畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

目処

2015-09-15 18:48:18 | 農作業

9月15日(火)   いちじ 

昨日の乾燥籾を籾摺りする。18俵半。9時半過ぎには、田んぼに向かう。この地区の私の田んぼも、べったりと倒伏し、その上、イボクサなどが覆う状態は、昨日の田んぼと同じ。ただ、少々大きいことと、ぬからないこと、周りはある程度なびく程度のところがあるから、最初は、通常の回り刈ができるから、刈始は楽だ。しかし、倒伏しているところは、一方向刈。刈り終ったらバックで戻り、また刈るという、ロスの多い刈り方でやる。刈り終りは1時を回っていた。もう一枚残っているが、コンバイン3タンク分かったので、昼上がり。

午後は残りを刈る。コンバインのタンク満杯まではなかった。日が高いので、次の箇所、2枚ある最後の箇所の田んぼに機械を移動する。まだ十分時間はあるので、少し刈ることにして、軽トラに乗り換え、一仕事。2枚とも、周囲を二回り刈ったところで、タンクが一杯になる。5時を過ぎたところで、まだ明るいが、強の刈取りは終わりにする。乾燥機には、ある程度の量が入ったほうがよいので、残りは、明日の刈取りとする。

明日の夕方には、また雨の予報。そして、金曜日まで、傘マーク。その前に刈り終る目処がついた。

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再び

2015-09-15 05:38:20 | 農作業

9月14日(月)  ときどき 

頼まれている田んぼに向かう。コンバインはすでに、運んであるから、すぐに始められる。田んぼは3枚、それも点在。非常にやりにくいところだ。まず、一番下から。こちらはとてもぬかるところがある。通常の刈り方ではできない。コンバインは、左回りに作業するような構造だ。常に左側に稲があるように、田んぼの右側を走り刈り取る。逆ができないわけではないが、その場合、刈り残す稲株の根元ぎりぎりにクローラーが通るから、稲株を踏みつけて、次に刈りにくくなる場合がある。

ぬかる個所がある場合は、どのように走れば、なんとか全体を刈り終えるかを考え、変則的な走り方を取る。まず、条件の良い方と、悪いほうの境あたりを突っ切るよう中割をして、二つに分けて、それぞれに通常刈取りをする。稲株の倒伏の場合も、倒伏の方向によっては、刈りにくかったり、刈取りロスが多くなることがある。この場合も、最もロスが少ないように、最初は変則的な刈取りから始める場合がある。

苦労して、なんとか刈り取り、次の田んぼに回る。こちらは大きく、変形だが、長さがある田んぼなので、旋回が少なく済む点ではよいが、全体にぬかるむ。ここも、変則刈で、手間を食う上に、コンバインが沈み、腹を擦り、危うく脱出困難になる寸前。どうにか切り抜ける。

最後の田んぼ。小さい田だが、こちらは、べったり倒れているうえ、イボクサが、倒れた株の上に這うように伸びている。倒伏方向も通常刈ができない方向。苦労して最初は逆刈で反対方向に回り、向きを変える。それからは通常刈をして、刈り終ったら、バックで、刈らずにに戻り、また刈るという方法。無駄走り作業。

胴にかかり終えると、もう薄暗くなりかけ、機械にシートをかけ、圃場を後にするとき、チャイムが、6時を告げた。

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