畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

肩透かし

2014-07-11 18:53:45 | 農作業

7月11日(金)  いちじ 

静かだ。弱い雨だれの音くらいしか聞こえない。まだ暗い。3時少し回ったころだ。台風の最接近は、そろそろのはずなのに。などと思いながら、うとうとしている。ときどき目覚め、耳をそばだてるが、何も聞こえない。明るくなり始めるが、変わりはない。5時過ぎ、起床し、外に出てみる。静かな、いつもの朝だ。空はどんより曇ってはいるが、雨は降っていない。夜の間も、大した降りではなかったようだ。水たまりは小さい。

台風は、富津に上陸し、房総半島を横断し海上に抜けたというが、ここでは、何もなかった。風もないし、雨もない。肩透かしを食った感じ。あの大騒ぎはなんだったのだろう。市内の学校も、始業時間を遅らすと、昨日の会で、報告があったのに。

8時を回ると、青空に、真夏の太陽が顔を出し、一気に夏になってしまう。

大豆育苗準備。培土つくり、土入れ、播種。5トレイ。田んぼ草刈り、モア。一気に真夏になった感じで、午前も午後も、水をかぶった用の汗の作業だった。


台風

2014-07-11 18:23:56 | 農作業

7月10日(木)   

朝のうち弱い雨が降るが、その後は曇り空。今回も、弱い霧雨ぐらいはあるが、雨量はほとんどない。

午前中は、家の周りの草刈り。ようやく、終わらすことができ、お盆を迎えられる。

午後は、市の行事。各地区の担当者、区長等に対しての、市政説明会。100名ほどの参加者を前に、市長が、市政の方針や予算措置を説明する。2時間ほどで終わりかえってくる。

今夜からの台風に備え、ハウスや、家周りの風、雨対策をしておく。被害がないように、でも、ある程度は、雨もほしい。早めに家に入り、予報を確認しておく。

 


レンチャン

2014-07-09 18:27:22 | 農作業

7月9日(水) 

昨日に続き、たっぷり草刈り。7月も中旬になる。お盆も近いし、梅雨明けも来るだろう。お盆前に草刈りを終わらせなければならない。このあたりでは、そういわれている。お盆には、きれいにして迎えるということもそうだろうが、それ以上に放っておくと、より大変になるからだと思う。今でも、十分大変なのだが。

午前中は、家の周り。昨日とは打って変わり、どんよりとした曇り空。雨というには細かすぎる霧が降る中での作業。汗もかくが、肌やシャツに降り注ぐ霧の水分が、いくらかは楽に感じさせてくれる。昼まで、頑張るが、あと本日くらいの作業が残る。

午後は、モア出の田んぼの草刈り。今日は、二か所を終わらせ、早めに引き上げ、ハウス内の葉物などの水掛け。


草刈り

2014-07-09 18:02:21 | 農作業

7月8日(火)  いちじ 

梅雨の合間の晴天。よく晴れる。

午前中は、家の周りの草刈り。鶏舎周り、西のつぶれたままのハウス周りなど。今年になってから初めての草刈りとあって、セイタカアワダチソウが、2m.を超えている。そろそろ、時期的に、ハチの巣に気を付けないと、思いがけなく、チクッとやられることがある。集中して、注意しての作業。しかし、ハチの巣は一つもなかった。例年なら、2~3個はあってもおかしくないのに。どうしてだろう。ほったらかしの、西の畑は、つる草が繁茂し、草や植木に絡みつき、作業の邪魔をする。刈払機を立てに横に薙ぎ払いながら、悪戦苦闘。昼まで、びっしょりになっての戦いも、完了せずに、一時休戦。

午後は、田んぼの草刈り。モアを走らせ、四か所終わらせる。


雨仕事

2014-07-07 18:21:38 | 農作業

7月7日(月)   のち 

午前中は、雪害ハウスの件。契約書が必要との農産課から連絡があったので、園芸店との打ち合わせ。契約書を作成してもらい、市役所に行き、提出する。

午後は、書類つくり。プリンターを買い替えたのだが、そのせいで、郵便振替用紙への印刷がうまくできなくなった。プリンターを使う前は、ゴム印を押していたが、プリントしてしまうと、ゴム印は使えなくなってしまう。新たに原稿を作り、パソコンから、印刷できるようにする。エクセルを使いセルのサイズ変更を繰り返し、振替用紙の記入欄をつくり、印刷できるようにする。テスト印刷を繰り返すなど、時間をかける。

草刈り作業の報告用の写真書類の作成も済ませた。

雨天、曇天を良いことに一日机上の作業。


ノンベイ

2014-07-06 18:24:47 | 暮らし

7月6日(日)   ときどき 

共同作業。草刈り。一月しか経過していないので、草はそれほど伸びていない。早めに終わる。が、その後、慰労会。11時ころから、ビール。結局、一日作業と同じこと、家に帰って一休みが、暗くなるまで、休んでしまう。ようやく、目覚めて、風呂釜に火をくべたところ。

