昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

判らない事

2004-04-18 22:15:15 | 日々の雑記
今回のイラクでの拉致人質事件ほど良く判らないものは無いのではないか。幸いその後に起きた二名のフリー記者拉致事件も、ほぼ同時期に解決され無事に帰国出来ることになったのは、とにもかくにも喜ばしい事であり、国中が一応安堵したであろうし、この10日間程の身内関係者の心情を思う時、心からの同情とお喜びを申し上げたい。今回の事件については判らない事が一杯である。先ず判らない事の一つ目は~日本政府が安全だとしている所で何故日本人が拉致されるのか?。二つ目に~イラク人の為に人道支援活動中の日本人がどうして?。三つ目に~同胞イラク人が色々と援助を受けて、生活的にも精神的にも助けられて居る筈だから、感謝するのが筋なのに逆に拉致人質にするとは?。四つ目に~日本政府の対応が今一つ判らない、人道支援活動は人間として善行の筈、それなのにむしろ勝手な行動と彼らを批判こそすれ、国民が納得出来るような対策を果たして講じて居たのかな?。終わりに~宗教者の言動であるが、世界の宗教の事はもとより詳しく判らないが単純な考えながら、宗教というものは全て人間の救済善導に有るべきだと信じているのだが・・拉致・略奪・暴行等の首領とは・・全く判らない?。
 ただ一つはっきりした事は、一人の犠牲者も無く全員の帰国が実現した事である。惨殺された他国の人や、今なお捕らわれの身となっている多くの人達が気の毒でならない。これもみんな誰かの「エゴ」の犠牲なのさ・・。