畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

籾殻

2015-09-20 06:22:45 | 農作業

9月19日(土)   ときどき 

長雨は、夜中まで続いたようだが、強は晴れ。土は、大雨を受け、飽和状態に湿っている。こんな時は、草刈りぐらいしかできない。

ぴったりに、強は地区の共同作業。祭礼前に付き、道路中心の草刈り。久しぶりの晴天で、しかも、ちょっと蒸し暑く、汗が目に染みる。午後は、堰の土手の草刈りもあり、解放されるのは、3時少し前。

一休みした後、満杯になっている籾殻を片付ける。籾殻袋に詰め、置き場もないから、家の前の庭にパレットを並べ、そちらに運び積むことにした。20袋ほど片づけて、籾摺り再開をスタンバイ。


日記

2015-09-18 18:28:13 | 農作業

9月18日(金)   いちじ 

午前中は大雨。午後は小降りになるが、降ったりやんだりは、暗くなってもまだ続いている。

午前中は、まとめて新聞を読んだり、インターネットで、調べ物をしたりで過ぎた。

午後は、ハウス内。種蒔用の畝を作り、シュンギク、ホウレンソウの種蒔。不織布をべた掛け。発芽を速め、揃えようと、太陽シートをかけておく。


日記

2015-09-17 17:56:06 | 農作業

9月17日(木) 

強弱を繰り返しながら、一日降り続く。

作業場内の片づけ。モミ運搬タンクを掃除して、格納。モミの搬送用のバネコンベア、スクリューコンベアも掃除した収納。乾燥機内のモミは、貯蔵タンクが満杯なので、籾摺りすることになるが、籾殻置き場もいっぱいなので、籾殻をある程度片づけてからの籾摺りとなる。知人から、籾摺りを頼まれているので、急がなければならないが、刈上げ後の初日は、作業場の片づけと、掃除でおしまいにしてしまった。


刈上

2015-09-16 17:58:06 | 農作業

9月16日(水)   のち 

乾燥機のモミを、貯蔵タンクに移動する。乾燥機利用のタンクはすぐに満杯となる。既存のコンパネつくりのタンクもかなり入っているので、入り切るか心配しながら、張り込む。案の定、摺り切り満杯を過ぎても、乾燥機は空にならない。真ん中を山のようにして、やっとのことで、乾燥機が空になる。この状態だと蓋はできないので、シートをかけておくしかないだろう。

最後の圃場に向かう。昨日、回り刈をしてあるので、刈取り速度を上げてできるから、仕事は早い。1時間少し、10時過ぎには刈り終える。ちょうど、コンバインタンクに3杯。乾燥機に張り込み、機械を引き上げてくる。コンバインは、格納庫に入れられないから、格納庫の前のコンクリートの三和土の上に、シートをかぶせておいておく。軽トラのモミ運搬タンクもおろす。昼前にすべて完了。

ごご、ポツポツとし始める。濡れるほどではないが、落ちてくる雨を見て、終わったことを、よかったと、改めて思う。

籾殻置き場が一杯で、このままでは籾摺りできないので、籾殻を入れる袋を買いに、ホームセンターに行く。シートなども、購入してくる。空きの空気に変わると、米の水分もぐんと少なくなっている。乾燥時間も短くて済む。当然、灯油の使用量も少ない。今日の乾燥機は、夕方には、乾燥を仕上げてくれた。明日、明後日の雨の間に、秋作業をすべて終わることができそうだ。

今この時間、雨が本降りになりかけている。雨に振り回された、今年の稲刈り、今日は刈上げ。


目処

2015-09-15 18:48:18 | 農作業

9月15日(火)   いちじ 

昨日の乾燥籾を籾摺りする。18俵半。9時半過ぎには、田んぼに向かう。この地区の私の田んぼも、べったりと倒伏し、その上、イボクサなどが覆う状態は、昨日の田んぼと同じ。ただ、少々大きいことと、ぬからないこと、周りはある程度なびく程度のところがあるから、最初は、通常の回り刈ができるから、刈始は楽だ。しかし、倒伏しているところは、一方向刈。刈り終ったらバックで戻り、また刈るという、ロスの多い刈り方でやる。刈り終りは1時を回っていた。もう一枚残っているが、コンバイン3タンク分かったので、昼上がり。

