畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

中断

2015-09-12 18:15:14 | 農作業

9月12日(土)  いちじ 

今日も晴れ渡り、暑い一日。しかし、というわけで、稲刈りは中断。

今年から、タマネギの育苗をトレイを使うことにした。コーティング種子は、稲用の特殊な育苗箱。移住して間もないころは、いろいろと試行があった。そのころ、たしか、共立といったと思うが、成苗二本植えといって、小さなトレイに種籾を播く育苗方があったと思う。その専用の苗箱をいくつか購入して、試したことがあった。その苗箱は、一つで、448穴ある。コート種子はこの穴に一つ一つ種を蒔く。コートしていない普通の種子は、128穴のセルトレイに数粒づつ播く。そして、発芽してある程度生育してから。穴あきマルチを張った畑に移植して植付できるまで育てる、という方法で、苗つくりをしてみることにした。

タマネギの苗は、発芽までと、その後、ある程度大きくなるまでの間に草負けさせないことの二つが大事だ。今年のやり方は、その二点をカバーできるのではないかと思う。育苗培土を作り、トレイに入れる。極早生種のコート種子を5トレイ、2000粒強播き、畑に苗床を作り並べ、不織布をかけておく。

籾殻置き場がいっぱいなので、燻炭づくりも並行しながら、稲刈りの合間の畑仕事でつぶした。

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泥田

2015-09-12 08:03:30 | 農作業

9月11日(金)  いちじ 

ようやく、太陽と再会。まずは、田んぼの状態を見てくる。コンバインを置いてある田んぼは、田続きだから、上の田んぼの水が流れ込む。だから、水が流れているが、どうにかなりそう。シートを外し、機械を陽の光に当てておく。次に予定している田んぼにも行ってみる。こちらも、休耕している上の田んぼから、水が流れ込む。まだ手を付けていないから、周り刈から始めなくてはならないし、形も曲線になっている。苦労しそうだ。予定を変える。条件の悪い時に苦労するより、よいところを刈ってしまおう。周りを刈ってある寺の田んぼを済ますことに変更。

一度家に帰り、少し陽が高くなってから、作業開始。これだけの降雨があったから、当然のことながら、土は柔らかになっていて、直送するだけでも、少し沈むほどの状態。回るところは、土が掘れて、ぐちゃぐちゃになる。なるべく、大回りをして、土の掘れを少なくと作業するが、曲がるところは何度も走るから、機械は泥だらけ。汚い仕事になった仕舞う。

夕方には、次の委託されている地区の田んぼに機械を運ぶ。ここも、基盤整備してなく、暗渠排水はない。その上倒伏。念のためと、自分で交錯している小さな田んぼの刈取りをやってみる。非常にやりにくい。脱穀した籾も濡れているし、泥がついたり、ひどい状態。水が引き、少し乾くまで、延期した方がよさそうだ。しばらくは、降らない予報だし。

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2015-09-12 07:48:14 | 農作業

9月10日(木)  のち 

雨は続き、強く降ることもあったが、午後になると、夕方には、ようやく降り止む。寺の檀家に葬儀があり、通夜に行き、香典を届ける。

やる気のしない日が続くが、ふと、思いつく。タンクの中のモミを籾摺りすれば、次に刈り取った籾は、空いたタンクに入れるだけで済む。すでに、3台のタンクは、満タン近い。今後は、刈取りをしたら、籾摺りをしてから、刈取りを始めることになり、刈取り時間が短くなる。条件が良ければそれでも良いが、この雨で、田んぼの状態は最悪となるだろう。刈取り作業も時間がかかることになる。乾燥機から、タンクに移動するだけなら、短時間で済む。なんでこんなことを、昨日の籾摺りの時、思いつかなかったのか。昨日続けてやっておけば、終わっていたのに。自分の決めた、段取りに縛られ、発想が自由でなかったことを反省。

というわけで、籾摺り作業。乾燥機タンクを空にして、再度張り込む準備に、スクリューコンベアを据え付ける。

夕方には雨もやみ、明日からはようやく、長い大雨から、解放されそうだ。

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