。
 これを筆記用具で直接文章(漢字)にする場合は何の問題も無いのだが、キーボードを使って、病院又は美容院を打ち出そうとして「びょうえん」と「びようえん」としてしまう。「幼稚園」も「ようちいん・ようちえん」かで一瞬悩んで仕舞う。 一番困るのは会話であって、「びょうえんにえって来るよ」、「孫をようちいんにむかいに行く」、「向うから大きなえぬが来る」など私の会話にはこうした使い分けの間違いが多い。家庭内での会話なら、笑いだけで判って貰えるが、外での会話特に公の場所での発言ではとんだ恥と成るのは必至である。
 正しくは「びょういんにいって来るよ」・「孫をようちえんにむかえに行く」であり「向うから大きないぬが来る」が正しい訳である。時には自分でも訳が判らなくなり、未だに妻や娘に酷い時には孫にまで確かめている始末である。だからと云って東北生まれでも育ちでも無く、れっきとした樺太生まれで自分では立
派な標準語を駆使しているつもりでは居るのでガ・・。