ノンベイの一日は、なんとも、短いこと。


サツマイモ

2014-07-05 18:36:50 | 農作業

7月5日(土)  

雨の予報だが、ほとんど降らない。ときどき、シワーとはしたが。雨雲は、東に来るに従い、弱まり消えるパターン。

午前中は、サツマイモの苗取りをして、花畑に植え付ける。マルチを張ってあるが、植え穴をあけておいたので、先日の雨がしみ込み、乾いてはいないので、根づくだろう。苗を、細い竹の棒で、植え穴に差し込んで植え付ける。仮植しておいた苗も、掘り上げ、同じように植え付ける。こちらは、もう発根しているから、根づきも早いだろう。畝が余ったので、まだ苗が販売中ならと、2~3店回ってみたが、もうなかった。注文すれば取り寄せるという話もあったが、技に取り寄せてまではと、断る。もう一回、苗が伸びたら、植え付けてみようと思う。

午後雑用を済ませて、家の周りの草刈り。一時間ほどやるが、4時過ぎころになると、小雨が、結構濡れるほどになったので、切り上げて、家に入る。その雨は、すぐに上がってしまうが、草刈りの再開はせず仕舞い。


一回り

2014-07-04 18:32:50 | 農作業

7月4日(金)  

大雨ではなかったが、一定程度は、溜まる雨だった。その雨は、朝には上がり、午前中は時々、霧雨。薄日もさすことはあったが、午後も、少し肌に水分を感じるほどのこともあった。午前中は、雨の予定だったので、マヨネーズを作ったり、だらだら過ごす。午後は、大土手の田んぼ。最後に残っていた背丈以上のヨシやセイタカアワダチソウを、刈りはらう。これで、田植え以降の草刈りをようやく終わらすことができた。

すでに、二回目の草刈りを済ませたところもあるが、急いで、二回目の草刈りをしないと、またも、延ばしすぎにしてしまいそうだ。


雨待

2014-07-03 18:17:09 | 農作業

7月3日(木) 

薄日もあったが、曇り空。蒸し暑いが、炎天下より作業は楽だ。

花畑にサツマイモ用のマルチを張る。大幅に遅れてはいるが、仮植してあるから、少しは追いつくだろう。今夜からの雨を少しでも、畝の中にしみこませようと、植え付ける穴をあけておく。

大土手の草燃も、雨の前に終わらせることができた。雨が降ったりしたこともあり、重なっている下のほうは湿っている部分もあるが、よく燃えた。燃え残りがあるにしても、ヨシやセイタカアワダチソウの長いままの茎が、どさっと重なっているのに比べれば、次の作業への影響ははるかに小さい。

5時近く、家に向かって走っているフロントガラスに、小さな雨粒がぽつぽつと落ちてき始めた。まとまった雨との予報だが、本当に、少しまとまって降ってほしい。


半夏生

2014-07-02 19:21:05 | 農作業

7月2日(水)  いちじ 

連れ合いの定期検診の予約日なので、午前中は、出荷作業。品数は少ないが、初物の枝豆が加わった。こちらは、調整に時間がかかる。かさばるものだから、豆をとって、発送するようにしている。品数の少ない時は、運賃の比率が高くなるので、気が引ける。極力箱サイズを小さくするようにと思うが野菜は、金額の割にかさばるから、この時期、苦労する。

午後は花畑。収穫後の畑の耕起。キョン対策のため、防獣ネットで囲ってあるから、トラクターの方向転換の時、ネットに引っかけないよう、スピードを落としたり、バックギアを使ったり、気も使うし、時間も使う。夏草も、しっかり育っているので、回転を挙げての二度目の耕起もし、たっぷり半日仕事だった。

昨日のこと。新聞を開き、なんとなく折り込みチラシに目をやると、「蛸を食べよう」と、目に飛び込んできた。スーパーのチラシである。かつて、二十四節季、六十二候について調べた時に、六十二候の一つに「半夏生」があった。夏至の節季の中の三候の最後の候。暦の意味で、このころまでに稲の植付けなど、作付けを済ませる。暑い夏になると、作物の植え付け、種蒔ができないから、このころまでに済ませ、梅雨の最後の雨で根付かせ、生育盛んな夏を迎えるようにとの農事歴だろう。そして、忙しい植付後の一時をむかえる。この日には、地方により、うどんとか鯖とか蛸をたべる風習があるという。蛸は、関西地方にある風習だとの記録を読んだ。

その蛸を、関東地方でも、半夏生用の蛸と、スーパーが宣伝している。

節分の「恵方巻」のように、商魂が、全国的な風習にしてゆくのだろうか。