午後は残りを刈る。コンバインのタンク満杯まではなかった。日が高いので、次の箇所、2枚ある最後の箇所の田んぼに機械を移動する。まだ十分時間はあるので、少し刈ることにして、軽トラに乗り換え、一仕事。2枚とも、周囲を二回り刈ったところで、タンクが一杯になる。5時を過ぎたところで、まだ明るいが、強の刈取りは終わりにする。乾燥機には、ある程度の量が入ったほうがよいので、残りは、明日の刈取りとする。

明日の夕方には、また雨の予報。そして、金曜日まで、傘マーク。その前に刈り終る目処がついた。


再び

2015-09-15 05:38:20 | 農作業

9月14日(月)  ときどき 

頼まれている田んぼに向かう。コンバインはすでに、運んであるから、すぐに始められる。田んぼは3枚、それも点在。非常にやりにくいところだ。まず、一番下から。こちらはとてもぬかるところがある。通常の刈り方ではできない。コンバインは、左回りに作業するような構造だ。常に左側に稲があるように、田んぼの右側を走り刈り取る。逆ができないわけではないが、その場合、刈り残す稲株の根元ぎりぎりにクローラーが通るから、稲株を踏みつけて、次に刈りにくくなる場合がある。

ぬかる個所がある場合は、どのように走れば、なんとか全体を刈り終えるかを考え、変則的な走り方を取る。まず、条件の良い方と、悪いほうの境あたりを突っ切るよう中割をして、二つに分けて、それぞれに通常刈取りをする。稲株の倒伏の場合も、倒伏の方向によっては、刈りにくかったり、刈取りロスが多くなることがある。この場合も、最もロスが少ないように、最初は変則的な刈取りから始める場合がある。

苦労して、なんとか刈り取り、次の田んぼに回る。こちらは大きく、変形だが、長さがある田んぼなので、旋回が少なく済む点ではよいが、全体にぬかるむ。ここも、変則刈で、手間を食う上に、コンバインが沈み、腹を擦り、危うく脱出困難になる寸前。どうにか切り抜ける。

最後の田んぼ。小さい田だが、こちらは、べったり倒れているうえ、イボクサが、倒れた株の上に這うように伸びている。倒伏方向も通常刈ができない方向。苦労して最初は逆刈で反対方向に回り、向きを変える。それからは通常刈をして、刈り終ったら、バックで、刈らずにに戻り、また刈るという方法。無駄走り作業。

胴にかかり終えると、もう薄暗くなりかけ、機械にシートをかけ、圃場を後にするとき、チャイムが、6時を告げた。


2015-09-13 17:51:29 | 農作業

9月13日(日)   いちじ 

午前中こそ、少し陽が差すが、午後は完全な曇り空。ときどき、雨もパラパラする。中断二日目。

午前中は、トラクターで、花畑と、秀畑の耕起。

午後は、なにやかやと。特養に書類に署名するためによる。刈取り前の田んぼで、一か所、草の生えている農道を降りるところがある。両側が谷になっている。稲刈り前の草刈りはやったのだが、この間の多雨で、草が伸びている。軽トラを脱輪させると困ると思い、モアで草刈りをして、きれいにしてくる。ハウス内の耕起。

委託された田んぼも見てくる。ちゃんと乾いてはいないし、水の溜まっているところもあるが、水手に流れる水はなくなった。田面も水分を含み、ぐちゃぐちゃしそうだが、これから先、完璧に乾く見込みもない。だましだましコンバインを走らせながら、刈り取るしかなさそうだ。最悪の状態は過ぎたようで、明日から、再開することにしよう。

 


