畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

役員管理

2014-07-28 19:23:10 | 農作業

7月28日(月)  のち 

期待の雨は、一滴も来なかった。大豆に水をかけておいてよかった。朝起きての、一番の感想だ。

ショートステイ先の母に会ってから、帰るという、弟に分かれて、出かける。田んぼの水を入れてから、花畑へ。草刈り、マルチ撤去、刈り草焼却。作業をしていると、携帯に呼び出される。秀地区の改良区の役員からだった。田んぼに水を入れてきたのだが、昨日、臨時総会を開き、用水の使用を、役員管理とすることになったという連絡だ。知らずにバルブを開けてきたが、今後は、役員の管理で、用水を使うということだった。

堰の水と、川の水を使用している。堰に水があるときは、自由に使用するが、堰の水が少なくなったり、無くなった場合は、川からポンプアップをして利用する。この状態になると、役員管理となり、役員に水を入れてくれるように頼むことになる。毎年とは限らないが、数年に一度くらいは、こうした状態になる。今年も、当地では、降水量が少ない状態なのだろう。

午後は、大豆植付、水掛け。これで、一作業は終わる。水掛けもよほどのことがない限り、最後だろう。大豆に関しては、この先、部分的に枯れてしまっても、しょうがないということ。


穂波

2014-07-28 19:07:02 | 農作業

7月27日(日)   いちじ 

朝のうちは曇りがちだが、だんだんと真夏の空となり、暑い。予報では、寒冷前線の通過で、夕方から夜には、一時雨。一雨ほしいので、期待したいが、こうした雨雲は、東京湾を通り弱まり、内房では降っても、外房まで、雨を連れて来てはくれないことが多い。だから、大豆の植え付けには、500Lのタンクを用意して、水掛けもしてくる。

午後からは、風が強まる。大豆の水掛けの時に、水が飛び散るほどに、吹いたりもした。一面の田んぼは、緑色から、黄緑色に変わっている。ほとんどの田んぼが、穂が出ている。早稲の田んぼは、もう穂が垂れている。コシヒカリの田んぼも、早いところは、穂が垂れ始めたし、出たばかりの穂は、まっすぐ立って、花を咲かせているところもある。そうした田んぼに、風が吹き渡る。強い風なので、稲は右に左に揺さぶられ、稲穂が、波打っている。ずっと見渡すと、一面の田んぼが波打ち、わさわさとひいたり寄せたり。黄緑色の波も一色ではない。ところどころ、もう黄金色に近い黄色の波から、緑に近いところまで。点々と、黄金色に近い田んぼは、早稲の品種だ。月が替わり、中旬ころになると、収穫となるだろう。

午前中は、鶏舎。午後は大豆植付。