中断

2015-09-12 18:15:14 | 農作業

9月12日(土)  いちじ 

今日も晴れ渡り、暑い一日。しかし、というわけで、稲刈りは中断。

今年から、タマネギの育苗をトレイを使うことにした。コーティング種子は、稲用の特殊な育苗箱。移住して間もないころは、いろいろと試行があった。そのころ、たしか、共立といったと思うが、成苗二本植えといって、小さなトレイに種籾を播く育苗方があったと思う。その専用の苗箱をいくつか購入して、試したことがあった。その苗箱は、一つで、448穴ある。コート種子はこの穴に一つ一つ種を蒔く。コートしていない普通の種子は、128穴のセルトレイに数粒づつ播く。そして、発芽してある程度生育してから。穴あきマルチを張った畑に移植して植付できるまで育てる、という方法で、苗つくりをしてみることにした。

タマネギの苗は、発芽までと、その後、ある程度大きくなるまでの間に草負けさせないことの二つが大事だ。今年のやり方は、その二点をカバーできるのではないかと思う。育苗培土を作り、トレイに入れる。極早生種のコート種子を5トレイ、2000粒強播き、畑に苗床を作り並べ、不織布をかけておく。

籾殻置き場がいっぱいなので、燻炭づくりも並行しながら、稲刈りの合間の畑仕事でつぶした。


泥田

2015-09-12 08:03:30 | 農作業

9月11日(金)  いちじ 

ようやく、太陽と再会。まずは、田んぼの状態を見てくる。コンバインを置いてある田んぼは、田続きだから、上の田んぼの水が流れ込む。だから、水が流れているが、どうにかなりそう。シートを外し、機械を陽の光に当てておく。次に予定している田んぼにも行ってみる。こちらも、休耕している上の田んぼから、水が流れ込む。まだ手を付けていないから、周り刈から始めなくてはならないし、形も曲線になっている。苦労しそうだ。予定を変える。条件の悪い時に苦労するより、よいところを刈ってしまおう。周りを刈ってある寺の田んぼを済ますことに変更。

一度家に帰り、少し陽が高くなってから、作業開始。これだけの降雨があったから、当然のことながら、土は柔らかになっていて、直送するだけでも、少し沈むほどの状態。回るところは、土が掘れて、ぐちゃぐちゃになる。なるべく、大回りをして、土の掘れを少なくと作業するが、曲がるところは何度も走るから、機械は泥だらけ。汚い仕事になった仕舞う。

夕方には、次の委託されている地区の田んぼに機械を運ぶ。ここも、基盤整備してなく、暗渠排水はない。その上倒伏。念のためと、自分で交錯している小さな田んぼの刈取りをやってみる。非常にやりにくい。脱穀した籾も濡れているし、泥がついたり、ひどい状態。水が引き、少し乾くまで、延期した方がよさそうだ。しばらくは、降らない予報だし。


2015-09-12 07:48:14 | 農作業

9月10日(木)  のち 

雨は続き、強く降ることもあったが、午後になると、夕方には、ようやく降り止む。寺の檀家に葬儀があり、通夜に行き、香典を届ける。

やる気のしない日が続くが、ふと、思いつく。タンクの中のモミを籾摺りすれば、次に刈り取った籾は、空いたタンクに入れるだけで済む。すでに、3台のタンクは、満タン近い。今後は、刈取りをしたら、籾摺りをしてから、刈取りを始めることになり、刈取り時間が短くなる。条件が良ければそれでも良いが、この雨で、田んぼの状態は最悪となるだろう。刈取り作業も時間がかかることになる。乾燥機から、タンクに移動するだけなら、短時間で済む。なんでこんなことを、昨日の籾摺りの時、思いつかなかったのか。昨日続けてやっておけば、終わっていたのに。自分の決めた、段取りに縛られ、発想が自由でなかったことを反省。

というわけで、籾摺り作業。乾燥機タンクを空にして、再度張り込む準備に、スクリューコンベアを据え付ける。

夕方には雨もやみ、明日からはようやく、長い大雨から、解放されそうだ。